転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



夕方、佐伯区から官舎に戻ってきた。

日曜日の朝、舅宅で目覚めた私は完全に咽頭炎になっていて、
つまり、風邪をひいていた(T.T)。
娘が先日から鼻風邪でグスグス言っていたので、
それを貰ってしまったらしかった。
幸い、熱も無く関節痛も無く、寝込むような風邪ではなかったが、
しかし、この程度の風邪でも姑にうつしたら大変だ、と思い、
姑の部屋に行くときはマスクをして、
できるだけ、接近し過ぎないように気をつけた。

「まー、あんたー、その顔、どしたんね?」
と姑は私のマスクを見てウケてくれた(^^ゞ。

私が姑の部屋になるべく近づかないように気をつけると、
姑への働きかけをする人間が居なくなってしまうので
姑は日曜日、食事時間以外はほぼ一日、ベッドに寝て、
壁のほうをむいて独り言を言っていた。
それはそれで不思議に生き生きした語らい(?)ではあったが、
せっかく家に帰ってきているのに、それじゃいかんだろう、
と私のほうが気になってしまい、
ときどきドア越しに声をかけたが、
姑は部屋の外から声がすると来客だと思うらしく、
「は~い♪ちょっと待ってねえ♪」
と私の話とは全然関係ない返答しかしてくれなかった(^_^;。

三泊四日の外泊中、家族だけでは不安で、
ヘルパーさんをお願いしてあったので、
風邪っ引きの私が四六時中、姑のそばにいなくても、
姑の生活介助がなんとかなったのは本当に助かった。
舅がいた頃から来て下さっているヘルパーさんがたなので、
姑の性格も状態もよくのみこんで、至れり尽くせりにして下さった。

昨夜、あとは寝るだけ、というところまで支度をして下さり、
ヘルパーさんは帰り際、姑のベッドを覗き込んで、
「それでは、帰りますね。どうもありがとうございました」
と仰った。姑はにっこりと笑い、
「どういたしまして」
と答えた。

うーん(^_^;。
日本語のニュアンスを考えると、それは、どうかな。
応答としての姑の言い方は、一応合っているのだが、
ヘルパーさんが仰っていたのは、
『ご利用下さいましてありがとうございました』
という意味合いだろう。立場上、業者さんなわけだから。
それに対して、介助をして貰った側の姑の返事は、
『どういたしまして』じゃないだろう(^^ゞ。
しっかりしていた頃の姑なら、きっと、
『本当にお世話になりました。ありがとうございました』
と答えただろうな。
勿論、今はその台詞を私が言ったのだけど・・・。

ということで、姑は午後、元気よく、施設に戻った。
特養職員の方がご厚意で車で迎えに来て下さったので助かった。
本当に、皆様のお陰です。ありがとうございました<(_ _)>。

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