転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 

父娘  


「おかーさんっ、おかーさんっ、見てっ」
と娘は、塾から帰って来るなりリュックを開け始めた。

なんだ、なんだ!?塾でなんか貰ったのか?
娘の顔は光り輝いていた。よほど嬉しいことがあったらしい。
ももも、もしかして、テストで100点取ったとか、か!?

「見て、これっ。みみちゃん、取れたの!!」
得意満面で娘がペンケースから取り出したのは、
見事な、耳垢だった(--#)。

あんたの、おとーさんは、そういえば、いつだったか、
「証拠調べの最中に落ちてきて、感動したんだよ~」
と言って、巨大な、フケ子
そっと連れて帰って来たことが、あったよな(--#)。

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姑のための介護ベッドを購入し、
佐伯区の家のほうに搬入して貰った。

完全に在宅でやっていたときは、ベッドも介護保険のほうから
カタログで選んでレンタルしていたのだが、
特養に入所して以来、自宅での介護はすべて自費扱いになり、
レンタルベッドが月に二万円という設定になってしまった。
しかもレンタル料は月単位なので、年末年始の四泊五日で二万円、
二月に外泊すれば、二泊三日程度でも、これまた二万円、
というふうに加算されていくことになり、
先々のことを考えると、これではあまりに無駄使いになると考えて、
この際、購入することにしたのだ。

介護ベッドは、本来的な家具としてのベッドより勿論高い。
普通に新品のものを店頭で購入すると、十万、二十万という値段だ。
かと言って、組み立てやメンテナンスなどの問題もあるので、
ネットに出ている県外の安い業者さんから買う決心もつきかねた。
それで、困ったときのケアマネさんに電話で相談してみたら、
『レンタル落ちのベッドを安く販売してくれる会社がある』という。
ケアマネさんも、わりと最近、この会社を偶然に知ったので、
実際の製品がどの程度かはわからないけれど、と仰っていたのだが、
渡りに船という気がしたので、早速に話をつけて貰った。

なるほど、良心的な製品で、値段にも不満はなかったので即決した。
3モーターの91センチ幅で、柵四つとマットレス込みで6万円。
新品ではないが、きちんと清掃・消毒されており、
購入時動作確認ののち、三ヶ月は保証がついている。
搬入・組み立ては当然のこととして、その後のメンテも来てくれる。

支払いは、現金でとあらかじめ聞いていたので、
用意して行き、その場で払った。
担当の若い女性が、受け取りを書き、
それから、恥ずかしそうに私を見て、ほほえんで、言った。

なめても、いいですか

彼女の手には、収入印紙が、あった(爆)。

ともあれ、大きな買い物だったが、お買い得だったのではないだろうか。
今までレンタルしていたものより、ひとまわり大きいベッドだし、
3モーターだけあって、足部だけの上げ下げもでき、
姑にとっても、少しは楽なのではないかと思う。
それに、体圧分散効果の優れたマットレスも購入したので、
褥創予防にも良いはずだ。
試しに寝ころんで、手元のリモコンで上げ下げしてみた。
堅すぎず、軟らかすぎず、なるほど寝心地はとても良かった。
が、リモコン操作で徐々に上体を起こすときというのは、
結構、腹圧がかかるものだなと改めて思った。

ばーちゃんは、なんともなさそうに、にこにこしているが、
あれは、我慢してくれているのか、
それとも、本当に、全くなんともないのだろうか(^_^;。

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