主人と娘は、毎週ふたりして「少年サンデー」を買って読むのだが、
先日、掃除していたら、なぜか「少年ジャンプ」が何冊も出てきた。
で、これはなんだと尋ねたら、主人が同僚から貰ったものだという。
いいトシしたオジサンが職場で漫画の貸し借りか(--#)、
と思ったのだが、なんとなく私も、ふと開いて読んでみた。
ら、・・・・・・・・・・・!!!!
な、なんですか、この「テニスの王子様」とかいう漫画は。
一コマ目、観衆が「な 何だ あの打ち方は!?」と総立ち、
ボールはギュォオオと弧を描いて飛び、
プレイヤーは、伊賀のカバ丸の「カニ走り」さながらのポーズ。
「海賊の角笛(バイキングホーン)!!」
と、「甲斐」選手がルビ入りで怒鳴りつつ披露する技は、
ぎりぎりのタイミングまで打たずにボールをできるだけ引きつけ、
その間に相手の動きを読んで、正反対の方向に打ち返す、
という仕組みらしいのだが、いや~、これって、
「キャプテン翼」とか「アタックNo.1」的に無理矢理な説明だな?
だがこの程度で驚いてはいけなかった。
進退窮まった「英二」選手が編み出したのは、なんと、
「ひとりダブルス」。
試合中に分身の術を使ったのか増殖したのか、
サーブをする本人とは別に、同じ人間が前衛にもうひとり居る。
「会場にいる誰もが目を疑う」
と書いてあるが、そりゃ私でも目を疑うってば。
砂埃を蹴り上げて相手に錯覚を起こさせる話とはレベルが違うぞ!?
っていうか審判は何も言わないのか。
シングルスなのに突然ふたりでプレイし始めたのなら違反だろうし、
そうではなく、前衛にいるのも飽くまで本人と主張するのなら、
サーブ前に本人がラインを越えてネット際まで既に来てるってのは、
どう考えても「フォルト」だろうし。
「これって、グランドスラム目指している筈が、
なぜか敵を求めてアフリカに行っちゃうとかいう話?」
(↑「アストロ球団」準拠)、と尋ねてみたのだが、
娘によれば、テニプリは真面目に人気があるのだそうだ。
キャラが格好いい、ということで。
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