本日午前、刑事法(性犯罪関係)部会としての審議は終了したそうです。
今後,部会としての結論を法制審議会総会に報告し,総会においての審議が行われた上で,総会において答申がなされるという手続きになるとのこと。
本日の審議に合わせて、RC-NETでは以下の書面を審議会に提出し、委員・幹事の皆様に配布いただきました。
(これまでの議論についての議事録は法務省HPで確認いただけます)
本日午前、刑事法(性犯罪関係)部会としての審議は終了したそうです。
今後,部会としての結論を法制審議会総会に報告し,総会においての審議が行われた上で,総会において答申がなされるという手続きになるとのこと。
本日の審議に合わせて、RC-NETでは以下の書面を審議会に提出し、委員・幹事の皆様に配布いただきました。
(これまでの議論についての議事録は法務省HPで確認いただけます)
今日、法務省の性犯罪に関する第7回法制審議会が開催予定。
そしてその、今回の審議会で、答申が出される可能性があるということを聞きました(出ないかもしれないけど。分からないけど)。
今月入ってからというもの、スマホには議事録のPDFをダウンロードして、じっくりしっかり、寝ても覚めても読んでいた(長いし、言葉が難しくて…)。
審議会の中では、岡山大学からの提供資料として、性別適合手術に於ける造膣及び男性器の形成に関しての審議などもあったり、
小西聖子氏から、性の多様性についての言及もあり、
今回の改正は、明確に性的マイノリティと言われる人たちのことも念頭においた上でのものになるわけです。
オーラルセックスや手指器物挿入を強姦に含めるかという議論の中で印象的だったのは「膣性交につきましては,妊娠の危険性がある等の生殖行為としてのシンボリックな意味が認められますが、それのみによって,これを別個に扱うことには合理性がないように思います。」という橋爪幹事の発言と、
「もちろん身体的な物理的な危険というこ ともあるのですけれども,それとともに,その人のセクシャリティーとか性的自己決定権とか性的自尊感に対する侵害というのが保護法益に含まれているわけですので」という角田委員の発言に関しては、
実に心強い気持ちになりました。
答申が出次第、これまでの議事の中のものを含めて、RC-NETなりに改正のポイントについてをまとめて行ければと思うのですが、
なんせ、出てる資料少なすぎるなぁ(いや、多いけど、少ない)。
とりあえず、議事録はほんと、もっとはやくアップしてもらえたらな…。
なんとか、最後の審議会向けにRC-NETとしての法制審議会への「最後のお願い」を法務省に送ったので、
今からやっと寝ようと思っていますが、緊張して寝れない気がする。
(岡田)