
□『Interstellar』 (2024 IMAX Exclusive Theater Release)

建築家のLouis Kahnは、『物質は燃え尽きた光』と語った。不可逆な現世は可逆な高位次元の残す塵の跡であり、人の感情とは、それらの構造の落とす影なのかもしれない。共時性、誰かの想いと想いが結びつくのが『今ここ』である必要はない

それでも尚、破壊されたエンデュランス号とのドッキングシーンは、娘との約束を果たすため『今ここにしかないもの』を追いかける父の想いの強さが胸を打つ。『高速で廻る円環に運動状態を同期する』というメタファー。今ここでなくても良い、しかし今この瞬間を掴んでいられるのは奇蹟なのだ

『Interstellar』 (IMAX Exclusive) 70mm filmの最大画角を鑑賞するため、IMAX Laser GTをクリスマスに再訪。エンデュランス号が巨大建造物過ぎてビビるし、緊急ドッキングシーンで高速回転する円環の圧倒的質量感。これを見逃していたら一生後悔していたかも
SYNCOPY / Lynda Obst Productions (2014)
PARAMOUNT PICTURES AND WARNER BROS. PICTURES
Directed by Christopher Nolan
Written by Jonathan Nolan / Christopher Nolan
Cinematography by Hoyte van Hoytema
Music by Hans Zimmer
Production Design by Nathan Crowley

『インターステラー』10周年記念IMAX再上映、劇場は超満員。風の音にパイプオルガンが乗り、本棚に砂が降り積もる静かなタイトルバックからもう胸がいっぱいで、コーン畑のチェイスシーンですら涙がボロボロ溢れてきて、数え切れないくらい反芻したはずのセリフ一つ一つが胸に突き刺さる

クーパーが無謀にも爆砕したエンデュランス号を追いかけるシーン。TARSは『不可能』と止めるのだけど、この時に流れるHans Zimmerによる劇伴曲”No Time for Caution”は、序盤で使用された”Cornfield Chase”のアレンジとなっている。子供達と畑でドローンを追いかけたあの日が頭に過ったのかもしれない
□ Hans Zimmer / „No Time for Caution”
□ Hans Zimmer / “A Place Among the Stars”


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