俺はまた力無くメールする。
適度に時間を空けたつもりになりながら。
きっと、水樹にはしつこいくらいだろう。
俺はしかし、諦められなかった。ストーカーのように、きっと思われているかもしれない。
だが俺は真剣になっていたんだ。
信じてくれ。
願う気持ちだった。
その日、ついに俺は水樹を捕まえた。
風俗の仕事をあがり、帰るタイミングに捕まえたのだ。
電話して、走って追いかけた。
彼女は家に帰るところだった。
「飯に行こう」
しかし、水樹の返事は、俺の願いを聞き入れなかった。
「ムリです」
水樹の最寄り駅まで、俺はついて行った。
が
俺は自分の行動を冷静に考えた。
ないだろ、俺。
俺様がストーカーかよ?!
情けない。
俺は水樹を行かせ、逆方向に歩いた。
おかしい。
俺は自分がわからない。
何をしてるのか。
しっかりしろよ。
つづく。
適度に時間を空けたつもりになりながら。
きっと、水樹にはしつこいくらいだろう。
俺はしかし、諦められなかった。ストーカーのように、きっと思われているかもしれない。
だが俺は真剣になっていたんだ。
信じてくれ。
願う気持ちだった。
その日、ついに俺は水樹を捕まえた。
風俗の仕事をあがり、帰るタイミングに捕まえたのだ。
電話して、走って追いかけた。
彼女は家に帰るところだった。
「飯に行こう」
しかし、水樹の返事は、俺の願いを聞き入れなかった。
「ムリです」
水樹の最寄り駅まで、俺はついて行った。
が
俺は自分の行動を冷静に考えた。
ないだろ、俺。
俺様がストーカーかよ?!
情けない。
俺は水樹を行かせ、逆方向に歩いた。
おかしい。
俺は自分がわからない。
何をしてるのか。
しっかりしろよ。
つづく。