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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【#蓮舫がんばれ】田崎史郎・橋下徹・金子恵実らコメンテーターの蓮舫包囲網がひどすぎる。東国原氏でさえ「あの御仁、一応政治ジャーナリストを標榜されている。平素より、野党系とかを平等に取材してないんだな」

2024年06月02日 | 小池百合子東京都知事による都政の問題

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 2024年7月7日投開票の東京都知事選。

 沖縄と同じに「オール東京」を名乗って無所属で立候補、保守・中道・リベラル・左派を糾合して当選を目指す蓮舫氏が、真ん中から左の良心的有権者の支持を受けうる唯一の有力候補です。

 機先を制せられた小池百合子東京都知事は本当は先週の都議会で出馬表明する予定でしたが、いったん保留に。

 自民党は独自の立候補を断念して、実質的には支持している小池百合子東京都知事とどういう距離感で支援するか手探り中です。

 そんな中、5月27日に電撃の出馬表明をし世間をあっと言わせた蓮舫氏に、テレビの権力すり寄りコメンテーターたちが総攻撃を仕掛けています。

【#蓮舫出馬】立憲民主党の蓮舫参議院議員が東京都知事選に出馬表明!「反自民党政治、非小池都政の姿勢で都知事選に臨みたい」。小池百合子都知事の悪政をリセットできるのは蓮舫氏しかいない!【#東京都知事選】

 

 

 まず、蓮舫氏ともめたのが田崎スシローこと安倍晋三首相の腰ぎんちゃくのような評論家であった田崎史郎氏。

 田崎氏は5月27日のテレビ番組で、蓮舫氏が同日行った出馬表明会見について

「蓮舫さん、果たして何をやりたいんですか?都政に国政を持ち込みたいんですか?と。じゃなくて、都政をどうするか、と語ってほしいわけです」

などと指摘したところ、蓮舫氏は、田崎氏のこの指摘を報じた記事を引用して

「『都政をどうするか』を私の公約とともに日を改めて発表します。その前に、いつでも取材を受けます。10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近では何も聞かず番組で語られている姿、残念です」

とXで反論しました。

スシローの通常運転。

アベトモ田崎スシロー氏が参院選東京選挙区について、れいわ新撰組の山本太郎代表が参戦したのに、「共産には固い支持基盤があり、盤石だ」と山添拓候補の足を引っ張るデマ攻撃。

 

 

 それに対して、田崎氏は28日のテレビ番組で蓮舫氏の参院議員会館の事務所に7回電話したが対応がなかったと言い出し

「いつでも取材を受けるというなら、いつでも連絡できる態勢にしてください」

「側近に電話して取材した。蓮舫さんには取材していなくても、蓮舫さんの周りの方には取材している。取材していないように言われるのは心外」

などと反論しましたが蓮舫氏は28日に田崎氏の苦言を報じる記事を引用して、Xで

「会館の電話ではなく私の携帯に直接どうぞ」

とやり返しました。

 この一連のやりあいについては元宮崎県知事の東国原英夫氏の発言に初めて感心しました。

「田崎史郎氏は蓮舫氏の携帯番号とかを知らないんだ」

「あの御仁、一応政治ジャーナリストを標榜されている。平素より、野党系とかを平等に取材してないんだな」

というのです(笑)。

 ほんまに自民党にべったりだからこういうことになるんですよ、田崎さん。

そのうち三浦瑠麗氏も帰ってくる(-_-;)

アベトモの橋下徹氏・三浦瑠麗氏・田崎スシロー氏らが安倍晋三元首相と統一教会の関係を必死で誤魔化す!ビデオメッセージまで送っている安倍氏と「安易に結びつけると山上容疑者と同じ発想になる」と恫喝。

 

 

 さてこの田崎史郎氏は6月1日の日本テレビ系「ウェークアップ」でも、小池都政を持ち上げて、自民党政治と癒着する小池都政のリセットを口にした蓮舫氏をまた批判。

「8年でこれが小池さんの失政だというものはなかなか思いつかない。

 都民の間で、小池さんの失政として共有されているものはないのではないか。

 小池さんの(2期8年の)点数は高い点数が付くと思う」

「なぜ小池都政の継続ではだめなんですかということを、蓮舫さんは証明しないといけないと思う」

と、完全に自分が小池応援団だと白状しました。

 そもそも8年前の「7つのゼロ」のうち達成したのがゼロ、ってのが失政以外の何物でもありません。

小池都知事の前回都知事選での公約と達成程度が酷すぎる。そもそも達成するつもりが「ゼロ」公約。なんでも言えばいいってものじゃないですよ!

 

 

  そして、小池都政の問題なんて、築地市場を豊洲に移すときの話、東京オリンピック強行開催、100年の歴史を重ねた自然と文化が台無しになる神宮外苑再開発などなどいくらでもあるじゃないですか。

 そもそも学歴を詐称して立候補したら虚偽記載で公職選挙法違反ですよ?

 都民を騙し続けてきたのだって政治のうちなわけで、小池都政に問題ないなんてことはあり得ません。

これ自体が小池都政の本質であり悪政。

【キモ!】小池百合子氏に東京都内62市町村区長のうち8割の52首長が東京都知事選への出馬要請。都民ファーストの会と公明党も出馬要請。姑息な自民党隠しで勝とうとしている小池都知事に蓮舫負けるな!

 

 

 さて、実はテレビのコメンテーターの中で一番蓮舫氏に粘着質に絡んできたのが元自民党議員の金子恵実氏。

 この人も蓮舫氏が出馬会見で

「小池都政をリセットする先頭に立つことが私の使命」

と発言したことの上げ足を取って、翌5月28日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演した際、子育て支援や教育支援などが小池都政の実績だと言い出し

「それを分からないでリセットという言葉を使ったのなら、すごく不見識なことだったのではないか思いました」

と言いました。

 いやいや、既成のものをいったん白紙の状態から洗いなおすことをリセットと言っているに決まっていて、何兆円もの都政の予算を全部組み替えるわけないじゃないですか。

 

 

 まさに金子氏の批判は批判のための批判、小池氏を持ち上げ蓮舫氏をけなしたいだけなのです。

 そこで蓮舫氏はXに

「『リセット』良いものは当然残します。当たり前です」

「費用対効果、需要、都民の理解等を勘案して見直すものはリセットしてから再構築、あるいは新発案。現都政の子育て政策はもちろん評価しますが、見直すべき施策はたくさんあります」

と、当たり前のことを投稿せざるを得なくなり、その後は金子氏と立憲民主党の米山隆一氏の場外乱闘戦になってます(笑)。

 金子氏ってもともと蓮舫氏に嫉妬してよく絡んでいたのですが、そもそも元自民党議員で自民党擁護のことしか言わない金子恵実氏のようなコメンテーターをテレビに出したら、それこそ公正中立を欠くというもの。

 まあ、「バラいろダンディ」だけならええけどw、フジテレビにも出てるから。

政権交代の可能性が高いと見て、元維新の東国原氏もちょっとずつ立場を変化させているのかw

 

 

 この蓮舫氏の使ったリセットという言葉には日本維新の会創設者の橋下徹氏も反応し、5月28日のⅩに

「リセットなんて言葉を安易に使えば、小池都政で実行している様々な子育て支援策もリセットするの?と簡単に反撃を受けるで」

「蓮舫氏は相手への批判は得意だが防御が極端に弱い。これは国政野党に共通すること」

などと投稿したため、蓮舫氏はまたこれにも

「はて?グレートリセットって言ってませんでしたっけ」

と短く反論して、橋下さんが大阪市長時代に大阪都構想を掲げ、橋下氏が大阪「都」構想運動でさんざん「グレートリセットです」と言っていた過去を持ち出して皮肉りました。

 そもそも、田崎・金子・橋下氏らも政治評論家なら、東京都下62人の自治体首長のうち52人が小池都知事に出馬を要請したのがやらせで、実は小池氏側から推薦するように促したという疑惑の方にも触れたらどうなんでしょうか。

 まったく、公平な第三者面していつも権力側におもねるコメンテーターが多すぎます。

「ひろゆきの天敵」こと米山議員は露払い役としては最適(笑)。蓮舫氏を守ると宣言した辻元清美議員も頑張れ!

 

今回蓮舫氏のⅩを追ってみたら、蓮舫議員から私の方もフォローされていたので驚きました。ブロックしてきている河野太郎大臣とえらい違いや(笑)。

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

前回参院選をもとに都知事選の票を読むのが妥当でないというのには、選挙の枠組みが合わないという事もあるけれど、それ以前に当時と今とでは各党の支持率や集票力そのものが大きく違う (三春充希氏)/小池百合子は「非自民」どころか「自民と共犯関係」に (尾中香尚里氏)

維新は「外に対しては何をしても構わないが、身内の秩序を乱す事は絶対許さない、ヤンキー体質の異形の党」 (米山隆一衆院議員のXより)

 

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

東京都知事選は、二人の女の戦いではなくて、小池百合子現職知事の「権力維持と公共財私物化利権化えこひいき政治」から都政を住民国民全員の手に取り戻すための戦いです。

住民のために何の役にも立たない小池百合子・東京都知事と電通のプロジェクション・マッピング

 

 

それにしても蓮舫氏が出馬表明をしたとたんに誘蛾灯のようになって、わんさかネチネチコメンテーターがたかってくる様子には驚きました。

それをまたいちいち切り捨てている蓮舫氏は「ベルセルク」のガッツかよと。

ベルセルク ガッツ - コミック/アニメ

これが蓮舫氏が生きてきた世界なんですね。

さて、「橋下徹氏を尊敬する」という新自由主義者の石丸伸二安芸高田市長や、前の東京都知事選での買収による公職選挙法違反での公民権はく奪が明けたばかりの田母神俊雄「閣下」などが立候補表明していますが、まだまだ足りないですね。

小池百合子都知事以外の保守派・新自由主義者の立候補者が乱立するのは、蓮舫陣営としては大歓迎なので、もっともっと立候補して票を食い合ってほしいものです。

維新も音喜多政調会長を出したらいいのに。

逆に、れいわ新選組から立候補者が出ませんように。

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蓮舫氏と田崎史郎氏が都知事選で応酬「何も聞かず語る姿、残念」「周りに取材している」

立憲民主党の蓮舫参議院議員=29日午後、東京都新宿区(酒井真大撮影)

「都政をどうするか語って」

「メディア戦略と、勝手な解説をされたようですが、都議会開催日に都議会の仲間にあいさつに行くのはそんなに不自然ですか?」

蓮舫氏は30日、Xにこう投稿した。都議会定例会初日の29日、蓮舫氏は都議会を訪れて立民や共産党などの都議に支援を要請したことに対して、田崎氏はテレビ番組で小池百合子都知事が3選出馬表明の可能性があったことに触れ、「小池さんに注目が集まる日だった。それに対抗して蓮舫さんが動いた。メディア戦略だ」などと解説した。

蓮舫氏は都知事選出馬を巡って、政界の事情に精通するとされる田崎氏の言動を注視しているようだ。

田崎氏は27日のテレビ番組で、蓮舫氏が同日行った出馬表明会見について「蓮舫さん、果たして何をやりたいんですか?都政に国政を持ち込みたいんですか?と。じゃなくて、都政をどうするか、と語ってほしいわけです」などと指摘した。

蓮舫氏は、田崎氏のこの指摘を報じた記事を引用して「『都政をどうするか』を私の公約とともに日を改めて発表します。その前に、いつでも取材を受けます。10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近では何も聞かず番組で語られている姿、残念です」とXで反論した。

それに対して、田崎氏は28日のテレビ番組で反論する。田崎氏は同日、蓮舫氏の参院議員会館の事務所に7回電話したが対応がなかったことを明らかにして、「いつでも取材を受けるというなら、いつでも連絡できる態勢にしてください」「側近に電話して取材した。蓮舫さんには取材していなくても、蓮舫さんの周りの方には取材している。取材していないように言われるのは心外」などと苦言を呈した。

蓮舫氏は28日、田崎氏の苦言を報じる記事を引用して、Xで「会館の電話ではなく私の携帯に直接どうぞ」とやり返した。田崎氏は、蓮舫氏の事務所を訪れ、名刺を出して携帯電話を教えるよう頼んだが、当時秘書は教えてくれなかったという。

最終的に2人は連絡を取り合うことができたというが、立民の中堅幹部は「投開票まで1カ月以上ある。注目を集めれば集めるほどいい。メディアジャックできればいい」と語る。党関係者は「田崎さんは(立民内では)もともと与党寄りのスタンスとみられているから、蓮舫さんは面白くなかったのではないか」と推察した。(奥原慎平)

 

 

東国原英夫、蓮舫氏の携帯「知らない」田崎史郎氏へ「野党系とか平等に取材してないんだな」

 東国原英夫

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が29日、Xを更新。政治評論家の田崎史郎氏が、蓮舫議員の携帯電話を「知らない」とテレビで発言したことに「平素より、野党系とかを平等に取材してないんだな」の声を上げた。

 田崎氏は、都知事選出馬を表明した蓮舫議員から、携帯に直接連絡を…とXで投稿されたことに、「携帯番号を知らない」とテレビで発言。そのため、議員会館を訪ね、秘書に番号を教えて欲しいと言ったものの、教えてもらえず、その日の午後に知り合いの議員が蓮舫議員と電話を繋ぎ、お互い「和解した」と説明していた。

 この一連のやり取りを報じたネット記事を添付した東国原は「田崎史郎氏は蓮舫氏の携帯番号とかを知らないんだ」と驚き「あの御仁、一応政治ジャーナリストを標榜されている。平素より、野党系とかを平等に取材してないんだな」との印象をつぶやいていた。

 

 

田崎史郎氏、小池百合子知事の出馬表明先送りは「その手には乗らないわよ、ということ」と分析

政治ジャーナリストの田崎史郎氏は1日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への3選出馬が見込まれる現職の小池百合子知事(71)の戦略について分析した。

小池氏は当初、5月29日の都議会開会日に出馬について何から言及するとみられたが、一切触れなかった。その後の取材の機会や同31日の定例会見でも「今は(都議会)定例会にしっかり取り組みたい」など、現職の立ち位置をアピールし続けるにとどめている。都議会直前の5月27日に蓮舫氏が電撃出馬表明したことで、蓮舫氏への注目が高い間は静観する姿勢に転じたと見る向きもある。

田崎氏は、小池氏の態度表明について「都議会最終日の6月12日以降になると思う」とした上で「とにかく蓮舫さんのつくった土俵には乗りたくない。蓮舫さんの方は、小池さんとの対決にずっとシフトしていて、それによって、自分も上がっていこうという作戦。小池さんは『その手には乗らないわよ』ということ」と指摘した。「小池さんの強みは現職であること。現職は、これまでの都知事選で1度も負けたことはない。日常的に(動向が)報じられる強みもあり、そこはお互いの戦い方は違う」とも述べた。

また、「8年でこれが小池さんの失政だというものはなかなか思いつかない。都民の間で、小池さんの失政として共有されているものはないのではないか。小池さんの(2期8年の)点数は高い点数が付くと思う」と私見を口にした。その上で「なぜ小池都政の継続ではだめなんですかということを、蓮舫さんは証明しないといけないと思う」とも述べ、「小池都政のリセット」を掲げる蓮舫氏には、その内容を具体的に説明する必要があるとの認識を示した。

小池氏が応援した候補が東京での選挙で負け続け、小池氏の影響力低下も指摘されるが、田崎氏は「小池さんの支持率がどうかというと、4月の世論調査では50%台を取っている。岸田さんの支持率は20%台。(小池氏の)トップ、指導者、リーダーとしての支持率はまだ高いと思う」と指摘した。

 

 

金子恵美氏が蓮舫氏に再び注文「国政と都政をいっしょにするのは迷惑という声にも耳を傾けて」

元自民党衆院議員の金子恵美氏は1日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)出演し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)への注文を口にした。

金子氏は5月27日に蓮舫氏が出馬会見した際、「小池都政をリセットする先頭に立つことが私の使命」と述べたことを疑問視。同30日に更新したブログには「蓮舫氏の会見について、小池都政の実績として継続すべき事と変えるべき事の整理ができていての『リセット』発言とは到底思えませんでした」と記すなど、「リセット」の定義があいまいだとの認識を示し、第三者との論争にまで発展している。

蓮舫氏はこうした指摘を受けてX(旧ツイッター)に「『リセット』良いものは当然残します。当たり前です」「費用対効果、需要、都民の理解等を勘案して見直すものはリセットしてから再構築、あるいは新発案。現都政の子育て政策はもちろん評価しますが、見直すべき施策はたくさんあります」と投稿し、真意を説明している。

金子氏はこの日の番組で蓮舫氏の「リセット」発言にあらためて言及。「『リセット』は基本的にゼロベース、白紙に戻すということ」とした上で「(蓮舫氏は)その後、いいものは残すとおっしゃっている。じゃあ、良いものは一体何か、というところのすみ分けがどうなっているのか、今後出てくるものを待ちたい」と述べた。

一方、蓮舫氏は都知事選のテーマに「反自民党政治、非小池都政」を掲げた。こうした立ち位置について、解説で出演した政治学者の白鳥浩・法大教授が「都政の話ではなく国政の話になっている。自民党政権まで含めてリセットしたい、政権交代に向かっていくんだというような話をしている。政権交代を明確にした都知事選、代理戦争ということの意味もあるのではないか」と分析した。金子氏はこの指摘を受け「代理戦争ということなんですけど、都民としての本音とすれば、都政を(政権交代に)利用するのはいい迷惑という声だって当然ある。国政と都政といっしょにするのは迷惑だという声にも、耳を傾けないといけないと思う」と、訴えた。

 

 

蓮舫議員「はて?」に、橋下徹さん反論も…最後は「まあええわ」 『リセット』めぐり投稿でバチバチ

2024年5月30日 12時29分

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹さん(54)が30日、X(旧ツイッター)を更新。東京都知事選への立候補を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が返信した「はて?」に反論した。

 蓮舫議員は27日にXで「政治とカネと自民党、自民党の延命に手を貸す小池都政をリセット」とつづるなど、都政の「リセット」を前面に押し出し、このキーワードが政治評論家やご意見番から注目を集めている。
 橋下さんも28日に「リセットなんて言葉を安易に使えば、小池都政で実行している様々な子育て支援策もリセットするの?と簡単に反撃を受けるで」と突っ込んだ。さらに「蓮舫氏は相手への批判は得意だが防御が極端に弱い。これは国政野党に共通すること」と指摘した。
 蓮舫議員は30日になってこれに「はて?グレートリセットって言ってませんでしたっけ」と短く反論。橋下さんが大阪市長時代に大阪都構想を掲げ、「グレートリセットです」と投稿した過去を持ち出してリプライした。
 すると橋下さんも「『安易に』というワード、見えてます?」と返信。「僕はグレートリセットと言ったがゆえに、国政において維新八策という抜本改革案を出した」と振り返り、「当然猛批判も受けて、政界引退。そこまでやるんですかね」と疑問を投げかけた。
 さらに「都政のリセットに並んで旧文通費や立法事務費の領収書も出さず、政党交付金を貯め込んでいる立憲民主党のリセットもお願いしますよ」と反撃し、「どんなリセット案がでてくるか期待してますよ」と続けた。
 その後、「メディアで発言する以上、評価するところは評価して、批判するところは批判する。自分の経験から、メディアで突っ込まれそうなところを含めて善意でアドバイス・提案・指摘したつもりだったんだけど」と親切心からの助言だったとも加えつつ、最後は「まあええわ」とあきらめたように締めくくった。
 
 
 

踏み絵?茶番? 東京の首長8割が小池知事に出馬要請した背景

小池百合子知事に、支持を表明した区市町村長の一覧を手渡す長友貴樹・調布市長(中央)ら=東京都新宿区で2024年5月28日午後1時55分、深津誠撮影

 任期満了に伴う東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、都内自治体の8割の区市町村長が有志という形で現職の小池百合子知事に立候補を要請したことが波紋を広げている。多摩地域26市を取りまとめた長友貴樹・調布市長は要請後の記者会見で、名を連ねたのは「個人の自由意思」だと強調したが、各首長には事前の意向確認があり、賛同しなかったある首長は毎日新聞の取材に「踏み絵と感じた」と語った。

 「3期目を目指し立候補されることを期待し、ここに支持を表明する」

 小池知事あての28日付の出馬要請文には、都内62区市町村の8割にあたる52区市町村長が名を連ねた。長友市長や、特別区長会会長の吉住健一・新宿区長らが同日、小池知事と面会して文書を手渡した。小池知事は「思いはありがたく受け止めさせていただきます」と応じたという。立川、町田、小平、稲城、多摩、小金井の6市長と渋谷、中野、世田谷、杉並の4区長は要請に加わらなかった。

 長友市長によると、多摩地域26市長については24日にあった都市長会の会議終了後などに「個人の自由意思ですが」と前置きした上で意向を確認したという。

 23区長に関しては、吉住区長が意向を確認した。吉住区長によると、16日にあった特別区長会の総会終了後、出馬要請に賛同するかどうかを尋ねる文書を返信用封筒とともに配布。「一人一人の政治信条で判断してください」と強調した上で、返事をするよう呼びかけたという。

 悩んだ末に回答を保留し、出馬要請に加わらなかったある首長は毎日新聞の取材に、「『名を連ねなかったら今後どうなるんだ』と考えると、踏み絵と感じた。なかなか厳しいことを聞くなと思った」と本音を漏らす。同じく賛同しなかった別の首長は「知事の心情からすると、名を連ねたほうにシンパシーを感じるだろう」と不満を語った。

 一方で、X(ツイッター)では小池知事が「52の首長に要請受けたから立候補』というポーズ」を取るのではないかといった臆測も目立つ。立憲民主党の小沢一郎衆院議員は28日、自身のXで「完全にお膳立てされた、やらせの異様な茶番劇」と批判した。

 実際、吉住区長は各首長に意向を確認する前の14日に小池知事と面会し、首長有志で出馬要請する方針を伝えていたことを毎日新聞の取材に明らかにしている。

 また、Xでは「民意で選ばれた首長が勝手に出馬要請しないでほしい」といった投稿も相次いだ。こうした点について吉住区長は「職権乱用をしない限り、首長も政治活動をする自由はある」と主張した。【岡田英】

 

 

連合の芳野友子会長は31日、立憲民主党や共産党などに推される形で都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で立候補する意向を表明した立民の蓮舫参院議員について、「連合は共産党とは考え方が全く違う。そこの考え方を再度、立憲民主党には申し上げることになる」と述べた。
2020年の前回都知事選で連合東京は、立民や共産などが擁立した元日弁連会長の宇都宮健児氏を支援せず、再選を目指した現職の小池百合子氏を「支持」している。(佐藤裕介)

◆「小池知事は連合東京の政策に理解がある」

千葉県浦安市で開かれた連合の中央委員会終了後、報道陣の取材に答えた。
報道陣の取材に応える連合の芳野友子会長=千葉県浦安市で

報道陣の取材に応える連合の芳野友子会長=千葉県浦安市で

蓮舫氏に対し、共産党は田村智子委員長が自身のX(旧Twitter)で「蓮舫さん、全力で応援します。清々(すがすが)しく力強い共闘を都知事選挙で築きたい」と記すなど、全面的に支える方針を打ち出している。
芳野氏は、野党連携のあり方について「連合としては考え方が共産党と違うので、連携していくことは非常に難しい」と繰り返したが、都知事選の対応に関しては「連合東京の判断になる。連合東京の考え方を尊重したい」と述べるにとどめた。「本部の方から何か連合東京に申し上げるとか、何か行動を起こすことはない」とも話した。
一方、3選出馬が確実視される小池知事については「全体的に連合東京の政策に理解をいただき、評価できる。関係性も良いのではないか」と語った。
都知事選出馬を決め、記者会見に臨む蓮舫氏=27日午後、立憲民主党本部で

都知事選出馬を決め、記者会見に臨む蓮舫氏=27日午後、立憲民主党本部で

蓮舫氏と共産党の関係を巡っては、国民民主党の玉木雄一郎代表も28日の記者会見で「一般的に言って、支援いただいた政党の影響を当選後も受けるのは当然だ」と指摘。蓮舫氏を支援するかどうかについて、「(蓮舫氏が)どのような政策を打ち出すのか、どのような政策を強調していくのか、もう少し様子を見定めたい」と述べている。
都知事選には蓮舫氏のほか、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、広島県安芸高田市の石丸伸二市長ら20人以上が立候補の意向を表明している。小池知事はまだ出馬表明していない。
 
 

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都知事選の出馬表明見送り…もはや後がないのは小池氏の方 (ロハスな人)
2024-06-02 20:49:24
 『学歴詐称疑惑』(“お情けで”卒業…はともかく、『主席卒業』は完全な詐称ですよね。)が再燃することで、劣勢だった小池氏は『 都内の62人いる市長・区長・村長のうち52人が「小池さんに出馬をお願いします」という要請 』を出すように“強要した”疑惑が広まってきている…ことはご存じの通りです。

 いよいよヤバくなった小池氏は『出馬表明見送り』で様子見をしておられるようですが、そのことで自民党始め、諸勢力も『様子見』に動いて、ますます追い込まれているようです。

 仕方ないので、最有力対抗馬の蓮舫氏叩きを依頼することで、『状況が改善したら今度こそ出馬』と考えておられそうですね。

 最初は反自民だったのに、いつのまにか『自民にすり寄った』ように『今度も風見鶏』を決め込みたいようですが…肝心の本人の『神通力が消えた』のですから、政治家としては消えていくしかないと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=tXWLv7ULhjg
【小池百合子】都知事選の出馬表明見送りで一転守勢に!不出馬・政界引退に追い込まれる急展開も!様子見の気配が自公にも広がり始めた〜政治ニュースを面白くわかりやすく!新世代の解説動画
SAMEJIMA TIMES
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「東京」とはいったい何ぞや (津木野宇佐儀)
2024-06-03 00:08:25
都知事選では是非、
「熱湯コマーシャル」ならぬ、熱湯選挙演説をやってほしいですね!!…(^^;)
都民でない者がすみません…

でも、都知事関連以外ですが、以下、余談です…(m_ _m)
東京一極集中TVは、無駄に・大量に、東京・首都圏限定ネタを全国に垂れ流すな!と言いたいです(怒)
ex. 道路の陥没、鹿、猿、猪、…etc.
そんなん知らんわ!!お前らでなんとかしろ!!
でも、それって、周辺を大々的に無駄に「開発(=環境破壊)」し続けてきた東京サマの自業自得だろ?(爆)
地方からすればザマア!なんですけど!!(大爆)
ってか、それも含め沈没・ニッポソの諸悪の根源はジミン・財界のせいだろ!(呪)
(すみません、また過激になってしまいました…(^^;)
返信する

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