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最近は玉木雄一郎代表と国民民主党に「日本一の悪党」のお株を奪われそうな吉村洋文代表と日本維新の会ですが、地元関西では圧倒的な悪党ぶりを誇っています。
2025年2月17日の先ほど、大阪府岸和田市議会(定数24)は、地域政党大阪維新の会の公認で当選したものの女性職員に対する性加害疑惑を招いた永野耕平市長に対する2度目の不信任決議案を、採決に参加した23人全員の賛成で可決しました。
なお、永野氏が1回目の不信任決議案可決に対して市議会解散で応戦してやらざるを得なくなった市議会議員選挙で当選した妻の永野紗代市議は、今回の不信任決議案では「利害関係者」として採決から除かれ、市議になったのが無駄になったそうです(笑)。
この2回目の不信任決議可決により、地方自治法に基づいて永野市長は失職が決まり50日以内に市長選が行われることになるのですが、永野氏はこれまでは
「立候補して頑張りたい」
との意向を示しています。
性加害疑惑について大阪維新の会が離党勧告しかせず除名しなかった大阪府岸和田市の永野耕平市長が、不信任決議案を可決した市議会の方を解散したのも、記者会見に妻を出席させたのも、不適切にもほどがある
永野市長は2024年11月、政治活動で関わりのあった市職員の女性と性的関係を続けたことをめぐり、謝罪して解決金500万円を払う内容で大阪地裁で「和解」したのですが、その和解勧告に際して大阪地方裁判所は
「市長は女性の雇用を左右しうる優越的な立場にあり、市長の地位などを考慮すると対等の関係とは言えない。
公人であり、配偶者もいることから非難は免れない」
とわざわざ前置き。
それは被害女性の代理人弁護士も
「女性は現在もフラッシュバックに悩まされ、社会復帰ができていない。
裁判所が市長という権限を使って、上下関係によって関係を続けざるをえなかったことを認めた勝訴的和解だ」
と説明しています。
それで、永野氏と相手の女性はただの不倫ではなく、永野氏が地位を利用して性交渉を強要した疑いが発生して異例の2度の不信任案可決になったわけです。
【#維新クオリティ】性加害者だらけの維新の会がNPO法人「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」存続の請願を大阪府議会で不採択。吉村洋文日本維新の会代表は贖罪の意味でも性被害救済の拠点を維持せよ
今日の市議会は永野市長が1度目の不信任決議を受けて2024年12月に解散した議会が改選後に初めて集まった定例会の初日で、当選した全24議員が出席しました。
そして永野市長に対する2度目の不信任案の提案理由説明では、永野市長について
「昨年12月の市議会全員協議会で説明責任を果たすことは無かった」
「混乱を招いた責任は非常に重い」
と指摘し、さらに1度目の不信任決議の後に自らの失職・辞職ではなく市議会解散を選んだことも
「大義のない解散で莫大な市民の血税を使ったことは言語道断」
と批判しました。
岸和田の市選挙管理委員会によると、直近の市議選の費用は7300万円ほど、市長選は4400万円ほどだったそうで、物価や人件費が上がっていることもあり、今回の市議会議員選挙と市長選挙は費用はこれ以上かかることが見込まれるということです。
永野氏は大阪維新の会から除名されたら市長を辞めると明言していたのに、吉村維新は寸止めの離党勧告しかせず、それで永野市長が居残って市議会を解散することになったんですよ。
さすが、人の身を切る改革、性関連の不祥事には慣れっこの維新ならではの対応です。
先日のダブル選挙で大阪府知事は松井さんから吉村さんにバトンタッチ。
— 永野耕平 (岸和田市長) (@qohey4251) May 9, 2019
新たな大阪府知事の吉村洋文さんと岸和田市の課題について話し合いました。
吉村知事は僕の三つ年上の先輩。
次の時代に通用する大阪府
次の時代に通用する岸和田市
力を合わせて課題を乗り越えていきます。#維新の首長 pic.twitter.com/JlCHOEBVkr
性加害疑惑の永野耕平岸和田市長を大阪維新の会が除名にしなかったため市長の座に居座ることに。そして永野市長は自分を肯定してくれた立花孝志氏にお礼の電話。市民不在の維新・N党政治に決別を。
永野耕平市長は、市議選後の取材で
「もう一度立候補して、改革の必要性を訴えたい」
と出直し選に意欲を見せていました。
他方、永野市長を製造した大阪維新の会の代表である吉村知事は
「永野市長自身は維新の改革を進めてきた」
とまだ言っていて、市長選挙になったら
「改革実行をしっかりやって、議会と岸和田市民から信任を得られる候補を擁立したい」
とはいうのですが、これってパワハラ・おねだりの斎藤元彦兵庫県知事に対する不信任案が可決されて、また兵庫県知事選挙になったときと全く同じですよね。
今日1/23から岸和田市長選挙がはじまりました!
— 永野耕平 (岸和田市長) (@qohey4251) January 23, 2022
私、永野耕平は二期目の挑戦です!
雨の中、吉村洋文代表をはじめ、維新の同志がたくさん駆けつけてくれました。
投票日は1/30
次の四年のまちづくりについて、しっかりと訴えてまいります。
よろしくお願いします。 pic.twitter.com/xs3S7NsWiv
あの兵庫県知事選の時も、維新は清水という参議員議員を県知事選に立候補させましたが、それは維新のアリバイつくり。
百条委員会の副委員長の立場にあった維新の岸口実県議は清水候補の応援演説に立ちながら、斎藤知事を応援するために立候補した立花孝志氏に情報を流していたわけです。
そして、斎藤知事が再選されたとたんに吉村氏は斎藤氏を不信任にした県議会に
「県民から見ればこれは議会に対する不信任と同じではないか」
と難癖をつけて自主解散しろだの、斎藤氏の疑惑を究明する百条委員会が悪いとかと言い出したんです。
まさに勝てば官軍の悪党ぶり。
斎藤元彦氏が兵庫県知事選に勝っただけで、不信任決議案を可決した兵庫県議会の方に自主解散しろと言い出す吉村洋文知事は何様だ。斎藤氏が公職選挙法違反で勝った疑惑があるのに知らんふりの維新の遵法精神はゼロ!
立花孝志氏が竹内英明元県議を自死に追い込んだ資料は、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を調査している百条委員会の副委員長である岸口実兵庫維新の会県議だと暴露。しかも岸口県議は斎藤知事の腹心片山副知事の代理(呆)
今回も、千葉県知事選で現職の熊谷知事がから応援を断られたばかりですし、永野氏と元々ツーカーの仲である立花孝志氏が永野氏応援のために市長選に立候補するのは確実でしょう。
兵庫県知事選で斎藤氏が再選した悪夢が、また岸和田市で再現される恐れもあります。
しかし、その責任はひとえに吉村維新と立花孝志氏の結託にあるのです。
性加害疑惑で不信任決議が可決され議会の方を解散した岸和田の永野耕平市長が、「僕が死んだら納得できるんですか」と卑怯な脅迫。自分を批判する共産党市議の住所情報をⅩで公募しているのもすべて立花孝志氏譲りだ
編集後記
吉村洋文維新代表は維新創設者の橋下徹氏には逆らえず、完全な傀儡なのですが、最近橋下氏は立花氏と対談して、立花氏のことを手放しで礼賛し始めました。
そもそも立花氏が奥谷兵庫県議会百条委員会委員長の自宅前で恫喝演説をしたことなど、大阪ダブル選挙で平松邦彦元大阪市長に橋下氏がやったことの真似です。
政界の仇花である立花氏とは距離があるように見せかけてきた維新なのですが、元はそっくりの体質ですから、とうとう本性を露わにした形です。
兵庫県のような大きな県でもストップできなかったのに岸和田の有権者にお願いするのは酷かもしれませんが、なんとかストップ維新、ストップ立花をお願いします。
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大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)に対する2度目の不信任決議案が17日、岸和田市議会(定数24)で可決された。地方自治法には、議員は家族や利害関係者の議事に参加できないとの規定があり、永野氏の妻で市議の紗代氏(38)は退席し、他の23人全員が賛成した。
永野氏は同日付で市長を自動的に失職する。市長選は3月下旬か4月上旬に実施されるとみられ、永野氏は立候補する意欲を示し、他にも擁立に向けた動きがある。
再可決した不信任決議は「岸和田市は、大混乱で異常事態と言わざるを得ない。市長は大義なく議会を解散し、莫大(ばくだい)な市民の血税を使ったことは言語道断」などと、永野氏を批判する内容。市議21人の連名で提案された。
永野氏は、不適切な関係を続けていた府内の女性から損害賠償訴訟を起こされ、謝罪して解決金500万円を支払う内容で、2024年11月に和解した。同12月、所属していた大阪維新の会から離党勧告の処分を受け、離党した。
市議会が同月、1度目の不信任決議を賛成20、反対4で可決したのを受け、永野氏は「不信任決議に大義はない」などとして議会を解散した。市議選は25年2月2日に投開票され、永野氏に対する2度目の不信任決議に賛成する議員が大半を占めた。
地方自治法などによると、解散に伴う選挙後初めての議会で3分の2以上が出席して不信任決議案が過半数の賛成で再可決されれば市長は自動的に失職し、50日以内に市長選が実施される。【中村宰和、藤河匠】
大阪府岸和田市議会(定数24)で17日、永野耕平市長(46)に対する2度目の不信任決議案が提出され、採決を行った市議23人の全員の賛成で可決された。永野氏は自動失職し、50日以内に市長選が行われる。
地方自治法の規定では、親族に関する議事の採決に参加できないため、事前に反対の意向を示していた永野氏の妻で市議の紗代氏(38)は採決時に退席した。
市選挙管理委員会によると、市長選は3月下旬~4月上旬に行われる予定。永野氏はこれまで、不信任決議案が再び可決されて失職した場合、市長選に出馬する意向を示しており、地元では対抗馬の擁立を目指す動きがある。
永野氏は性的関係を巡って女性から提訴され、昨年11月、解決金500万円を支払うことで和解した。永野氏は「妻以外の人と交際関係にあり、本当に申し訳なかった」と謝罪する一方、「性加害などは一切やっていない」と説明した。
市議会は昨年12月、永野氏への不信任決議案を可決。これに対し、永野氏は失職や辞職を選ばずに市議会を解散し、今年2月に市議選が行われた。
大阪府岸和田市議会(定数24)は17日午後、永野耕平市長(46)への2度目の不信任決議案を提案された。決議案は間もなく採決され、賛成多数で再可決される見通し。永野氏は同日付で自動的に失職することが確実視されている。
市議会には先の市議選で初当選した妻の紗代氏(38)が名を連ねるが、夫の進退がかかる採決には参加できず議場に入れない。どうしてなのか。
「子ども5人を育てていて、母として子育て中の思いや経験を生かそうと立候補を決意した。夫は関係ありません」
市議会の解散に伴う市議選の告示が1週間後に迫った1月20日、紗代氏は市内で毎日新聞を含む複数のメディアの取材に応じ、自身の「方針転換」の理由をそう語った。
異例の市議選が実施されることになったのは、永野氏が2024年12月20日、市議会から不信任決議を受けたからだ。
性的関係にあった大阪府内の女性から損害賠償を求める訴訟を起こされ、和解したことが表面化した永野氏。市議会は「市政は大混乱の異常事態で、市長の責任は重大だ」として、「退場」を突きつけた。
決議を受けた永野氏はクリスマスイブの24日、地方自治法のルールに基づき、自身の私的な問題で議会解散に踏み切る異例の決断をする。直後に記者会見を開き、「決議内容はまったく理解できず、大義はない」と訴えた。
この会見に同席していたのが紗代氏だ。緊張した面持ちで永野氏の横に座り、夫への思いについて「変わらず大事な家族の一員です」と報道陣に説明した。
そして、質問が市議選への出馬の可能性に及ぶと、「考えていない」と答えた。
しかし、社会福祉士として児童福祉団体の事務局長を務める実績や子育ての経験を市政に生かしたいと、その後に一転して出馬を表明。2月2日に投開票された市議選で初当選を果たした。
市議選は12月の決議に賛成した前職20人は全員が当選し、2月定例会を迎えた17日、永野氏に対する2度目の不信任決議案が提案されることになった。
市議会の解散に伴う選挙後初めての議会で3分の2以上が出席し、不信任決議案が過半数の賛成で再可決されれば、市長は自動的に失職する。50日以内に市長選が実施される。
夫の進退が判断される議案だが、決議案の審議中は紗代氏が市議会議場に入ることは許されない。
審議や採決に加われない根拠は、地方自治法117条の「除斥」と呼ばれる規定だ。
条文は「普通地方公共団体の議会の議長及び議員は、自己もしくは父母、祖父母、配偶者、子、孫もしくは兄弟姉妹の一身上に関する事件」について、その議事に参加することができないと定めている。
議会の同意があれば参加や発言が認められるとも記されているが、今回は「直接の利害関係者は原則として除外」とするこの規定が適用された。
紗代氏は決議案の提案前に取材に応じ、「採決に参加できないのは法律なのでしかたないが、もっと早く教えてもらいたかった」と話した。【中村宰和、藤河匠】
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維新が身内をかばわずにきちっと引導を渡しておけば半分で済んだのに。いや、最初っから維新の市長でなかったらムダ金はゼロ円。
兵庫県も同じ。「事の発端は、昨年3月の告発文書に関する知事の記者会見」とよく言われますが、実際は2021年の兵庫県知事選挙に維新が斎藤元彦を擁立しだことが「事の発端」。
維新が出しゃばってくると庶民の身が切られてしまいます。
>ゴメンテイターさん
>議会解散による選挙と市長失職による選挙で、その費用は合わせて1億円以上だそうです。
まあ、仕方ないコストかと…
一方で、ボロ儲けのザッカーバーグ etc. …
IT長者こそICCで刑事責任に問わないといけませんね