「きまぐれ氷点下」 2005年01月31日 | 詩 愛とか恋とか、 そういうものの温度。 次の泡がのぼりきるまでに 追いかけるような、 今週号の特集より 後ろから2ページ目の占い 射手座のあたり 計ったことないな。 きまぐれ、日和、氷点下。 重たさとか深さとか そういうの、いっか。 もう一杯もらえるかな
「きってぃん」 2005年01月27日 | 詩 「パーティーやりマス。」 週末の案内状、どうする? Dance with chopsticks. 今日もここに腰掛けて はす向かいの席には君、 ホットウーロン茶。 今週は自分のために ナイター 来週は誰かのために
「魚心」 2005年01月25日 | 詩 跳ねてごらん その世界へ ココニイタラ キコエナイヨ ソコニイタラ ミエナイヨ 東京 晴 気温 摂氏7℃ 白い息が目の前で揺れる 手を伸ばせば掴めそうな世界 跳ねてごらん その世界へ 魚心、水心、
「グラスとグラス」 2005年01月21日 | 詩 いつもの席に腰を下ろして グラスとグラス 今年は花粉が多いって聞いたから グラスとグラス 水を飲むたびに増えていく 水滴が躍る 輪郭 今日の悩み事、募集中。 オーダーはいつものやつで 午後はいつも通りで
「うまうま。」 2005年01月11日 | 詩 手を組んで うまうま。 今日もまた うまうま。 そりゃぁ、そうさ。 おれのあじ。 人酔って うまうま。 ばか笑って うまうま。 よのなかまだまだうまいもんさ。 うまうま。 よってこ。よってこ。
「陽光」 2005年01月06日 | 詩 それはそれでいいな、っていう時があって カーテン越しの温度に うつらとしてみる。 いつもそうやっているね いつもそうやっているんだね ボサノバが似合いそうな大人になれる 窮屈な服が似合わない子どもでいたい どっちでもいい? だから、もう少しだけここにいる。