テレビ東京開局45周年記念番組、
「封印された三蔵法師の謎~シルクロード30000キロに挑んだ男~」。
(9月23日放送)。
「こんなにきついロケになるとは思わなかった(役所広司さん談)」
実際に1年以上のべ70日間かけ、世界7カ国を訪問されたとのこと。
三蔵法師の足取りを忠実にたどりながら、三蔵法師の思いについて、
いままで語られてこなかった物語にフォーカスしたいい番組でした。
ちょっときな臭いタイミングで出かける、役所さんの10分の1、
中国1カ国7日間の旅ですが、
明日から三蔵法師の歩いた道を少しだけたどって来たいと思います。
シルクロードへの旅。
楽しい旅になりますように!
Monkey Majik--Around The World
MONKEY MAJIK BEST ~10 Years and forever
ていうか、
私たちの時代はやっぱこっちかな。
ガンダーラ ゴダイゴ
もう10年以上前になるでしょうか、
腰痛で某総合病院の整形外科を訪ねたときの話。
「万が一、椎間板に異常があっても心配することはないですよ。
そのうち、すごい時代がやってくるからね。
ほんとすごいんだよ。
皮膚をちょっと取るでしょ?
それを培養するわけ。
で、欲しい組織を再生して、それを移植すりゃいいんだから。
自分の組織だから拒絶反応の心配もないしさ。
医学は飛躍的に進歩してるから、だからだいじょうぶ!」
と、頬を紅潮させながら熱く語ってたドクター。
「先生、そんなことより、今現在の医学でこの痛みをどう処置ができるかを教えてくださいよー」
と、必死な私。
~10数年の時の経過~
先生、そういうことだったのですね。この番組を見て初めて理解しました。
先生のあの興奮度、ただ事じゃないとは思いましたが、その気持ち、今理解できました。
ゲストは京大の山中先生。
次回のノーベル医学・生理学賞に最も近い1人らしい。
今をときめく「ips細胞」の作製者。
人の皮膚細胞をちょこっと採取して、4つの遺伝子からなる山中ファクターなる妙薬?を振りかけると、
皮膚細胞が魔法のごとくタイムマシンの逆作用を起こし、細胞が分化する前の状態まで戻るという。
人呼んで、万能細胞・ips細胞。
すごいね。
ただそれは、
人の手で新しい生命体を(キメラ←キトラじゃないよ)作り出してしまったり、生命の操作を可能にしてしまう
危険性もはらむため、かつて人間が経験したことのない社会の到来がやってくると危惧する人も多い。
この日のインタビュアーである立花隆さんは、
倫理的見地からこの研究にブレーキをかけるべきではない、と言っておられましたが、
この点については大いに賛否両論が分かれる点ではあるものの、
「病気の解明や治療薬の開発の進展」はすばらしいこと、
という点については。みなさん異論の余地のないことですよね。
さて、
ips細胞は今後どのように人類に貢献してくれるのでしょか。
1人類のはしくれとして期待を持ちつつ静かに見守りたいと思います。
NHKの取材力に改めて敬服。
The Honeydrippers - Sea Of Love
Honey Drippers