名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

名フィルコンサート~コバケン・スペシャルVol.19~ロシアン・フェスティヴァル1<2010年6月25日>

2010年06月27日 21時50分50秒 | 観る(ライブ)

今日の名フィル、コバケンスペシャル。

(ケンコバじゃないよ)

テーマは、ロシアンフェスティバル。

ロシアンといっても、チャイコフスキー3曲、つまり、チャイコフスキーナイトでした。

弦楽セレナードハ長調作品48、

ロココ風の主題による変奏曲 作品33と、幻想序曲『ロメオとジュリエット』。

コバケンさん、特に弦楽セレナードには思い入れがあるようで、

この曲の前には、各楽章の何小節かの演奏とともにその主題の意味を、

熱い感じで、でもとても謙虚に解説されていました。

この、梅雨のジメジメしたタイミングで、チャイコフスキー?

しかも、弦楽セレナード!?

と、始まるまではちょっとたじたじでしたが、

いざ梅雨の真っ只中に聞いてみると、秋に聞くのとはまた違った味わいがありました。

ヴィオラもいいけど、バイオリンもいいよね、って思わせてくれる1曲。

では、第1楽章をどうぞ。

Tchaikovsky, Serenade for Strings, Pezzo in forma di sonatina: Andante non troppo; Allegro moderato

CMの影響からか、悲劇的なイメージを連想される方も多いかもしれませんが、

曲が後半に近づくにつれ、救いの主題がぞくぞくと出現します。

ここで、私の大好きな第2楽章をどうぞ。

Ormandy Conducts Tchaikovsky Serenade for Strings in C major, Op. 48 - Part 2/4


美しいですよね。

今日のコンサートは、弦楽セレナードに集約されてるといっても過言ではないかも。

コバケンさんは、熱くて腰の低い方ですね。

すばらしいコンサートでした。


コバケン・スペシャルVol.19「ロシアン・フェスティヴァル1」
小林研一郎(指揮)
遠藤真理(チェロ)*
愛知県芸術劇場コンサートホール

チャイコフスキー:交響曲第5番 
チャイコフスキー:交響曲第5番&弦楽セレナード
/カラヤン指揮ウィーンフィル


 


ヴィオラスペース2010vol.19(名古屋)@三井住友海上しらかわホール

2010年06月27日 20時15分15秒 | 観る(ライブ)

ヴィオラスペース。

「ヴィオラのすばらしさを多くの人たちに知らせ」るべく、

ヴィオラ奏者、今井信子さんが1992年スタートさせた

ヴィオラの祭典。

東京、大阪、名古屋で開催。

東京の紀尾井ホールのコンサートは、

皇太子殿下がいらしていたとか。

演目は以下の通り。

①J.S.バッハ(野平一郎編曲):4つのヴィオラのためのシャコンヌ
  今井信子/吉内 紫/多井千洋/景山 奏(ヴィオラ)

②シューベルト:月に寄す D193、夜と夢 D827、鳩の便り D957-14
  アントワン・タメスティ(ヴィオラ)、野平一郎(ピアノ)

③シューマン:ヴィオラソナタ 第1番 イ短調
(原曲:ヴァイオリンソナタ 第1番 イ短調 op.105)
  今井信子(ヴィオラ)、野平一郎(ピアノ)

④シューマン:おとぎの絵本 op.113
  店村眞積(ヴィオラ)、野平一郎(ピアノ)

⑤J.S.バッハ:無伴奏パルティータ 第2番 ト短調 BWV1004
  アントワン・タメスティ(ヴィオラ)

この5曲目、すばらしかったです。

ココロ震えました。隣りで聞いていた友は泣けたそうです。

日本ではあまり知られていないらしいのですが、

この奏者、タメスティ。いいですね。

「ヴィオラのすばらしさを知らしめるべく」?

今井さん、大成功です。

すばらしいコンサートでした!



NTTファイナンス創立25周年記念
ヴィオラスペース2010 vol.19 名古屋

~それは、にんげんを奏でる楽器だ。~

5月22日(土)しらかわホール
今井信子、店村眞積、アントワン・タメスティ、景山奏、
多井千洋、吉内紫(ヴィオラ)、野平一郎(ピアノ)


バッハ:無伴奏パルティータ/アントワーヌ・タメスティット
【送料無料】バッハ / バッハ:無伴奏パルティータ第2番(ヴィオ 
バッハ:無伴奏パルティータ第2番
(ヴィオラ編曲版)

 


カリスマ ヨハン・クライフ サッカーの未来を語る@NHK

2010年06月27日 12時16分16秒 | スポーツ

コンサートやレストラン、

他にもいろいろ書きたいことがあるのに、なかなかネタをさばき切れず、

ネタの仕分けの甘さにちょっと反省。蓮坊議員にばさっとやられそう(笑)。

「カリスマ ヨハン・クライフ サッカーの未来を語る」

この番組を見ていて、昨日少し触れた組織の話を思い出し、

ちょっと興味深かったので、書き留めておこうと。。。

ヨハン・クライフ(Johan Cruijff)。

オランダ史上最高のサッカー選手で、現在FCバルセロナの名誉会長。

恥ずかしながら、この番組を見るまでこのカリスマのこと全く知りませんでした。

番組の最後にクライフさんが言った一言。

「名選手がいてもいいチームだとはいえない。

選手がチームを台無しにすることも、チームが選手を台無しにする事もある。

アルゼンチン代表でのメッシと、バルセロナでのメッシの違いがいい例だ」



バルセロナのチーム状態のことも、バルセロナでのメッシのことも、

クライフがどんな監督だったのか、ましてやどんな選手だったのかも

全く知りませんが、名選手がいるだけではいいチームになれない、

というところは、とても共感できました。

ディフェンス、点取り屋、サイド惑わせ役、指揮官、ひいてはベンチまで。

すべての歯車が合わなければ勝てませんよね。

今年のフランスがいい例。

バルセロナも、巨万の富で世界中から名選手を集めても結果は・・・

実体験から語られたヒトコトヒトコトには重みがありました。

サッカーって、意外と奥深いスポーツかも。。


ナショナル・アンセムズ・オブ・ザ・ワールド・フォー 
ナショナル・アンセムズ・オブ・ザ・ワールド・フォー・サウスアフリカ