2010年5月16日。
石舞台のライブ会場にいた人たちは、
月と、月に接近してひときわ輝く星に魅了させられたはず。
金星。
またの名を「一番星」、「宵の明星」とも言う。
お月さまとビーナスとのランデブーは年に1、2度のことらしい。
そんな貴重な自然現象に巡り会えるのも、アウトドアのライブならでは!
まさに時空を超え、音楽に浮遊するヒトトキ。
月と金星 大接近(奈良/富雄から)
(1分30秒くらいから両者出現します)
今日の1曲:星屑の街/Gospellers
星屑の街
PS.そういえば、かつてこんなスペクタクルなトライアングルに出くわしたこともありました。
7世紀頃栄えた古都、世界遺産(登録申請中)での、
初夏の肌をさす感じの紫外線や、ココロとカラダを
リリースするやさしいヒトンチットにまみれた野外コンサートは、
思いがけず五感に訴えかける刺激的なライブで、
そんな環境に溶け込むにつれ徐々に敏感になっていく自分に驚きつつ、
いつも通り元気なゴスの音楽に酔いノリました~
*******<セットリスト>*******
風をつかまえて、Blue Planet、ミモザ、Human Nature
さらば涙と言おう、あの鐘を鳴らすのはあなた、真赤な太陽
いろは、エスコート、一筋の軌跡、ひとり、永遠に
(アンコール)シマダチ、星屑の街 (19:40頃終了)
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さらば涙と言おう、あの鐘を鳴らすのはあなた、真赤な太陽、
は、昭和の名曲カバーですよね。
さて、今回のライブ、私にとって始めての野外ゴス、
しかも、くどいけど、場所も世界遺産(登録申請中)ってわけで、
期待も上々、テンション上がりました!
「ローレライ」や「宇宙へ」がセットに選ばれなかったこと、
MCが途中??だったこと、ライブがいつもの半分くらいの長さだったこと
等は多少期待から外れた点ではあったけど、
聞きたい曲リストにあげていた、「風をつかまえて」と「星屑の街」を、
それぞれの曲を最高に盛り上げる最高のシチュエーション、
「風を・・・」を黄昏どき、「星屑」を星空の下で聞けたことは、
それだけでも十分に行く価値があるものでした!
いくらライティングを工夫しても、電飾をピカピカさせて演出しても、
ホールでは演出し切れないものあるもんねぇ~
いやいや最高です!
今回、自然の中でのライブがいかにすばらしいか、
同じ野外でも都会のライブでは出せない味があるということを体で実感しました。
夏のライブは最高!
ダネ!?
そして、合言葉は、
太陽と、空と、飛行機雲と、三日月と、金星と、
「キトラ」!
ローレライ - ゴスペラーズ
宇宙へ/Gospellers