名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

加藤登紀子コンサート2007 野ばらの夢~シャントゥーズⅡ~@愛知県芸術劇場<6月8日(金)>

2007年06月10日 23時27分38秒 | 観る(ライブ)

加藤登紀子コンサートツアー2007。

きっかけはゴスペラーズライブ

ライブの最中、村上リーダーが何度も感極まった感じで、
すばらしいライブだと大プッシュしていたし、つい先日、
「人生の歩き方(NHK)」の中で自分が歩んできた道に
ついて淡々と語る姿を見て、
ぜひ一度コンサートに行ってみたくなった。

ほぼ満席のコンサート会場。

1曲、1曲、歌に入り込み、MC少な目に深い思いを込めて熱唱する。

ザ・シンガー、加藤登紀子。

歌手として超一流であることはもちろん周知の事実。としても、
何故あれ程ゴスペラーズの面々が彼女をリスペクトするのか、
登紀子さんの1曲1曲を大切に情感を込め歌う姿を見ながら考えた。

たとえ、いくら音楽エンターテイメントが日本の社会に根付いたとは
言え、欧米に比べ日本における歌謡界の歴史はまだまだ浅く短い。

結成16年のゴスペラーズも、今後10年20年と音楽活動を
続けていこうとする中、先陣の存在、例えば歌手一筋
42周年、登紀子さんのような存在は、とても頼もしく、
頼りになる『道標』なんじゃないでしょうか。

世の辛酸をなめた登紀子さんの情念のこもった
歌声は聴くものの辛酸を溶かす。

彼女の歌を聴いてると、人生無駄なことは一つも
ないなんてことを実感させられる。

先輩ってありがたいよね。


果たして自分は誰かの「道標」であり得ているのかな。
ま、「道標」なんかじゃなくてもいいけどね。たとえ「反面教師」でも。
でも、自分の存在意義が「反面教師」ってちょっと淋しいね(笑)。

どうやらリーダーの村上さんは、登紀子さんの東京ライブ
に遊びに行くようですよ。ゴスペラーズファンのみなさん。




<リスト>1)Love Love Love、2)愛の暮らし、3)もう話さない、4)ロンド、5)ラ・ボエーム、6)夜の通行人に捧ぐ、7)檸檬、8)あまのじゃく、9)La Lie、10)愛のよろこび、11)愛の讃歌、12)さくらんぼの実る頃、13)懐かしき恋人の歌、14)愛しかない時、15)リリ・マルレーン、16)野ばらの夢、17)千の風になって (アンコール) 1)百万本のバラ、2)ギタリスト、3)花筐



今日の1曲: 千の風になって BY 加藤登紀子

千の風になって
加藤登紀子, 新井満, 島健
ユニバーサルインターナショナル
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