尾瀬 高峰 湯の丸ワンダフル

尾瀬に魅せられて55年。高峰・湯の丸高原も大好きです。
古希を過ぎても元気にハイキングし、写真を多数アップしています。

・ニッコウキスゲの尾瀬(12)ヒオウギアヤメ

2007年08月31日 09時27分50秒 | 7月の尾瀬

63
ヒオウギアヤメ



64
横はショウジョウバカマの名残

尾瀬国立公園指定を記念して、尾瀬の風景など数枚をデスクトップ壁紙用に大きめにアップしました。お使いください。
「山花旅ワンダフル」左のブックマークから訪問してください。

・ニッコウキスゲの尾瀬(10)湿原の復元作業

2007年08月28日 11時02分10秒 | 7月の尾瀬

52
アヤメ平の湿原は踏み荒らされました。復元作業が続いています。




53
2年たってもこの程度。
昔は保護していなかったので踏み荒らされた。気がついてから立ち入りを制限した。
形成に何万年。20年で荒廃。作業に30年。見かけの復元に50年。本当の復元に1000年か。




54
鳩待からアヤメ平まで、のんびりと3時間以上をかけました。




55
尾瀬は東京電力の誇りであり、保護は使命でもあります。今夏、この国立公園は日光から独立しました。




56
ここは復元作業11年目




57
高地で冬は厳しく、泥炭層の形成には何千年もかかります。




58
長年経過してもこの程度。

・ニッコウキスゲの尾瀬(9)コバイケイソウ

2007年08月26日 09時59分52秒 | 7月の尾瀬

46

47
コバイケイソウ ユリ科
背が高く白花で群生するので目立つ花です。



48

49
コバイケイソウ
それに対してバイケイソウは緑の花で群生しないので目立ちません。




50
右の湿原へササや針葉樹が次第に入り込みます。そのあたりにコバイケイソウが多い。




51
山頂とは思えないが中原山に到着。1968mの高度。

・ニッコウキスゲの尾瀬(8)ラン3種、トキソウなど

2007年08月25日 10時21分30秒 | 7月の尾瀬

42
トキソウ




43
トキソウは小さくとも目立ちます。




44
シロバナは珍しいが名が分かりません。教えてください。
友人から ササバギンランではないかとのメールをもらいました。




45
トンボソウでしょうか。


先日は2泊で志賀高原をハイキングし、たくさんの写真を撮りました。
もう一つのブログ、「NJの山花旅」をご覧ください。
左のブックマークから訪問できます。

デスクトップの壁紙用に「ヤナギラン満開」をホームページにアップしました。お使いください。
「山花旅ワンダフル」左のブックマークから見られます。


・ニッコウキスゲの尾瀬(7)誤解されたキンコウカ

2007年08月21日 09時20分08秒 | 7月の尾瀬

35
尾瀬アヤメ平の名は誤解から生まれました。アヤメのような葉がたくさんあったのでアヤメ平と名付けた人がいました。
実際はこのキンコウカでした。 ユリ科 (翌日7/20 に尾瀬ヶ原で撮影)




36
ここは標高が高いので、ほとんどのキンコウカはつぼみでした。




37
高層湿原:ミズゴケ・モウセンゴケ・キンコウカ




38
アヤメ平でヒオウギアヤメを見つけました。アヤメよりも葉が檜扇に似ています。




39
これが本当のアヤメです。(高峰高原 池の平湿原にて)

・ニッコウキスゲの尾瀬(6)アンドロメダ姫

2007年08月19日 10時09分03秒 | 7月の尾瀬

32
ヒメシャクナゲ 花のあと
シャクナゲの仲間ではありません。アンドロメダ属です。
カシオペヤ女王の娘、アンドロメダ姫の名が属名になっています。
ごく小さい「低木」です。




33
モウセンゴケ 食虫植物です。これは丸葉。尾瀬には長葉もあります。後ほど・・
コケではありません。ごく小さな白の5枚花弁を咲かせます。



34
チングルマ 種子の毛 霧に濡れていました。




・ニッコウキスゲの尾瀬(5)タテヤマリンドウ

2007年08月18日 09時52分33秒 | 7月の尾瀬

27
タテヤマリンドウ
ごく小さなリンドウです。




28




29
高層湿原・横田代はタテヤマリンドウの庭です。
アヤメのような葉はキンコウカです。黄色の花にはまだ早い。




30
ところどころに池塘があります。




31
梅雨時で期待しませんでしたが、至仏山 2228m が姿を現しました。
日程変更をしたかいがありました。
左は小至仏山 2162m 10:43

・ニッコウキスゲの尾瀬(4)ギンリョウソウ

2007年08月16日 10時26分54秒 | 7月の尾瀬

21
ギンリョウソウ 葉緑素を持たない寄生植物です。蕾です。およそ50本の群生にも会えました。




22
ゴゼンタチバナはどこまでも・・




23
ようやく2km登りました。10:10 1時間と20分。




24
ミズバショウの実です。あちこちで見られます。熊がこの実を食べ、森の中に種を落とすそうです。




25
ようやく樹間から抜けて湿原へ出ました。コバイケイソウです。




26
横田代 標高1860m 鳩待は1590m 垂直方向は270m登った事になります。
アルプスは垂直方向へ1500m以上も登ります。尾瀬は楽です。

・ニッコウキスゲの尾瀬(3)ゴゼンタチバナ街道

2007年08月15日 09時48分46秒 | 7月の尾瀬

14
何度も登場しますが、樹間を歩けばよく会うことができるのはこの
ゴゼンタチバナです。
前回の時にこの道をゴゼンタチバナ街道と勝手に命名しました。
尾瀬・鳩待-アヤメ平間。

15




16
1km登るのに45分もかかりました。のんびり登山です。




17
多湿地帯でコケが美しい。




18
色々な蘚苔類があります。




19
葉の形はすばらし自然の芸術です。




20
たくさん落ちていました。
オトシブミの仲間の作るゆりかごは、種類と植物によって形が変わります。

・ニッコウキスゲの尾瀬(2)鳩待峠からアヤメ平へ

2007年08月14日 10時21分27秒 | 7月の尾瀬

8
ツクバネソウ ユリ科 小さくて緑の花です。
sony F828 2007.7.19 8:50




9
デザインに使えそうな美しい形です。花弁がありません。




10
エンレイソウ ユリ科
花は黒の花弁。実がつきました。




11
8:45 鳩待峠を出発。登り口でカウントしています。地図をもらえます。
時間を気にせず、ゆっくり写真を撮りながらの登山です。




12
霧が漂い、涼しい。ブナの大木が頼もしい。




13
ダケカンバの古木がたくさん見られました。

・コマクサ・レンゲツツジの高原(17)星と道祖神

2007年08月11日 09時52分05秒 | 初夏の高峰・湯の丸高原

74
東京からここ東御市新張(奈良原温泉)に住み、ペンションを始めた西川さんは、息子さん夫婦に経営を任せ、絵と石仏彫り、花の手入れをなさっています。
息子さんは星には縁がありませんでしたが、ここの星空のすばらしさに惚れて、星の勉強をして、天体望遠鏡ドームを次々と設備し、星のペンションとして親しまれています。奥さんも感じの良い方で料理に工夫を凝らしています。色々なお話が出来ました。
夜、暗くなったら、私ども二人のために星の観測をしてくださいました。
初めて見る球状星団、三日月に欠けた金星、木星の筋、そのガリレオ衛星、おおぐま座の尻尾から二番目のミザールと、そのすぐ傍で目の検査に使われたアルコルなどが観察できました。




75
西川さんが彫った道祖神です。



76




77




78



79
西川ペンションさん、お世話様でした。

高峰・湯の丸シリーズ79枚の写真にお付き合い、ありがとうございました。

次はいよいよ7月の尾瀬です。


・コマクサ・レンゲツツジの高原(16)星のペンションに宿泊

2007年08月10日 10時26分33秒 | 初夏の高峰・湯の丸高原

69

70
今回の花ハイキングのために宿をネットで探しました。星にも興味があるので
「西川ペンション星の宿」に泊まりました。 2007.7.5
湯の丸・地蔵峠から車で下って10分ほどです。




71
庭にはキバナノヤマオダマキが咲いていました。




72
天体望遠鏡ドームが三つ。平屋型が二つあります。平屋型は屋根が横にスライドして空が現れます。
31センチ反射望遠鏡  フジノン25×150ミリ対空型超大型双眼鏡
タカハシ反射130ミリ  タカハシFC76ミリ
など、機械はそろっています。天体マニヤが集います。
夜には私ども素人が星団や星座の観測をし、丁寧に説明してくださいました。



73
ハレー彗星観測記念碑まであります。

明日に続きます。


・コマクサ・レンゲツツジの高原(14)ベニバナイチヤクソウ

2007年08月08日 10時17分50秒 | 初夏の高峰・湯の丸高原

60
ここでは珍しいベニバナイチヤクソウを見つけました。葉を撮るために花の角度は良くありません。




61
ハクサンシャクナゲもありました。ツツジの仲間です。




62
ゴゼンタチバナ 極小さな低木です。ヤマボウシやハナミズキの仲間です。




63




64
ようやく湯の丸山 山頂 2101m




65
地蔵峠に車を止めました。