すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

小回り&圧のターン 3/11

2023-03-11 19:07:47 | レッスン

今日は、お集まりの方々にもっとも良かろうと思われる内容でレッスンを進めさせてもらいました。先へ進むには、なんせベースがしっかりしてないといけません。

小回りではストックワークにフォーカスし、いつものように内脚メインにしたり、午後は外脚も使ってみたりと。

そして、今日は徹底的に上下動の圧のターンで外脚の伸脚、上体のもってき方。

良いベースが出来てくれば、ターンの質も上がってきます。

上体の使い方を徹底的にしつこく粘り強く繰り返し練習すれば、圧も感じられるようになります。

テレマーク姿勢の足元を正確にコントロール出来れば、あとは鬼に金棒。

上体を振り込んで無理くり回そうとしても、板はそう容易く動いてくれません。

感覚は理屈に勝る。感覚は持って生まれた先天的な部分もありますが、多くの人は、練習量に比例して獲得していくものだと思います。練習せずに上手くなる方法はありません。

今日の動きをベースにしながら、小回りにも応用出来そうなんじゃないですか?

上体の使い方を反復練習して、まず上体の安定感をオートマチック化、そして斜度感を上げていってください!

皆さん、お疲れ様でした。

 

Carole King - Way Over Yonder (BBC In Concert, February 10, 1971)

3/11 あの向こう側に心穏やかに過ごせる場所を見つけられますように。

 

 

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小回り&圧のターン 3/10

2023-03-10 21:01:40 | レッスン

ポツポツとつねに雨粒が落ち続けた八幡平。このところ積雪量が急激に減っています。

時折晴れ間もあり、皆さんの上に虹がかかる場面もありました。急斜面はストックの話メインの小回り、緩斜面では圧のターン。

ワイドなスタンスにもチャレンジしましたが、あまりピンと来ませんでしたかねえ。。。

外脚で圧を捉えて軸の傾きをもって弧を深めたい。

外脚だけでは軸の傾きを表現出来ません。上下動有りバージョンの練習から入って、内脚処理にも時間を割いて上下動無しバージョンも。

道具が変わっても、理屈は変わりませんが、足裏の自分でやる操作が増えますよね。言葉では伝えられない世界もある。裸足でなければ感じられない世界もある。すべてが数式で表現出来るとばかりも限らない。

足元が不安定なので、ストックワークの正確性で姿勢を安定させたい。

確かに理屈は大事ですが、感覚は理屈に勝る。反復練習で無意識で動けるパーツを増やしていくことです。

知行合一。スマホの中に情報入れただけでは、スキーは上手くなりません。そこから情報を取り出して、筋肉の出力として何度も繰り返し、地道に、飽きずに、練習を続けていくことです。違和感を受け入れ、変わることを拒まないこと。

とまあ、皆さん、お疲れ様でした。

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小回り&大回り 3/9

2023-03-09 21:04:37 | レッスン

今日はKさんの小回り&大回り。昨日にも増して気温上昇。春を通り越して初夏?雪もグサグサです。

小回りでは、落下の力をターンに変換。ストックワークが肝。

いろんな練習組み合わせて、落差小さいターンに近づいて来ました。

外脚の練習は上下動をともなったターンから。

圧を捉えて板をたわますための第一歩。

そして、内脚の練習も同時進行。ワンドなスタンスの練習も取り入れながら、軸の傾きのある圧のターン完成を目差します。

功を焦ってはいけません。パーツごとにドラゴンの境地を集めていけば、ブレイクスルーも遠くありません!

本日はお疲れ様でした。

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小回り&圧のターン 3/8

2023-03-08 20:39:21 | レッスン

このところ連日春の陽気が続き、雪もだいぶ緩んできました・・・嗚呼!

・・・と過ぎゆく季節を嘆いてばかりもいられません。今日はOさん、Mさんと小回り&圧のターン。春に練習するものは上達する、と古くから言われるところであります。

急斜面では小回り練習。元に戻ろうとする力に対して、どう対処すべきか?油断してるとすぐ横向いちゃう!

道具の特性を知れば、その対処法も自ずと明らかになります。ストックワークで体の向きをしっかりコントロール!

圧のターンでは、軸の傾きを出した孤の深いターンを目差したい!

ワイドなテレマークターンからスタートし、最終的には側圧によって板の反応から、足の遠さを感じて欲しい。

あとは自主練で、さらに質を高めて欲しいと思います。お疲れ様でした!

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オフピステの滑り講習会 3/7

2023-03-07 17:14:47 | レッスン

Oさんレッスン2日目は、オフピステで実戦!

キックターンも疎かにせず、登りの練習もしっかりと。

まずはオープンなバーンでベンディング的な対応。

雪質難易度3.5。ズレない雪にメンタル的に参ってしまいますが、ゲレンデ練習そっくりそのままやれば良し!

前回の課題でありましたツリーラン。今日は上手くいくか!

最初のムーブをイメージして、ワンターン目が上手くいけば、リズムに乗って最後まで行けそうです。

ゲレンデでの練習を忠実に表現出来れば、滑れるんです。

自信になった2日間だったと思います。山の雪での経験をもっと積んで、ドラゴンの境地へ向かって突き進んでください!

2日間お疲れ様でした。

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ジャンプ系&圧のターン 3/6

2023-03-06 18:06:45 | レッスン

今日はOさんのジャンプ系&圧のターン。前回のツリーランでの課題でジャンプ系を厚めに。理屈がしっかり身についてる人は、朝のホワイトボードのレクチャーは省略。さっさとゲレンデへGO!

急斜面をスピードを抑えて滑りたい!ストックの使い方や元に戻ろうとする力とどう折り合いをつけるか?今日はそんな話。

圧のターンでは、自主練の成果も見てとれました!

なかなかの切れ味になりましたね。これなら山でも使えるね。

急斜面対策で、ダイヤモンドコースも行っときましょう。

急斜面でもボコボコ斜面はベンディングで。林間も微妙にウネウネしてますからね。ベンディング的対応が求められます。ゲレンデの練習も大事です。

本日はお疲れさまでした。

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骨盤の日 3/5

2023-03-05 20:00:08 | レッスン

昨日に引き続き、Jさんの初歩のテレマークターン完成へ向けてのチャレンジです。

午前中は1本杖での練習も取り入れて。基底面が広がることの安定感。苦手側の姿勢も克服出来そう!

1本杖での練習は、姿勢の練習にもなる。ターンの練習にもなる。

午後は、一本杖をストックに持ち替えて。

良い感じに仕上がりそうなところまで来て、思わぬ形でタイムアップ。理屈や作業手順は分かったと思います。あとはしっかり復習して、またお越しくださいませ。

お疲れ様でした。

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骨盤の日 3/4

2023-03-04 19:40:51 | レッスン

骨盤の日。それはRASU-Tレッスン初めての方が、必ず通らなければならない道。テレマークを初めて間もない方から、ベテランの方まで、このレッスンをすっ飛ばして先へは進めません。

今日は若いJさんとマンツーマン体制となりましたので、思う存分、Jさんスペシャルな内容でレッスンを進めました。

テレマークを始めて間もないJさんには、まだテレマーク姿勢が難しい。直滑降の入れ替えや斜滑降を多めで、徹底的に姿勢の練習!

直滑降の入れ替えでは、内から外の脚の使い方も疎かにせず。三つ子の魂百までと言いますからね、変な体の使い方を最初に覚えると、後々癖を直すのに時間がかかります。

超緩斜面の直滑降の入れ替えは良い感じに仕上がったぞ。あとは斜滑降で姿勢を安定させ、左右差を解消出来れば、連続ターンももう間もなくです。頑張れ!Jさん!テレマーク界の未来は、あなたのような若い世代の双肩にかかっている。明日に期待!

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骨盤&圧のターン 3/2

2023-03-02 23:18:41 | レッスン

今日はYさんの初RASU-Tレッスンです。初回は詰め込まれる情報も多く、なかなか大変だったと思います。これぞ名物八幡平の詰め込み教育。

朝の恒例ホワイトボードのレクチャーから始まり、上体の使い方をプルーク姿勢でストックワークの練習も交えながら、回旋系のターンでRASU-Tレッスンの入り口に立ちました。

午後からは、外脚で圧の捉え、内脚の処理もちょいちょい挟み、圧系のターンで攻めてみました。その人の体の使い方の特性を見ることも大事です。

回を追うごとに、パーソナルベストを更新!

外脚の使い方では、かなりドラゴンの境地に近づいてきました。圧を捉えてスキーが前へ走る感覚をつかんだ!

あとは内脚処理をしっかり復習して、上下動のない軸の傾いた孤の深いターンを目指して欲しいと思います!

本日は、頭も大腿部もフル稼働で、大変お疲れ様でした。

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小回り&圧の大回り

2023-03-01 21:49:55 | レッスン

この2日間、雪崩事故の調査で山に入ったり、遭難捜索隊にキャットを出動させて協力したり、慌ただしくしておりました。メディアの報道では、きちんと裏取りされていない情報を報道されたり、現場でのメディアの方々の対応では、キャット含め捜索隊の動線を妨げたり、もう少し配慮いただきたい場面が多々ありました。よろしくお願いします。

捜索隊を見送り、現場を信頼のおける組合員にまかせ、私は下倉スキー場へ戻ってレッスンです。

緩斜面では圧の大回り。午前中は上下動を使って外脚の処理について行い、

午後は、内脚処理も踏まえた上で、軸の傾きで孤の深さを表現する最初のステップ、ワイドなスタンスでの練習を繰り返しました。

急斜面ではストックワークと内脚処理。急斜面では、体を横向きに戻される力も働いてますよ。ストックワークでなんとかしたいです。

急斜面攻略の鍵は、山と谷、素早く入れ替え出来るかどうかということもその一つ。

練習において、つねに頭においていて欲しい重心と足場の関係性。内脚処理については、ドラゴンの境地へ達しておきたいです。

そしてテレマーク姿勢。今、踵が上がるのか、下りてるのか?いつでも板に踵がべったり付いてれば良いってもんでもないですし、いつでも踵が上がっているもんでもないですよね。

Iさん、Nさん、理屈に対しての理解が深まった1日になったと思います。あとは自主練!今日は大変お疲れさまでした。

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