いよいよ八幡平ユースホステルの解体が始まりました。
ここにお世話になった方もたくさんいることでしょう。寂しい限りです。
中をのぞいてみると、手際よく窓枠や、ドア、床材が外されていくところでした。
ここから出た廃材を譲っていただこうと現場の監督さんに聞いたところ、こちらは県の所有する施設で、県の発注による工事のため、廃棄物も所定の量を出さないといけないそうで、廃材を譲り受けることは出来ませんでした。いやいや、そういうシステムとは知りませんでした。プライベートな建物の解体から出た廃材なら差し上げられるんですけど。。。と、残念がっている私を察して、監督さんがそう言ってくれました。監督さん、お忙しいとこ、お手数おかけしました。
里のほうは、まあまあの天気のようでしたが、山はガスで時々雨。茶臼口から黒谷地口の登山道整備にあたりました。
登山道脇のエゾオヤマリンドウが良い色合いになってきました。秋ですね。
霧に煙る黒谷地湿原も、ほんのりと黄色味を帯びてきました。
里では真夏日を記録したようでしたが、山では秋への準備が進んでいます。
我々の側も、もっと行政のすることに興味をもって、つねに注視していなければいけないと思います。
思い出は美しいものとして記憶に刻まれ、時として事実が忘れさられることもあります。
八幡平スキー場がリフト営業を停止する際に、大切な場所を守る努力を怠った地元民として、自責の念に駆られることがあります。その罪滅ぼしを今してるという感じです。
ありがとうございます。
木庭さんもお身体大事にお過ごしくださいませ。