みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

✿万引き家族

2018年07月17日 | ✿映画
ようやく見ました。話題作。

最初、この作品を知ったとき、、
以前観たat Home アット・ホームにそっくりだな。と、
思いました。

どちらも疑似家族のお話という点で共通しています。

ですから、
タイトルの「万引き」は、実は、あの「万引き」の意味では、ありません。





解説・・『誰も知らない』『そして父になる』などの是枝裕和監督による人間ドラマ。親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たという物語が展開する。キャストには是枝監督と何度も組んできたリリー・フランキー、樹木希林をはじめ、『百円の恋』などの安藤サクラ、『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、オーディションで選出された子役の城桧吏、佐々木みゆらが名を連ねる。

あらすじ・・治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。






Yahoo映画のあらすじ、そして
Youtubeの予告動画に、まんまとだまされますよ。

おとうさんでもおかあさんでも、娘でも息子でも、おばあちゃんでもない
わけありの6人の暮らし。


疑似だから、本物の家族に近づこうともがいていたわけですが、
だったら、
本物の家族って、いったいなに?
と、つきつけられるお話でした。


「子どもの基本的な社会化」と「成人のパーソナリティの安定化」
の2つが、家族に可決なもの
と、社会学者のタルコット・パーソンズ談。

子どもを社会に適応させ、大人の精神を安定させるはたらきをもつ共同体が家族である。
言い換えれば、
この2つの機能を満たす集団なら、血の繋がりがなくても、
家族なのです。


結局、警察と福祉行政の介入によって、
子どもたちは、破棄する親、虐待する親という「法的・生物学的な家族」のもとに、
強制的に「元通り」にされてします。
パーソンズの2つの機能は、社会によって破壊されます。


ぼさぼさの髪の毛でふるえるリンちゃんの姿の大写しで、
映画はおわります。


「万引き」とは、
所有することにとらわれない。ということ。
「万引き家族」は、誰かに所有されることに傷ついた者たちがつつましく生きる
共同体なんですね。



万引き家族7月16日鑑賞





ちなみに、こちらは 映画『at Home アットホーム』予告編です。






ダッピィズよろしくお願いします。

・・・







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10 コメント

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映画 (ゴロゴロ日和)
2018-07-17 01:43:57
こんばんわ(*˙︶˙*)ノ

これ見たかった映画の1つです!
今は、犬がお留守番出来ないので
映画行けなくなちゃったのですが
ストーリーと、みみかほう様の解説読んでて
ますます見たくなりました!!
早くDVD出ないかしら…( ̄∀ ̄;)
でも最後の終わり方、ちょっと引っかかる感じですね…

DVD出たら速攻見たいです!
楽しみが出来ました♪♪
ありがとうございます(。•◡•。)
おはようございます (oyajisann)
2018-07-17 08:09:57
カンヌで賞取った関係なく是方監督の作品という
だけで見たくなります。
映画館で映画観る事ほんと稀、多分ブルーレイか
アマゾンプライムで遅れて鑑賞になりそうです。
おはようございます。 (さくらんぼ)
2018-07-17 08:28:59
はなこころさん! えらいです。
この暑さの中、映画館に行かれたなんて!

私もこの映画、すごくにに気になっています。
樹木希林さん。大好きな女優さんです。

よ~~し、まずは映画館へ!ですよね。
見たい映画 (fukurou0731)
2018-07-17 08:38:07
はなこころ様
おはようございます。
万引き家族、見たい映画ですが、まだ見ていません。
万引きを繰り返して生計を立てている家族だと思っていました。よーくわかりました。ありがとうございます。
誤解してました (ゆり)
2018-07-17 09:17:25
おはようございます。

なんか不道徳家族とばかり…敬遠でした。

見る価値がありそう!!
ありがとうございます。

パーソンズが出てきて・・・
何だか今後、、、家族形態も変化の予兆・・・
話題の (はちきんイジー)
2018-07-17 10:20:56
映画ですね

なるほど  そういう意味だったんですね。


カンヌ (都月満夫)
2018-07-17 16:24:08
こういう映画がカンヌで認められるようになった。
クロサワだけじゃない、日本映画も世界に認められるようになりましたね^^
したっけ。
こんにちは (まる)
2018-07-17 18:26:34
カンヌでバルムトールを受賞した作品
万引きをしながら生活していく
偽の家族と 思ってましたが 
違ったのですね

DVD必ず借りて 観たいと思いました
ありがとうございます
Unknown (Neko★)
2018-07-18 09:41:23
楽しみにしている映画です

いろいろですね (麦)
2018-08-28 17:57:43
同じ物を見ても、
その解釈は見た人の数だけある訳ですが

りんちゃんは虐待児ではなくなって
世界を諦めて強く生きてゆくのだろうなあと思いました
ただ、あの優しかったリリーフランキーが
いつか
また来ないかなと
表情のない眼差しが待っているのが切なかったです

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