魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

すみません、〆切りです。

2012年05月12日 | ワイン ~2019年
先日告知いたしましたワイン会(クリック)ですが、
先着順にて予定数に達してしまったため受付を〆切らせていただきます。
どうもありがとうございました。

当店が狭いのもありますが、1本のワインを分け合って飲むには10人が限界です。
そんなわけで、また次回のご参加表明をよろしくお願いいたします。


テーマはいくつかのプランの中からピノ(赤)ということは不動ですが、白も
美味しいのを選ばなくてはなりません。数日中にご満足いただけるような内容
をしっかりと考えます。


私も15日にはワイン会で福岡出張が控えており気合いが入ります。





今日は輸入元から届いたあるインデントリストを見ていました。ブルゴーニュの
2009年は素晴らしい評価と価格で(それは当然ですが)、先月配信しました当店の
リストに書かれてあったとあるワインが、仕入れ値で6万円程度に値上がっており
ました。もちろんワインを投機の対象にすることは、純粋な愛好家としては反する
ことでしょうが、世界ではそんな状況です。


ギリシャやスペインなどのユーロ危機、米ドルだってなんとなく上がらないし、
そんな中で「円」が強くなればもっとワインも安くなるかもしれません。
(日本の円も危機はあるにせよ、ユーロや米ドルよりまし的現相場?なのでしょう)

なかなか先を読むことは難しいのですが、感覚的に09年ブルは買いです。
だって為替がどう変わろうとも09年は市場からなくなっていきますから。

2010、2011年はそこまでの年ではないと思われます。
2000年代に入ってからのブルゴーニュの赤、総合評は、

05>09>02、03>06>01(今美味しい)>07(今美味しい)>00>08>04くらいの
順でしょうか。このあたりは個人個人の思い入れもあって微妙に違うでしょうね。
(だからワインは面白いのです。私自身も数ヵ月後には入れ替えるかも?)




いろいろと考えながらも今夜はこれ。






2010 ヴィニウス ピノ・ノワール RSV
   (仏、ピノ種、赤、千円台前半)


香りは先日飲んだリザーヴでない通常クラスのピノよりも濃く深いです。
浅かったフランボワーズみたいな香りとは違って、イチゴ、カシス、ブラ
ックチェリー、スグリ、キューピー人形(セルロイド)、赤土にやや黒土
が混じり、革などもややあり、とにかく厚みがあります。


味わいは厚みのあるフルーツ、きれいな酸が効いてスマートで、この価格の
ピノとしては濃さもあります。先日の通常クラスよりもぐ~んと良いですね。

きれいでスマート、良い意味で軽やかさのあるワインでしょう。


ただし・・・・・

同価格帯のミシェル・トリノのピノやドンダヴィのピノには及びません。

それでもフランスを飲みたい!のであればこれはアリでしょう。
でもチリやアルゼンチンのピノがやはり美味しいと思います。

比較として飲むのは良いと思いますので、少量だけ置いてみてもいいかな
あ・・・。そんな感じがします。


美味しいピノを探す旅に終点はありません。



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2 コメント

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Unknown (MilkKids)
2012-05-12 07:56:31
この度は参加できずすみません。
盛会をお祈りします いいな~♪
返信する
Unknown (ラリラリ・ピノ)
2012-05-12 12:40:05
すみません。今回は埋まってしまいました。
次回よろしくお願いします。
返信する

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