魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

真面目に反抗

2015年09月03日 | 理由なき反抗
「パレートの法則」(クリック)というのがあります。
アリによる実験、2割と8割の法則とも言えます。

さらに「2-6-2の法則」というのもあります。

1.上位2割 … とてもよく働く優秀なアリのグループ
2.中位6割 … 平均的に働くアリのグループ
3.下位2割 … 生産性が低い怠け者のアリのグループ

つまり、「優秀2割」「普通6割」「怠け者2割」。
これは会社などでも言われています。

集団やグループを構成した場合、自然発生的にこのような内訳に
なるという法則。

そこで怠けアリグループを隔離してしまいます。もともとのグループをA。
怠けアリばかり集めたグループをBとしましょう。

するとABのそれぞれのグループの中で、また2割8割(もしくは2・6・2割)と
分かれて、怠け者が発生、もしくは怠けていたアリが働き出すという面白い法則です。



何を言いたいのかともうしますとね、私が若いころ、まだ十代だった頃、「世の中の
大人、頭の固い50歳以上はみんな死んでしまえば世の中良くなる」と思っていたことがります。

「封建主義で男女や弱者差別するし、こちらが正しても聞く耳持たない。人間として
恥ずかしいやつら」と思っていたんです。
人間って知識や経験を積んで成長していくはずだよなあ、でもこいつらは逆に
愚かになっているんじゃないの、って。


今は「ハラスメント」として一般的に叫ばれ、きわめてほんの少しは気を使うようになった
かも?しれませんけど。

ただ、それから時が経ち、私がその年代になってしまうとは・・・・・???


どうしようもない人間たちは、相変わらずいて、つまらないことやっていますよね。
もしかしたらそれはこんな私かもしれません。(という不安はいつも持っている)(汗)

特に「高校で女の子にサイン、コサインを教えて何になるのか」と言った某県の知事などは
典型的ですし、いや~な政治家もたくさんいます。

人の心の痛みとかわからないのでしょう。自分が弱者の立場に立ったら・・・という想像力
がものの見事に欠落しているのでしょう。いじめの行動や政策、数えたらきりがありません。


でもそんないや~な連中を排除しても、また次々にいや~な人々が出て来るのか???
もしくは排除されたグループの中からすごく良い人たちが出て来るのか???

とりあえずワインを飲みながら考えているところです。雑文でございました。




コメント
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