魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

相変わらず

2009年01月07日 | ワイン ~2019年
今年のはじめとしてまずブルピノから飲みましょう。


これ。個人ストックです。

1993 ヴォルネー 1er ロンスレ(ジャン・マルク・ブレー)


1、2年前に買ったワインですが、年取って落ちることもなく、
かといって新たな魅力が出てくるわけでもありません。

良くいうと、柔らかで優しいピノです。
でも物足りなさを挙げると、果実味の厚さが足りず、酸がやや出て、
ちょっとだけ鉄分すらあり、大した面白みもない。

やはり濾過が原因なのでしょうか。澱もほとんどありませんし。

しかしプルミエ・クリュですよ。一応。
それで魅力がこの程度?とは・・・まっブルゴーニュではよく
あること。


ジャン・マルク・ブレーはもともと派手な造り手ではなく、
コート・ド・ボーヌのヴォルネー村ですからね。優しくしなやか
なのですが、この年がいまいちなのも原因でしょうか。

「相変わらず」の味なのでしょう。世の中の景気も、もちろん
我が家も、悪くなることなく「相変わらず」で今年も何とか
やっていきたいと思います。

まあ、何と地味なスタートなことでしょう!

まあ、いいっかぁ。

コメント
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