魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2015年アウォーズ

2015年12月31日 | ワイン 2015
いよいよ2015年も終了です。

読者のみなさま、今年もお世話になりました。ありがとうございます。

このブログは誰が読んでいるとか、そんなことは分かりません。私が関知していることは、
1日に訪れてくださった訪問者数(IP)と閲覧数(PV、ページヴュー)の数が表示されるだけです。

サーチワードなどあるようですが、こちらからは何も特定、決定も出来ませんし、勝手に
なるがまま状態です。そんなのは気にしたことすらありません。ひとつだけ、出来る限り
毎日更新をという思いだけです。

でも結構な数の方が訪れて、読んでいただいているので、感謝です。よくぞお付き合いくださり
ありがとうございます。


何とかがんばって書き続けてこられたのも、みなさまに美味しくワインを楽しんでいただきたい
という気持ち、そして私自身がワインが大好きな気持ち、そして時々「ブログを読んでますよ」
という励ましに支えられてきたからです。


お正月からはしばらくお休みさせていただきますが、気が向いたら、書くネタが出ましたら
また始めたいと思います。数日間お休みさせていただきます。




さて、2015年の印象に残ったワインを書いておきましょう。(あくまで個人的見解です)

まず、ベストコストパフォーマンスワインです。


ダダダダダ・・・・・ダン!

「2013 ドンダヴィ タナ」です。(テースティングコメントはこちら、クリック)




他にも「2014 リントンパーク カフェ・カベルネ」(南ア)や「2013 エル・ヴィエホ 
ピノ・ノワール」(チリ)なども有力だったことは記しておきましょう。



そして最も印象的だったMIPワインは

ダダダダダ・・・・・ダン!



2005 シャンボール・ミュジニー(アミオ・セルヴェル)です。
(当店で行いましたシャンボール・ミュジニーワイン会より)

写真に写っている2002年のアムルーズも素晴らしかったのですが、やはり最強2005年、
偉大な年のシャンボール・ミュジニー村名には目を見張るものがありました。
同年のもっと上のクラスだったら、もっととんでもないものだったかもしれません。

あらためて2005年ものは「見かけたら買い!」という思いを強くしたのでした。
(実は結構仕込んでおります)



ワインではありませんが、個人的に思い入れがあった出来事は、
ダダダダダ・・・・・ダン!





取り壊される公会堂の最後のステージでの演奏です。

思い入れのあるみなさんの手による、ある意味でのひとつの卒業式だったのかもしれません。
熱い思いがこみ上げてきます。あらためていろんな意味を込めて「ありがとう」です。


最も美味しかったラーメンとカレーは・・・とかもういいですね。やめておきます。



さて、2016年はどんな年になるのでしょう。いろいろ期待しても裏切られることも多いので
多くを望まず、極めてささやかに願いをかけましょう。
でもお客さまの喜びのため、美味しいワイン探しはずっとがんばっていきます。
そんなわけで来年もよろしくお願いいたします。

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カキフライ-安05ボルドー

2015年12月29日 | ワイン 2015
お昼は「カキフライ」が食べたいぞ!

ということでやって来たのは「JA(農協)の地下食堂」。

うちから近いのもありがたい。




ここへ来るといろいろとお安いので悩んでしまう。

日替わり定食がお手軽で一番人気だが、ぐっとこらえて初志貫徹。


さあ、カキフライ定食。



やや大ぶりのカキ。いいね~。
結構幸せ。






鉄板のお昼を食べたので、今夜も鉄板で。




2005 Ch.ラロッシュ・ベル・エール
   (仏、ボルドー、赤、千円台半ば)

ぜろごーです。

かなり前、2012年に飲んだ時の印象です。

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香りは沈んだ暗めのベリー、プラムやちょっと干しブドウ、日陰の植物に、
井戸の苔、レンガやドライフラワー、土、しめじなど。
それは偉大な年であるがゆえでしょう。


味わいは沈んだ黒系の果実味、これがとてもしっかりとたストラクチャー。
価格の割には目が詰まった果実味、細かいがしっかりと詰まったタンニン。

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今回もまさしくそんな感じでした。

つまりは偉大なヴィンテージは3年くらい経ってもそんな感じなのです。
ストラクチャーがしっかりしているので保つんですよね。

ちょっとタンニンは強めですが、実にボルドーらしい味わいで、それも千円台半ばで
核心に触れる何かを味わえるわけで、これこそ偉大な2005年のなし得る力なのかもしれません。
当然お奨めで、実際に飲まれたお客様の評判も良いのです。
ストックしておいても良いと思います。何気にデイリーワインでこんなのを出して飲むと
カッコイイとだろうな。

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良いボトル、悪いボトル

2015年12月26日 | ワイン 2015
ワインの宿命とでも申しましょうか、「良いボトル、悪いボトル」があります。

私のデイリーワインとして飲んでいる安ボルドーの白ワイン。



2002 Ch.ド・ラ・サール
  (仏、ボルドー、コート・ド・ブライ地区、白、千円未満)

輸入元のセールで買ったお手軽な、はっきり言って売れ残りなので、個人的にデイリーワイン
として重宝しておりますが、一般に販売はほぼしておりません。

その理由として、このワイン、当たりとハズレが結構激しいのです。
一定の品質を担保出来ないので「販売」ということになると躊躇せざるを得ません。

昨日はどハズレで、色が濃く、濁っておりました。味わいも甘いのですが、酸化劣化しており、
かなりもっさり、というか鈍い味わいでした。飲むのがきつくてとうとう捨ててしまいました。

で、本日連続で開けたボトルは張りがあり、シャープさも残り、きれいな甘さと
甘露のような熟成感。高級ワインを飲んでいるかのように酔いしれました。


何なの一体?!


ワインの面白さでもあるのですが、「ボトル差」というものがすごく如実に味わえて
しまうんですよね。原因はコルク栓なのかなあ、と感じますが100%の確信はありません。

詰めたタンクや樽によって味わいも違いますし(ロット差)、保管環境、コルク差
などが考えられます。


私が美味しい、高品質、高コストパフォーマンスと思って仕入れ、販売したワインだった
のに、いざお客様が飲む時には違う味だったりするわけです。

恐ろしいことです。


若いワインにはそのブレは少ないですが、熟成したワインほどどうしようもない差が出ます。

「助けて~」と言いたくなる時もありますが、それでも事故は望もうが、望まざろうが
勝手にやって来ます。神のいたずらか、日頃の行いによるものか。
もしもそういった事態に出合っても(多分すでに出会っていると思われます)、それも
含めてワインの世界だとご理解ください。よろしくお願いいたします。

もちろん素敵な女性と飲む時と変なおっさんと飲む時のボトル差も大変なものですけどね。



12月は31日まで無休です。
年越しのワイン、新年のワイン、今のうちにお求めください。

出来るだけ当たりボトルを怪しい念力で選びますので。

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謎の一味-ペトローロ

2015年12月23日 | ワイン 2015
最近お気に入りのトウガラシがあります。

やたら辛いんです。







「夕陽が丘そとめ」、外海の「道の駅」に売ってあります。

なんでも同じ造り手の「ゆず胡椒」もかなりきてるらしい・・・。(それはそのうちに)

これかけると普通のトウガラシじゃ物足りなくなります。特定のファンが付いているようで、
隠れた名物かもしれませんのでご紹介しておきますね。
思いっきりかけたら涙が出ます。油断してはいけませんよ。



さて、今夜はこれ。




2009 トリオーネ (ペトローロ)
  (伊、トスカーナ州、サンジョヴェーゼ種主体、赤、3千円台)

ペトローロが造るトリオーネという名のワインです。
香りはプラム、カシス、梅、スグリ、赤土や革、セルロイド、メタル(鉄)、ミネラル、肉など。
若々しくもイタリアらしいどこかダシ系の何かを感じます。


味わいは酸が効いていて、スタイリッシュで厚みのあるフルーツ。そして旨味がじんわりと
溢れてきます。酸味がダメな人には旨味まで到達できないかもしれないですが、ブルゴーニュ
ワインが好きな人には、問題なく美味しいと感じることでしょう。(でもそこまで酸味が
きついとかいうわけではありません、誤解なきよう)


まだまだ張りもあってしっかりとしています。タンニンは細かいながらもしっかりあって、
でもきつくはありません。酸味の方が強めではっきりとした輪郭を示しています。
上記のトウガラシのようなスパイシーさはありませんが、エレガントでとても美味しいです。
評価もパーカーやスペクテイターでも90~93点程度で毎年推移するようです。
そのうち入れておきましょう。

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初めての・・・メンチカツ-カッコイイ白

2015年12月19日 | ワイン 2015
このお店は何度も通ってはいますが、トンカツがメインでそればかりを食べていたので、
他のメニューを知りませんでした。

勝山町にある「ルカン」です。

たまたまランチがメンチカツだったのでトライしてみました。



やはり良いよねえ。
メンチカツは固くてギッシリ・・・ではなく、柔らかくてふわりでした。

衣はもちろん素晴らしくて、肉の旨味や肉汁は閉じ込めたままで、優しくふわりと
揚げられています。やはりさすがだと思います。


閉店間近の百貫はふられっぱなしで、多分もう無理かなあ。





さあ、今夜はこれ。
ラベルがすごくカッコイイのさ。




2013 クロ・デ・リュヌ "リュヌ・ブランシュ"
  (仏、ボルドー、ソーテルヌ地区、白、2千円台)

セパージュはセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%となっています。
何でもドメーヌ・ド・シュヴァリエのオーナーであるベルナール家が新たに手掛けるワイン
らしのですが、試飲します。


香りは若いので当然ながら冷えているうちは弱いです。少し温度が上がると、青から黄色に
近いレモンやキンカン、スダチ系の酸味のある柑橘がメイン。ミネラルやピーマンの青野菜、
ハーブなどの青草など。

味わいは若いので、青いというより白いです。ミネラリーで透明な空間がいっぱいあって、
これから熟成してコクが出るのかなという、まだまだ早くて発展途上状態にあります。
時間が経って、温度も上がってくると、少しづつ、ミネラリーさの中からコクとモモっぽい
とろみも湧き上がりますが、まだまだ僅かです。

しばらく寝かせて、そうですね・・・せめて1年くらいは待ってやると、味の広がりや
コクももっと出て、美味しさももっと大らかに出ると思われます。
即戦力ではないでしょうね。


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微妙なことがいっぱい

2015年12月18日 | ワイン 2015
V・ファーレン長崎が大変だ!

とうとう黒木選手がヴァンフォーレ甲府に移籍!!!

チームの屋台骨だっただけに一大事だと思う。

代わりにロドリゴというブラジル人FWが加入だ。

おいおい、どーなんだー!!!



さて、仕事先で丸亀製麺に寄る。

今限定メニュー「肉たまあんかけ」にトライ。期待してた。



まずまずだね。ちょっと価格が高いのが難点。
美味しいけど多分もう頼まないかもなあ。
590円におにぎりとか天ぷらとか、付けると700円越えとかあり得ん!
何のために丸亀に行くのかという原点でずれてしまいそう。


なんか吠えてるなあ、今日は。




今夜(といっても昨夜)はこれ。



2014 カーヴ・サン・ヴェルニ シャルドネ
  (仏、オーヴェルニュ地方、シャルドネ種、白、千円台)

香りはレモン、青い柑橘、青リンゴなどのフルーツ、酸が鋭いわけではなく、ミネラリーで
どこか落ち着いたきれいな酸とフレッシュな果実味。


味わいはまとまりよく、酸味もありますが穏やかさもあって、くっきりと果実味をかたどっています。
逆に平凡と言えばそうなってしまいそうなくらい典型的なフランスのシャルドネのイメージ。
若いからシャキッとはしていますが、それ以外で特徴を探すことは難しそうです。

良いですが、このワインでなくてはならない何かは感じることが出来ません。
キャラクター性が弱いと言えばそうなのですが、決して悪いワインというわけでもないのです。

そのあたりの微妙感を書いておきたいと思います。採用はなしです。


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重たい日-お好み焼きとイタリアン

2015年12月16日 | ワイン 2015
目覚町にある「福丸」。


お気に入りのエビ焼き。



そして焦がしネギマヨ。


から揚げも食べたし、かなりお腹いっぱいで苦しかった。
でもここは良いですね。初めてピリ辛麺を食べてみましたが、まずまずピリッとはします。
でも普通の麺の方が馴染みの味で安心はできますね。でもちょっと重い。

HPはこちら(クリック)


さて、今夜はこれ。

最近お気に入りの「カンポ・アル・マーレ」の上のクラスに挑戦。



2009 バイア・アル・ヴェント ボルゲリ
  (伊、トスカーナ州、メルロ種90%、赤、5千円台)

ずしりと重たい香り。プラム、ブラックチェリー、イチジクなどのフルーツに黒土、黒革、
黒糖、シナモン、ブラックチョコ、エスプレッソ、モカなど。

味わいもぐっとウェイト感があります。黒くて濃厚、へヴィでタニックで暗黒大陸の
ようです。派手さや華やぎは影をひそめ、ドライフルーツの風味を粉っぽく味わうかのようです。
酸はちょうど良いですが、タンニンはどっさりと乗って渋みが強く重いです。

メルロをイタリアの土壌で育てると、かくもクラシカルなワインになるのか?という
サンプルのようなスタイルでしょう。

田舎っぽくて、気品や華がなく、”デザインの国イタリア”とは180度イメージが違いますが、
これこそワインのキャラではイタリアっぽいと思います。
重すぎるかもなあ・・・。

フルボディに打たれた日でした。



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伊とUSAの競演-南蛮亭

2015年12月12日 | ワイン 2015
島から音楽友人が訪ねてきてくれたので・・・ガンガン飲みました。



2012 ドメーヌ・エデン ピノ・ノワール(USA)

2011 カンポ・アル・マーレ ボルゲリ(伊)

USAはピノ・ノワール種で。伊はメルロ種メインで。

華やかで革や動物的な旨味も含みエレガントでとてもきれいなUSA。
そして沈んで重たく、黒土や黒糖のどっしりとしたイタリア。

「エレガント・ズシン」でした。
個人的にはもちろんピノが好きですが、最近このイタリアもお気に入りです。
(販売しますが、ヴィンテージが2013になります)

いずれも若いのでまだまだこれからでしょうが、素晴らしいワインたちです。



何かいろいろ音楽の話をして遊んだのですが・・・よく覚えてないことも。
若い頃はそんなことなかった・・・

でもギター弾いて騒いだのでした。


翌日身体も重いのですが、しっかりとお仕事ね。

彼を送ったわけではないのですが、ちょうど前から気になっていた大波止ターミナルにある
「南蛮亭」へ。うどん食べ歩きも何となくやってます。




メニューを見る。


なになに?

こいは何か?


・・・と誘惑に耐えながらもまずは基本やろ、と。しかも「名物」と書いてある。

「名物五色うどん」になぜかおでんひとつ。


タイムスリップした。
昭和だ。うちのお店が忙しくて間に合わなくて、「あんた、食堂でうどんでも食べとかんね」
と親から言われ、近所の食堂に来たようなイメージが駆け巡るとです。

すごく懐かしさこみあげる味だった。五島うどんにあごのダシ。
自分が子供になったようで・・・なぜだろう。

懐かしさが欲しい時はまたここへ来よう。いや、やっぱり「ドラゴンうどん」やろうか。

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たま~にチェックのラーメン-若いワイン

2015年12月11日 | ワイン 2015
少し前から「百貫が閉店」というニュースでショックを受けています。



ランチに向かったら、12時前にもかかわらず、もう予約でいっぱいとのこと。

・・・1回くらい行けるだろうか。

一勝軒オープンで行ってはみたかったが、最近気になりだした「長浜一番」へ。

たま~にチェックを入れておかないとずっと気になる。



ラーメンとおにぎり2個。



相変わらずの味だった。美味しいんだけれど求めてる味とは・・・。
価格も750円になっていた。何でも上がるよなあ・・・。orz




さて今夜はこれ。




2013 カンポ・アル・マーレ ボルゲリ
  (伊、アンブロージョ&ジョヴァンニ・フォロナリ、赤、3千円台)

メルロ種メインであとはカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン種です。

ちなみについ先日2011年ものを飲んでおりますがそれはこちら(クリック)です。

まず、ラベルが変わっています。2011年ものはこちら。



見た目は同じように見えますが、やはり違います。


さて、まず香りは黒系ベリーのフルーツに黒土や黒糖、ブラックチョコ、ジビエなど
2011年ものと共通する香りが多いです。ただ、若い分、じりじりと湧き上がってくる
赤系果実や樽からのバニリンが多いようです。

味わいは濃く、太く、しっかりしています。アーシーで地に足がついています。
まったく2011年ものと共通します。

ただ、ちょっとジカジカと粗さがあります。これは若いのと、オークがまだ溶け込んで
いない(馴染んでいない)ことによるものです。1、2年置くとすっごく良くなります。
間違いありません。時間が経過してからやや丸さも出てきました。2日目はみごとにまろやかに
なってきました。やはり少し時間があると良いようです。

若さゆえの粗さは、ワインにも人間にも付きものですね。
でもこのワインは素晴らしく美味しいです。

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ファミレスとオーストリアピノの不条理

2015年12月10日 | ワイン 2015
奥さんが肉が食べたいと言ったのでやってきました。牛〇門。


私はメニューをひと通り見て安いのを探しました・・・・・(汗)

これにしました。



長崎スパゲッチ使用のナポリタン。
やっぱ味が強かねえ・・・。


それを横目に奥さんは肉を食べる。




そして私は、奥さんの嫌いな脂身の部分を「はい、あなたはここね」と言いながら
もらって食べる・・・。 はい、そうです。


肉を食べるならもっと違うお店が良いですね。やはり。いつかリベンジを。

ナポリタンは意外と腹にたまって、ステーキは足りない。
そこでやはり別腹作戦を展開。女性はかくも不思議なもの。




どこか不条理?




今夜はこれ。





2011 カイザー ピノ・ノワール
  (オーストリア、ピノ種、赤、3千円程度)

オーストリアのピノ・ノワールってあまり見かけませんよね。
多分現地では結構生産されているかと思いますが、日本にはマイナーなのであまり紹介も
輸入もされていないのだと思います。

本当は美味しいものもたくさんある「はず」ですが、きっと売れないと思われている
のでしょう。これも不条理です。

そして奥さんはワングラスしか飲めないので、あとは私がいっぱい飲みます。(不条理返し


さて、香りはやはり旧大陸と最初は思いましたが、時間とともに徐々に甘さが出てきます。
イチゴやチェリーのフルーツ、ややジュレやお菓子のようです。そして微かですが
青っぽさがあり(これが良い意味での青さ)、多分果梗からきているのでしょうが、べたっと
甘さ一辺倒にさせなくて、上手に引き締めています。
肉は僅かに感じますが、土っぽさはほとんど感じません。

味わいは品のある果実味にきれいな酸。厚みもややあってしっかりとしています。
タンニンも細かいけれどしっかりとのってボディを構成しています。
きれいで美味しいと思います。

オーストリアは珍しいので次回仕入れで数本入れて置いておきましょう。
ご興味のある方はぜひお試しください。意外と満足出来るでしょう。


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年末号のリスト書き-ブロックナインPN

2015年12月08日 | ワイン 2015
ただいま必死にワインリストを作成中です。

年末年始号。

アイテム数が多くて書ききれないでいます。
おすすめが多すぎるんですよねえ。

間に合えば本日、メールの方は明日には配信予定です。
(今最後のあがきのところ


リストご希望の方はご連絡ください。
このブログの「ブックマーク」のところに当店のページがあり、メルアドを書いてありますので
よろしくお願いいたします。

しかし・・・書けなかった秘密兵器がいろいろとある。

あるとです。


それはご来店いただいたお方にはちょっと小さな声でモニョモニョ・・・っとお伝えしております。




さて、今夜はこれ。




2014 ブロック・ナイン ピノ・ノワール
  (USA、ピノ種、赤、2千円台)


香りは明るいチェリー、イチゴなどの赤く若いフルーツに、サロンパスやハーブの
若さから来るウッディーな樽の香り。奥の方に革や動物系的旨味の香りもあります。

味わいはニューワールドっぽいちょっとケバさもあります。しかし飲んでいるうちに
馴れてはきます。2日目はやや落ち着き、こちらの馴れもあるでしょうが、明るく、
チャーミングでお菓子を食べているかのように楽しむことが出来ました。

私には少し甘過ぎなのですが、甘い果実味がお好きな方には悪くないでしょう。
海外の評論家や海外のワイン誌でもヴァリューとしての評価は高いようです。
女性受けするかなあ。

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自販機変えても同じ?-オーベルニュ地方のピノ

2015年12月04日 | ワイン 2015
コーラの自動販売機が故障。冷蔵機能が壊れてしまい、交換です。






大変な作業だと思いきや、業者の方は手慣れてるんですよねえ。

驚くほど上手くこなして設置完了。

コラム数が増えたのですが、入れるものが足りないぞ~!
まあ、しょんなかー。ぼちぼちいきまーす。

でも似たようなデザインなので、新鮮味はない気もする。これでいいのだろうか。
そりゃ壊れて使えないよりは遥かに良いでしょうね。




今夜はこれ。




2013 カーヴ・サン・ヴェルニ ピノ・ノワール
  (仏、オーヴェルニュ地方、ピノ種、赤、千円台)

ブルゴーニュ地方でない、ちょっとマイナーな地方のピノ・ノワールのお試し。

色は明るくうすいです。香りはイチゴやフランボワーズ、軽やかなベリー系。軽くペッパーや
セルロイド。そんなに複雑ではありません。

味わいはどこか埃っぽさを感じさせる明るいフルーツに軽いタンニン。酸はきれいですが
全体的に各要素が弱いです。果実味が不足、エキス不足、昔飲んだ「幸うすいワイン」(クリック)
まではいきませんが、頼りなさがあります。

飲み馴れてくると、それでも旨味は感じますし、光明もひと筋射してはきますが・・・
やはり儚さを隠せないようです。


うーん、採用はないですが、最近ワインが値上がりばかりするので、価格の割にどんどん
弱いワインが増えてくる気がします。ワイン探しはさらに大変なのです。

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飲んでも大丈夫?-下り坂のワインと私

2015年12月02日 | ワイン 2015
病院へ行って来ました。
最近は父や母や・・・そんなんばっかりでしたが、やっと自分自身の特定健診(メタボ検診)の
結果が出ました。


数値が5列ありますが、
写真左から メタボ基準値 ・参考基準値 ・今年 ・1年前 ・2年前となっています。



今回は面目躍如かな。

肝機能のγ-GTPは大丈夫ですし、懸案だった中性脂肪血も見事に解消できました。
尿酸値も下がったので、これで安心してビール、しかも濃い~ビールが飲めます・・・???

がんばった自分をちょっとだけでも褒めてあげたい、そんな気がします。

こんな商売をしながら肝機能の数値は何とかなっているのが救いです。



そんな願いが続くように祈りながら・・・

今夜はこれ。




2003 Ch.コンスタンタン(Chateau Constantin)
  (仏、ボルドー、千円台)

03年ものです。10年以上熟成。しかもこの年は酸が弱く、過熟傾向のイメージです。

さて・・・

香りはプラムに黒糖、少し枯れた腐葉土や枯葉、微かに石灰やカビ臭さも出始めています。
ブショネとまではいかないでしょうが、劣化が始まっているようです。

味わいはやはり張りが弱く、落ちてきています。確かに熟成感はあります。ジビエや
黒糖、革などありますが、旨味は弱く、これから先はやせ細るだけで、あまり見込みはありません。
このワインをお手持ちに抱えている方は、すぐさま飲んだ方がいいかと思います。
頂上から下り、6、5合目くらいまで来ています。

おなじ5、6合目なら登りの方が遥かに美味しいと感じます。

まあ、ワインなんてそんなものでしょう。後生大事に抱えていても、いつの間にか
こんな状態になっているということも少なくありません。
「気持ち早めに飲んで正解」というのも覚えておかれるといいでしょう。
「早すぎた~」と思っても「遅すぎた~」より10倍マシです。
若さが素晴らしいということは永遠の真理なのです。

そして私の人生だってもう下り坂ですので・・・もうね、哀愁です。


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12月もスタート-アルザスZindで

2015年12月01日 | ワイン 2015
昨日は月末棚卸や残務、不調だったレジスターの入れ替えなどでバタバタとしておりました。

月が変わればまた発注や新しいワインリストの作成などもやらねばなりません。

スマホは全然使い方もわからず、儲かってもないのにいろいろと追われることばかり・・・。
グチはやめましょうね。


近所の松枝公園もイルミネーションがキラキラ☆彡となりましたよ。


冷たい空気の中、ほんのちょっとだけ温かい気持ち。



そういえばマドゥバニのチキンカレーをとても久しぶりに食べたのでした。書き忘れていました。

ジンジャーが意外と強めに出ていたので、こんな味だったか~と再認識。


あっという間に12月。がんばってまいりましょう。





今夜はこれ・・・って開ける時にひとつだけ驚きました。



コルク栓の上に蝋が被せてあったのです。


こういった細工を見るとちょっとだけ期待が高まります。



2013 Zind(ドメーヌ・ツィント・ウンブレヒト)
  (仏、アルザス地方、いくつかのブレンド、白、3千円前半)

アルザス地方最高峰の造り手です。3本続けてこの造り手の試飲です。
最近白ばかりでちょっと・・・・・赤が恋しくなったりします。


さて、香りはレモンやライムにライチやトロピカルフルーツなども混じります。
とてもフルーティーで黄色い花びらや蜜、ミネラル、セルロイドなども出てきます。

味わいは甘い風味・・・と思いきや、ちゃんとドライで、厚みも感じられ、ミネラリーで
すごく親しみやすく美味しいです。もっと上のクラスになると焼き芋のようなべたりと
する甘さに近い風味が出るのですが、そこまではいかなくて、ドライな風味をきれいな酸
とともに保っています。とてもきれいで、ミネラリーでいいよねえ。
・・・問題は価格でしょうか。

先日書きましたゲビュルツトラミネール種を2千円半ば程度で取るか、3千円まで出して
こちらを取るか・・・そんな価値観の問題だと思います。

でもお手軽なゲビュルツトラミネールの方を採用します。よろしくお願いいたします。
和食に相性が良さそうなのでおでんやなべ料理、おせちにもきっといけることでしょう。


追記:今セパージュを調べたら「Chardonnay 60% Pinot Auxerrois 40%」とのことです。

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すでに泡で祝杯-V・ファーレン長崎勝利なるか?!

2015年11月29日 | ワイン 2015
ひと足お先に祝杯をいただきました。

本日はJ1昇格へのプレーオフ、「アビスパ福岡 vs V・ファーレン長崎」です。

知っている方が何人も福岡へ向かっております。


福岡にもJ1昇格してほしい気持ちもありましたが、まさか直接対決になるとは!

引き分けでは順位が上の福岡の勝ちになります。つまり、長崎はガンガン攻めるしかないのです。
巷では「下剋上」という言葉が乱れ飛んでおりますが、そんな1週間になることでしょう。

またしても長崎は古部次第かな??? 大久保次第???
良くも悪くもそんな感じなんですよねえ。

福岡にも国見出身の城後、中村北斗選手がいますよ。注目です。





さて、その祝杯はこれ。

今、お手軽な泡ものを探しております。



NV クオーレ・ディヴィーノ ブリュット
  (伊、エミリア・ロマーニャ州、トレッビアーノ100 %、白泡、千円台前半)

香りはレモン、シトラス、ライムなどの柑橘、セルロイド、石灰、ミネラル、ラムネ菓子など。

味わいはさわやかなライム、シトラス系のフレッシュさに微かに甘さ、親しみやすさが
あり、ドライではありますが、ほど良い辛口です。どこか青リンゴを思わせる甘さが
チャームポイントで、とてもきれいな酸は柑橘の美味しさを引き立てています。

この価格としては万人受けするフレンドリーさとしっかりと辛口好きをも満足させることが
出来る両立を成している味わいでしょう。美味しくて、何となく、何となく杯が進みます。

いけてる感じがしますので採用したいと思います。



・・・・・と書きました。

でも、うちの奥さんがダメだし。これは嫌いだという。
嫌いと言われてしまうとなあ・・・。

そんなわけで不採用???

・・・でもさ、どちらが正しいのか飲んで確かめていただけると嬉しいです。
数本だけ、次回の仕入れで入れてみましょう。


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