魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2014年アウォーズ

2014年12月31日 | ワイン 2014
今年もお店ともども、このブログもお世話になりました。

バカみたい、アホみたいなこともたくさん書きました。
それは本人がそうなので否定は致しません。ご迷惑をお詫びいたします。

お店は本日も31日、大みそかまで営業いたしております。

お正月用のワインも、まだの方はぜひお求めください。


お正月休みは1/4(日)までです。1/5より営業いたします。


さて、2014年での総まとめです。
あくまで個人的なことですので、まずはそこのところお断りしておきます。




まず今年のベストちゃんぽんから発表いたします。

ダダダダ・・・・・・・ダン!

蘇州林の伊勢海老ちゃんぽん、1100円。



ちゃんぽんが美味しいのか、伊勢海老が美味しいのかはよく分かりません。
伊勢海老が強力過ぎました。




続きまして「嬉しい話題」いくつか。



千々石のげんこつ家の復活!写真はチャーシューメン。



そしてカレーでは・・・



「フォルピーズカフェ」を知ったこと。宝町に「なんば」がオープン。
「チャイ屋マドゥバニ」が賑町から中町に移転。行列の出来る人気店になったこと。




V・ファーレン長崎関係では成績不振が続き・・・



高木監督のゴール裏サポーターへの謝罪。とても印象的でした。
その分2015年に期待しましょうか。



さて、ベストワインですが悩みどころです。でもやはりこれ。

ダダダダ・・・・・ダン!




1990 Ch.モンローズです。
子供の生まれ年のワインをリリース時に買って、ずっと保存。
子供が大人になってから、一緒に飲むこと、それはワインバカ(マニア)の王道、夢です。
それを実現出来たことはワインバカ冥利に尽きます。



そしてワイン・オブ・ザ・イヤーの最優秀コストパフォーマンスワインは・・・

ダダダダ・・・・・ダン!




2011 ソラネラ(スペイン)です。もう言葉は要りません。飲めばその高級感は分かります。
まだ在庫はありますが、残っても私が飲むのであまりおすすめしなくてもいいのです・・・???



そして今年のワイン・オブ・ザ・イヤーです。

ダダダダ・・・・・ダン!

それはCh.ラトゥール。






1988年と1985年を飲みましたが、やはり素晴らしい。
完璧な夜を求めるのでしたら、Ch.ラトゥール。これ以上はもはやありません。
今年は再認識いたしました。 ラトゥールの夜は最高です。

生涯、ボルドーワインをひとつしか飲めないとすると何が良い? と問われれば・・・
ラトゥールかペトリュスと答えます。でも実際に飲めるのは、ほんの時々だからこそ
有り難いのかもしれません。
「なんでピノじゃなかと~?!」と突っ込まないでください。



最後に今年のベストピノ・ノワール。(ほら、ちゃんとピノのコーナーがあります)




ドイツのピノなんて・・・と美味しいのに当たったことがなかったので驚いた
このワイン。2011 シェルター ピノ・ノワール。これはまだ在庫もあります。




ピノの特に印象深かったのはこの日。



この日のワイン会は素晴らしかったよ~。大赤字のワイン会。
でもパッと咲いてパッと散る。それでもいいんです。DRC手持ち最後の1本でした。


2015年も素敵なワインと、素敵な方々と、素敵なことと、たくさんの出会いがあり
ますように。またよろしくお願いいたします。


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銅座-その脳内と実際

2014年12月30日 | ワイン 2014
昨日のブログで、長崎市の「ムガル・マハル」並びに十八銀行本店が「銅座町」に
あるという感覚が、長崎っ子にとって微妙に違うように感じるという話題が
facebook上でコメントされました。

どう考えても十八銀行本店は出島町、もしくは西浜町(電停にあるだけで正式にこの
町名はない)が妥当です。百歩譲って江戸町ならまあ納得します。


「銅座」という語感は長崎っ子にとっては「飲み屋街」「飲むところ」というニュア
ンスが非常に強いんです。

福岡なら「中洲」を意味し、宮崎なら「ニシタチ」を意味します。

「銅座に行こうで~」と言うのは「飲みに繰り出そうぜ~」と言うことです。



これはあくまで私の感覚であります。最初に申しあげておきます。


私の「脳内のイメージ銅座」というのはこんな感じ。(青で囲ったところ





これに対して、実際の「銅座町」はこちら。(赤で囲ったところ





かなり違いませんか?

みなさんの「銅座認識」ってどんなもんでしょうか?
お聞かせいただけたら違いがあって面白いかも。

実際私はそんなに飲みに出ません。
だって酒屋ですから、不自由なく家に酒はあるんです。
そんな私の認識ですから、一般的ではないかもしれません。




さて、今夜はこれ。




2013 ミュスカデ セーヴル・エ・メーヌ(ドメーヌ・ポワラーヌ)
  (仏、ロワール地区、ミュスカデ種、白、千円台、人工コルク)


輸入元からのおすすめでしたので試飲です。

香りはミネラル、レモン、青い柑橘、タタミ、ハーブ、セルロイド、石灰など。

味わいはとてもすっきりとして整った辛口。お値段の割にはやや厚みやミネラル感も
あって良いと思います。青リンゴや青いミカンの果実味がとてもきれいに、バランス
よく整って、ある程度の厚みと共に広がります。樽は感じません。悪くありません。

これは使えるかもしれません。別の輸入元のミュスカデといい勝負です。

ちょっと検討してみましょう。

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悩ましげなクリスマスのワイン

2014年12月24日 | ワイン 2014
本日はクリスマスイブです。


このブログはとても長くて、実は2006年にこんなお話を書きました。
楽しいので、ぜひお読みください。

「クリスマスとボジョレー・ヌーヴォー」(クリック)


サンタさんもお疲れ様です。なぜボジョレーヌーヴォーは赤で、白がないのかが
わかります。



当店も年末まではお休みなしで営業しておりますので、クリスマス用やお正月用、
年末年始の休暇用に、美味しいワインをお求めください。


昨日はワインをほとんど飲まれないお若い方が、プレゼント用に古酒(多分生まれ年)
をお求めになられました。

味の説明もしたのですが、ブルゴーニュワインなのですごく心配です。
販売した後もずっと心配してしまって・・・。売らなければよかったかも???とか
つい思ってしまうんです。

ワインってホント悩ましいですねえ。




さて今夜はこれ。試飲です。




2008 Ch.ロック・モーリアック
  (仏、ボルドー、CF50、Me40、CS10、赤、千円台)


今まで2006年ものでしたが、2008年ものへとチェンジしたので試飲。

香りはボルドーらしいプラムやカシス、井戸の苔や鉛筆の芯、シガーボックスや
菩提樹、麝香、ジビエ、どこかにマシュマロなど。ボルドーらしい香りです。


味わいは熟成感のあるフルーツは最初優しそうですが、しっかりとウェイトがあり、
沈んだちょっと地味な味わいと、こなれてはいるもののやや気持ち荒目のタンニンが
同居しています。

少し暗めで、落ち着きがあるといえばそうですが、華やぎは弱いです。
でもじわり、じわりと旨味が湧いてくるので美味しく飲めます。
ちょっとストイックで無骨な感じもありますが、この価格でボルドーのちゃんと熟成
したそれなりの風味は出ています。

5~7年寝かせろ、と裏ラベルに書いてありますが、その通り状態でしょう。

2006年ものの方がより分かりやすかったとは思います。
ちょっとだけストイックな2008年もの、どーすーかなー???

こちらの採用も悩ましげなのです。


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新入荷案内

2014年12月20日 | ワイン 2014
先日書いておりましたワインが入荷しました。



2013 ムーチョ・マス カベルネ・ソーヴィニヨン
  (チリ、カベルネ・ソーヴニヨン種、千円台前半)
充実したフルーツ、濃い割にタンニンは優しく、酸もほどほどで、きれいに寄り添っています。



それと

2014 エル・ヴィエホ・デル・ヴァレ
  (チリ、ソーヴィニヨン・グリ種、白、千円台前半)

特にこの白は桃を思わせる風味がとても素敵です。ぜひお楽しみください。


それから年末にワイン会をしようかと思っておりましたが、いろいろと多忙で
気も休まらず(だからこそやった方が良いのですが)、パワーが出ませんでした。

年内はほぼ休みなく営業いたしますので、年が明けてから新年ワイン会にしようかと
思います。1月にやりましょうね。




さて、今夜はこれ。




2011 C カラ(Chara)
  (伊、アリアニコ種100%、赤、千円台半ば~やや後半)

カラって読むそうですが、チャラですよね。
ちゃ~ら~ へっちゃら~って歌が頭をよぎります。

香りはイチゴやカシス、明るいベリー系、ジャム、ほんの少し革も。

味わいは濃いけれどジューシーで重くはありません。ほぐれるような、多いようで軽めの
タンニン、明るい果実味と調和しています。

濃いのに、タンニンも多めなのに、なぜか明るく飲みやすさがあります。
微かにラムネ菓子のほんのりとした甘さに似た美味しさが気持ち良いです。

このタンニンの感じは長くは保ちませんが、若々しい数年はそんなアクセントで
楽しめるでしょう。とても美味しいですよ。

このワインも数日中に入ります。よろしくお願いいたします。


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突然の訪問とラーメン

2014年12月19日 | ワイン 2014
ある輸入元・・・I社の営業の方の突然の訪問がありました。


この年末にすごく頑張っていらっしゃるんだな~と。
高速道路が雪で交通規制があり、そのさ中をかいくぐりつつの営業。すごい。




このオーストラリアの4アイテムを試飲です。

やはりシラーズが一番面白いです。

この国はやはりシラーズだもんね。


ところで、広島あたりで物流が止まってしまっているみたいです。

宅配便にも影響が出るみたいで、発注のワインの到着が遅れているようです。

困った! 間に合わないものも出るかもしれません。ちょっと心配。




そして禁を破って行って来ました。突然のラーメン。
「ラーメン家 政」ね。




今月のfacebookクーポンは生ビール+キャベチャーです。

もちろん仕事があるのでビールは飲めません。


630円でラーメンにごはん、キャベチャーに生ビール。全部いけたら無敵のコスト
パフォーマンスでしょう。ランパスどころではありません。

また1キロ太ったので、大人しくしましょう。


年が明けたら食べ初めはもちろん例のお店へ行くばい!


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痛ましくて許せない!

2014年12月17日 | ワイン 2014
痛ましいニュースが駆け巡りました。

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<パキスタン>学校で銃乱射132人死亡 タリバン犯行声明(クリック)

【チェンナイ(インド南部)金子淳】パキスタン北西部ペシャワルにあるパキスタン軍
運営の学校で16日、侵入した武装集団が銃を乱射し、一部が自爆した。生徒と教師ら
約500人がいたとみられ、地元英字紙ネーション(電子版)によると、生徒128人
を含む少なくとも132人が死亡、約250人が負傷した。国内最大の武装勢力「パキ
スタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出した。ロイター通信によると、軍部
隊が武装集団と交戦し9人全員を殺害した。

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もう言葉を失います。もどかしくてたまりません。
殺されたのは12~16歳が多かったようです。


私が宗教が大嫌いなのはこんなことがあるからです。

何かを信仰されている方には申し訳ないけれど、世の中からすべての宗教がなくなること
を願って止みません。もう古代ではないし、科学も発達しました。物事の原理も少しづつ
(まだまだにしても)解明されてきています。

神や信仰に頼らず「自分の人生に自分自身が責任を持つ」そんな意志を持っても良いん
じゃないでしょうか。死後に何が待っていようと自分の人生、自分に責任ある人生、
出来得る限りの真っ当な人生を堂々と過ごせば、何も恐れることはないのです。


人を愛することは良いのですが、逆に愛する人以外の人達を排他することにつながる
危険はないのでしょうか?

個人的に「宗教」「民族」「国家」という争いや傷つけあう原因となる枠組みが嫌いです。
差別やヘイトを生み出します。(ジョン・レノンと共感するかも)

人間の本質で、仲間で群れて強くなろうというひとつのシステムではあるものの、理性を
失うほどの愚かな感情が上回ってしまうこと、憎しみを生むこと、それら暴発してしまう
こと等がいたたまれません。憎しみの連鎖は負のスパイラルにしかなり得ません。


この記事を読んで、ずっとずっと・・・いろんなことを考え込んでしまいます。


どうしたらこんな悲劇が起こらずにすむのか、もっと上手なシステムづくり、
智恵を持つことは出来ないのでしょうか。世界中がせめて基本的な部分での道徳観、
倫理観を持ち合わせるのは困難でしょうか。


・・・・・

すみません、ちょっと熱くなりすぎたかも。

このことに関するコメントは受け付けません。書かれても無視するかもしれませんので
ご了承ください。それくらいこの事件は怒りがこみ上げます。





さて、怒りを鎮めるべく今夜はこれ。





2014 エル・ヴィエホ・デル・ヴァレ
  (チリ、ソーヴィニヨン・グリ種、白、千円台)


モノクロでうるさいラベルです。さらに「ソーヴィニヨン・グリ種」という聞き慣れ
ない品種が、どんなもんか?と興味津々です。


さて香りはピーチ! 白桃の香りがムンムン。露骨にモモ。ブドウなのにモモね。
あとはシトラスのような柑橘、白コショウ、画用紙、ハーブ、ミネラルなど。

味わいは桃の風味がとても華やかでフルーティーに出ています。さわやかで、でも
とろみ、厚みを感じることが出来ます。時間が経つと石油っぽさも出てきました。

この華やかなフルーティーさはとても心地良くて、キャラもあると思いますので、
採用してみてもいいかも?と感じました。

そのうち入ることでしょう。お時間ください。


何とか怒りを鎮めつつ、でも個人的に何も出来ないちっぽけ過ぎる自分の存在を
憂いつつ、それでもワインは体に、そして心に沁みわたっていきます。

世界のどこかで、そして私たちのこの国で、愚かな過ちがまた起きないことを心から
祈るばかりです。

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南アフリカの赤の風味

2014年12月13日 | ワイン 2014
本日はちょっと入り込んだはなしをしてみようかと思います。



「南ア臭ってなんとなく感じるんですよ。特に個人的にピノタージュは得意ではない品種です」

そんな会話をした。

とある輸入元さんが来店された時だった。


ここの営業の方、Iさんはすごく頭が切れ、記憶力が良い。
こちらがたじろぐ程だ。「私は一度お会いしたらその方の顔は忘れないんです」と言われる。
素敵ですごい方なんです。


その後2回目の営業で1本のワインを携えて来られて、それを頂きました。

私が南ア特有の話をしたのを覚えておいて、それを払拭させようとされたのか?
ピノタージュも造っているメーカーですが、敢えてカベルネ&メルロを持って来られたようです。

みなさまは南アフリカワインにどんな印象をお持ちでしょうか。
もちろんいろんな品種がありますので、それぞれのイメージがあるかもしれません。

よくオーストラリアのワインはユーカリの風味がするとか、安いチリはビニールの
ようだとか、シャブリは火打石だとか・・・いろいろあります。
特有の風味が強く出過ぎているのを長所ととるか、短所になるのか?難しいところでしょう。




そこで飲んでみましょう。そのワイン。




2012 ケン・フォレスター プティ
  (南ア、CS&Me種、赤、千円台やや後半)


香りは凝縮したチェリーや野イチゴなどの明るいベリー。どこかワイルドさを感じ
ます。あとはプラスティックや青草や刈り取ったばかりの藁。濃く明るい感じです。
でもどこかにゴム。

味わいはちょっと焦げた果実味、焦げたゴムや革のニュアンスを持つちょっと重めの
果実味がやはり南アっぽいと思います。

価格に対してはやや軽めでしょうか。
美味しさはあるのだけれど、その南アっぽさが妙に気になって、本気にこの液体の中に
入り込めない、なにか邪魔する要素があります。


ただ、このフルーツ(果実味)は最初から知っていて「南ア」と思うのか、
ブラインドならまったく想像もしないのか?そのあたりは難しいと言えるでしょう。

でも今の私の感覚ではブラインドで出された場合、そう感じることによって「南アの赤」
と決定する要素なのです。(その程度のブラインド実力です)

せっかく輸入元さんが持って来ていただいたワインですが、これは採用できません。
飲み手を選ぶと思います。

多くの方にはさほど気にならず、美味しく飲めるのかもしれません。
でも売る側の私が自信をもってはお奨めできないからです。

個性が強いとワインも・・・そして人間も難しいですねえ。

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黄金の丘のなでしこ

2014年12月12日 | ワイン 2014
昨夜はこの番組を見ました。

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世界で一番美しい瞬間(とき) 「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」


BSプレミアム 12月11日(木)~12月11日(木) 午後09:00~09:49

人々が最も喜び、待ち焦がれる収穫!。ヨーロッパの選りすぐりの美食を求める旅。
フランスの世界的なワインの産地、ブルゴーニュを訪ねます。土地に根ざし、風土の
中で育まれてきた秋の恵みをいただきます。収穫が終わり、真っ赤に紅葉したぶどう畑、
一年に一度だけしか見られない、大絶景。さぁ!最高のワインが生まれるブルゴーニュへ。
【リポーター】小宮山晃義,【語り】有働由美子

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サヴィニー・レ・ボーヌ村の「ドメーヌ・シモン・ビーズ」へ。


当主パトリックが亡くなった後を、日本人の奥様千砂さんが逞しく奮闘されていました。
日本人も数人収穫に来ていましたよ。

2013年は雹でやられ、収穫量が例年の20%しかなかったそうです。大黒柱の夫を亡くし、
ブドウは悲惨。その中を必死でやって来た彼女の姿は素晴らしかったと思いました。

そして、今年2014年はとても良い出来になりそうだということです。
千砂さんが主となったファーストヴィンテージ。新たな良い門出になるでしょう。
当店も応援できたらいいな、と思いました。

見ていらっしゃらない方、きっと再放送がありますのでお見逃しなく!




さて、最近のブルゴーニュ。

ちょっと前に入ってきたボトル。こんなシールが。



多分偽造防止のためだと思います。


これらのボトルはすでに売れてしまい、手元にありませんが、つい最近入ってきた
ボトルは・・・同じような機能のものだとは思いますが、すごく細かいです。


例えばこのボトル。デュジャックのシャンボールですが





よくよく見てみるとこんなの発見。



普通に扱っていたら気付かないくらいのものです。
でもこうして現実にあるということは・・・偽物が出るの~???
それともトレーサビリティ用なのか?
微妙な心境。


でも美味しいブルゴーニュワイン、心癒すブルゴーニュワイン、人生を変える
ブルゴーニュワイン、そして恋する素敵なブルゴーニュワイン、ぜひお楽しみください。

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12月号配信

2014年12月06日 | ワイン 2014
昨日は久しぶりにブログをお休みしました。


必死にワインリストを書いて配信しておりました。
たまには真面目に仕事ばせんば!ですからね。

やっとほっとひと息つきながら飲んでおります。


当店のワインリストをご希望の方はこのブログの右側の「ブックマーク」のところで
「当店への入り口です」という所をクリックしていただきますと、メールアドレスが
出てきますので、そちらよりワインリスト希望の旨をお書きいただき、お名前と都道府県
(出来ればお好きなワイン等もおまけの気持ちで書いていただければ嬉しいです)を
ご記入の上お申し込みください。返信並びに添付ファイルかFaxにて配信させて
いただきます。
facebookをされていらっしゃる方は当店のページもありますので、そちらからでも
構いません。よろしくお願いいたします。

年末年始の華やかな飲みものとして、またギフトとしてとてもオシャレで喜ばれます
ので、ぜひワインをお求めいただきますようよろしくお願いいたします。



それにしても1年は早いものですね。
あっという間です。

昨年はクリスマス頃に忘年会のワイン会をやったけど、今年はどうだろ?
集まるだけでもいいからやってみたい気もします。
21日、22日の夜あたりどうでしょう。

持ち寄りでもいいし、お手軽価格のブルゴーニュ大会でもいいです。
考えておきましょう。



さて、今夜はこれ。昨晩から飲んでおります。






1997 ジヴリー レ・プレフェレ・デュ・ロワ・アンリ Ⅳ(ルモワスネ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2~3千円台)

「ジヴリー・アンリ4世」と呼んでいます。

ブルゴーニュとしては弱い年、97年。しかも土っぽく、力強く、野性味のあるジヴリ
地区ではあるもののどうだろうか?・・・という一抹の不安のもとに試飲です。


香りは軽めのイチゴやフランボワーズ、熟した柑橘やピール(皮)、そして肉や
スーボワ(森の下草)がガンガン出ています。キノコや枯葉、粘土など。

味わいは熟してとても優しい。さらりと入ります。疲れません。
時間とともに起き上がり、だんだん活力を増してきます。(寝てたのを起こすような)
酸はとてもきれいでフルーツに寄り添います。タンニンは細かく、こなれてきて
とても親しみやすい状態でしょう。時間とともに美味しさが出てきます。

「ちゃんと熟したワインを健全に飲める状態」だといえることでしょう。

ここまできれいに熟すと嬉しくなります。古酒入門としても、熟したピノ入門と
してもいけることでしょう。

この状態は少なくともあと2、3年キープできると思います。
とても美味しい古酒なのでぜひゲットしてください。
リストにも載せましたが、どこも出ないような価格設定にしておりますよ。


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高チリに安チリ

2014年12月03日 | ワイン 2014
面白いワインが入ってきました。


チリの「コノスル」といえばとんでもないメーカーですね。

どうすごいかといえば「コストパフォーマンス多分・・・世界No.1」とさえ言え
そうなワイナリーです。


自転車のマークのヴァラエタルシリーズ。(基本)
オーガニック(いわゆる自然派)も出しています。

上のクラスのリゼルヴァあたりからとんでもないことになってきます。

さらに上はシングル・ヴィンヤード・シリーズ、そして最高峰20バレル・シリーズは
20樽の選ばれしワイン。(それでも2千円台)
このあたりは普通に3~5千円台の味わいがします。



頂点はピノ・ノワールに限り「オシオ ピノ・ノワール」というのが5千円台で
ありました。メチャウマです。



そこへ来て新発売になったのが「シレンシオ」という超プレミアムワイン。



なんと木箱入り!



開けてみましょう。





「ココ」と書いてあるのは小さな磁石が付いていて閉じるようになっています。


ファーストリリースで日本には300本入ったと輸入元よりうかがいました。
結構貴重です。ただし価格は半端ないです。1万円台後半、2万円近くします。


もちろん高いし、そう簡単には飲めません。
でもどんな感じなのかは、とても気になります。

チリのボルドー系で最高峰といえば「アルマヴィーヴァ」「セーニャ」等が浮かびますが、
コノスルだとそれらを凌駕する可能性は高いと思います。

コノスルがどこまで突き進むのか、この先見ていきたいと思います。

万が一、飲んでみたい方はご連絡ください。限定数ですが出来るだけ手配してみたい
と思います。




さあ、今夜飲めるのは安物の試飲でこれ。
現実に目を向けましょう。(笑)




2013 ムーチョ・マス カベルネ・ソーヴィニヨン
  (チリ、カベルネ・ソーヴィニヨン種、赤、千円台前半)

香りはブラックチェリーやカシス、しっかりくっきりと輪郭があり、ベリーフルーツ
がみなぎっています。ハーブなど青っぽさは多少感じますが、若さゆえ、土や革や
肉などは、まだまだ感じません。

味わいはしっかりと充実したフルーツが隙間なく満ちています。嫌味もなく若く
元気なフルーツで、輪郭もはっきりとしてきびきびした印象です。

特に特徴があるわけではありませんが、悪くありません。しっかりと美味しいです。
そして濃い割にタンニンは優しく、酸もほどほどで、きれいに寄り添っているんじゃ
ないかな。

ついでの時に入れてみましょう。


他にもお高いワインがゴロゴロと入ってきており・・・・・ヒェ~!!!
どなたか買ってやってください。


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出来るだけ行きたくないお店

2014年12月02日 | ワイン 2014
ここのランチ。




「ポンペランチ」という名が付いている。

見た目通りの味?かな。美味しくいただきました。


でも出来るだけ行きたくないお店。食べないですめばそれがいいお店。

・・・・・って変ですよね。

実は大学病院内にあるレストランで、父の見舞いに来た。


幸いもう退院なんだけれど、父が入院中の母の世話が大変だった。

親の弱っていく姿はさすがに悲しくなる。

しかし時間は戻らないし、止まってもくれない。

誰でも向き合って、噛みしめながら生きている。




さて、今夜はさわやかに白で。




2014 ムーチョ・マス シャルドネ
  (チリ、シャルドネ種、白、千円台前半)

レモンなど青い柑橘系の香りが中心。青草やミネラル、どこかにメロン。
あまりに若々しいのだけれどまろやかさもあるような香り。


味わいは白のヌーヴォー(ボジョレーは赤しか名乗れないので、マコンの名で出る
白のヌーヴォー)に近いイメージ。


溌剌とした若々しいフルーツに、若々しい酸、しかしそれは刺々しくはなく、
どこかまろやかさが包む。瑞々しいけれど芯のあるようなイメージ。

美味しいです。悪くはありません。

でも上はもっとありそうですが、これはこれでいけています。
若々しいさわやかさをしっかり味わえます。


まだいろいろと振り回されることも多いのですが、何とか新しいリストに着手したい
と思います。数日中に配信いたします。


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カレー、担々麺、安ワイン

2014年11月29日 | ワイン 2014
最近の記録を。




チャイ屋マドゥバニの豆のキーマカレー。
独特の沈んだようなスパイスが効いてくる。



紅蘭亭の担々麺。今回は黒の担々麺。




赤の担々麺の方が辛いのだけれど、黒を出来るだけ辛くしてやろうと「辛いの」
(唐辛子オイル)をガンガン投入。重ための辛さとなりました。
ランチパスポートの3回分、とうとうコンプリート。



そして夜はこれ。




2012 ベルフラワー ピノ・ノワール
  (チリ、ピノ種、赤、千円台)


香りはチェリー、フランボワーズ、人工的な甘さを漂わせるバタークリームや
ビニール、軽やかで甘い香りです。

味わいはやはり軽やかで甘く、上辺だけの華やかさ、甘さが鼻につきます。
もちろんこれはこれで美味しく頂いてしまうのだけれど、お奨めはしない味かなと。


今日もインデント輸入のリストを眺めていたのですが、あきれるほど高くて、
いや、むしろ暴力的なほど高いといってもいいくらいです。
誰だ、ここまで円を安くしたのは!

そう愚痴りながら、安ワインの良いのを探すのですが、なかなか見つかりにくいです。

そろそろ値崩れも考えられますが、多分格差がつくでしょう。投機の対象となる
ほどの高いワインはより高く、ならないものは、頭打ちか、少し安く・・・かな。


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揺るぎなき2005ブル

2014年11月26日 | ワイン 2014
父が入院。両親の健康問題を含め、心配事はつきもの。

まあ、いろいろありますね。



先日、いつものデイリーワインを開けようとしたら、吹いていました。
液面は正常でした。

あれ?と思い飲んでみたところ・・・乳酸やエステルの風味満載。

ビンの中で発酵したようです。それで吹いたと推測。

味はまさに自然派。どビオ。嫌がるほどのどビオ!

笑いました。


ただ、これがお客さんのもとへ行かず良かったと思いました。

ワインって1本1本微妙に違うし、こんなに全く違うことだってある。

そこがワインの不思議でもあります。



こんな時こそ揺るぎなき美味しいワインを飲んで寝ることにしよう。

そうなるとブルゴーニュの2005年を選ぶ他に何があるだろうか。






2005 コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ(ルモワスネ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円台)


よく残っておりました2005年!このヴィンテージのブルゴーニュワインは、私が知る中で
最高に偉大なものです。今でも美味しいし、今後もずっと美味しいのです。


さて、このワインを見つけ買い付けました。ワクワクドキドキ。


香りは熟した柑橘、フランボワーズ、赤土、キノコ、革、ダシ(節っぽさ)、肉など。


味わいはとても柔らかいです。しかし熟したフルーツにしっかりと残ったタンニンの
骨格がとてもしっかりと支えています。酸はまずまずできつくはありません。
果実味はコート・ド・ボーヌらしくまろやかで優しいです。

クラシックなブルゴーニュ好きにとても受ける味わいだと思われます。
あまり媚びることなく、しっかりと自我を主張しているスタイルでしょう。

まだまだ保存しても十分に耐えることでしょう。このポテンシャルはかなりです。
今でも「早い」と言われる方もかなりいらっしゃるはずです。

このレジョナルクラスで、ここまでしっかりしているのですから大したものです。
ブルゴーニュの羽毛や絹のような舌触りと、がっしりした骨格が同居しています。

残して2日目を見ることに。


果たして2日目の方が美味しいと感じました。やはり早いのです。
このポテンシャルは「さすが」とあらためて思います。1日目だと時間がかかります。
ゆらゆらと揺れるような不確定の世の中に、「これぞ!」としっかりした基準値を
表してくれるかのような、腰のしっかりした重みがあります。

揺るぎなき05年のブルゴーニュをしっかりと確保していただきたいと思います。


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有終の美を

2014年11月23日 | ワイン 2014
昨日の浦和レッズとガンバ大阪の一戦、すごかったですね。
レッズは勝てば優勝だったけど、試合もだけれど大声援がこれまたすごい。

V・ファーレン長崎もいつかはそんな大試合の舞台を踏めるでしょうか。
そして大サポーターが出来るかなあ。
なにも「大」ばかりが良いことってわけでもないけれどさ。

さて、本日はアウェーでJ2最終戦。今シーズンはうだうだばかりでした。
せめて最終戦で有終の美を飾ってもらいましょう。



悪い年だと思ったけれど、その経験があとから実はとても良い年だったと思う日が
来るかもしれません。そんなヴィンテージのワインもあります。

そこで今夜はこれ。






2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(モンジャール・ミュニュレ)
  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円台後半)

開けたては大人しく、ちょっとくぐもって分かりにくいのですが、2杯目、3杯目と
ぐんぐん開いてきます。もちろんまだ早いです。

香りはチェリーやイチゴ、とてもきれい。さらに赤い花や花の蜜、春を思わせる
チャーミングさが漂います。そう、2012年のブルゴーニュは春のワインなのかも
しれません。

ほのかに革や土や肉系も隠れながら存在します。とてもよく熟して健全な果実の
香りです。


味わいは開けたてはちょっとはっきりしないのですが、時間が経つとぐんぐんと
迫ってきます。きれいに熟した健全な果実味が開いてとても美しくなります。
奥の方に節、出汁的旨味の要素もちゃんと隠れています。


酸はしっかりと乗り、でも文句のない酸でとてもきれいで必要分だけあり、タンニン
は細かくてフルーツに溶け込み上手くバランスしていると思います。

もう上のクラスは手が届きそうもないくらい高騰しているので、このあたりで十分
美味しいブルゴーニュのスタイルは堪能できるのではないでしょうか。

これを飲んで美味しくない方はブルゴーニュワインは飲まなくてもいいかと思います。
ブルゴーニュの美学がコンパクトではあるものの、ちゃんと表現されています。

私は「ドメーヌ・ミシェル・グロ」を一番の指標としておりますが、このドメーヌ・
モンジャール・ミュニュレもそう成り得ると思えたくらいです。

黙ってこの2012年ブルゴーニュを数本飲みましょう。
ブルゴーニュの何たるかを本のページをめくるように、時間の経過とともに教えて
くれることでしょう。

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新しいものと古いもの

2014年11月21日 | ワイン 2014
とある用事で長崎市公会堂へ。




もうすぐ取り壊しになる。思い出はいくつもあれどしょうがないか。

ここは音響が悪いとプロの演奏家から噂を聞く。いわゆるノートリアス・フォーだね。

それならば保存しても価値があるのかどうかが疑わしい。


スクラップ・アンド・ビルドがすべて正しいわけでもないけれど、私は心の中で
「さよなら」を言った。


子供の頃、初めて音楽教室の発表会があって舞台に立った。

エレクトーンを習って、下手なりに初めてのコンクールを経験した。


少し大きくなって、小学校の音楽会や中学、高校と吹奏楽部のラッパーとして
(トランペットのこと)こちらも下手なりに何度も何度も舞台を踏んだ。
青春のステージだったかも。


もちろん憧れの演奏家の舞台もたくさん見てきた。
小学生の時「ナベサダ」を見た。日フィルのコンサートやインド大魔術団のマジックだって見た。
子供の目に美女の動体切断や空中浮遊術には言葉を失うくらい驚いた。他にもいくつも。


ゾウやトラのついた緞帳は決して忘れない。今度写真を撮っておきたいくらい。

子供だったら必ずやった階段の石の手すりのすべり台。
もちろん今でもやりたい。

でもさようなら。





老朽化して消えゆくものもあるだろうけれど、新しいものも誕生する。


ボジョレー・ヌーヴォーの新酒。

昨晩はいろいろと飲んでみたけれど、ごく普通のヌーヴォーもお試ししてみたい。




2014 ボジョレー・ヌーヴォー(ロベール・サルー、ネゴシアン)

これはドン・キホーテで買ってきたよ。

500mlで540円(税込み)。つまり“1mlが1円”。

香りはチェリーやイチゴなど赤系ベリー主体それにバナナ。
さすがに土や革や肉、ダシなどほとんど香ってはこないよ。
あとはセルロイドくらいかな。


味わいはピチピチとした若いフルーツ、太陽を思わせる明るさ。
これはこれで安酒として楽しく飲めはします。

しかし昨日飲んだヌーヴォーとはこれまた一線を画す味わい。
まあ、いわゆる軽やかで安っぽい。

でもこれはこれでアリで、普段、平和に飲むには物足りないけれど、飲めてしまう。
(文句までは出ない)
ただし、もう一度飲みたい、という喜びまではいかない。
「ワインの喜びを知って、ワインが好きになる」までは到達しないよね。


安いボジョレーと上等な高いボジョレーと、どう違うかと問われれば、こう答えます。

「またワインを飲みたい、という喜びがあるかないかの違い」です。

もちろんそれは普通のワインにも当てはまります。


そしてそれは新しいものでも古いものでも。

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