raretaste~はれのかおり

壁際園芸、自閉症の娘と家族のおかしな毎日

観劇付いています

2014-10-16 19:50:53 | Weblog
本日木曜日
春から決まっていた
シュン高校成人委員会バスツアー

歌舞伎座へ行ってきました
演目は
十月大歌舞伎
中村勘三郎追善


新版歌祭文
近江のお兼
三社祭
伊勢音頭恋寝刃


幕間のお弁当も上品


簡単にあらすじを
頭に入れただけでしが
充分に楽しめました

勘三郎さんの二人のお子達
今が花のかんばせ、なんでしょうね
七之助さんは正に美女
勘九郎さんは、華やかだったお父上を
思い出す役者さん

やっぱり、玉三郎さんは
渋ーい役でも存在感タップリでした


さて、付いている、というのは

先週水曜日は三軒茶屋へ


麻実れいさんのバラ「Rei」のご縁
主演の舞台のお誘いを受けたのです
その日は伺えなかったのですが
観たい!

とチケットを取って

世田谷パブリックシアター
シアタートラム
『炎 アンサンディ』
観て参りました。

バラバラに倒れたスクールチェア3脚
それが象徴するもの

白い大きな布1枚
それだけでもう
レバノンの乾いた大地!!

黒くて暗い、恨みの連鎖

遂に明かされる
あまりにも過酷な双子の現実

そこからの真実は何なのか、と

ここで私
初対面の同行者のお隣で
ダーダー泣いてしまいました(T0T)

最後に響くのは麻実さんの
低くて深い、リズミカルな言葉



何か突き刺された感じのまま帰路に
悪夢を見るかと思っていたのですが
最後の麻実さんの荘厳なお姿と
たまたまその日は終演後にトークが
素に戻った麻実さんと岡本さんの
お話が聞けたせいか
穏やかな眠りにつけました。

ぬるま湯でもいい
平和な時代の日本に生まれて
なんと幸せなことか。

おとこぐみ(漢字が思い出せない)
としか認識なかった岡本さん
素晴らしいと思いました。
なんという、狂った冷静さ
表現がおかしいかもしれませんが
そんな人間を作り上げてしまう
恐ろしい現実が、今でも
地球上のどこかにはあるのだと
想像させてくれる
スゴイ役者さんでした。

また、お芝居
観に行きたいです。





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