[シドニー 22日 ロイター] シドニー北部の入り江に迷い込んでいたザトウクジラの子どもが22日、衰弱が進んだため、致死量の麻酔薬を投与された。ニューサウスウエールズ州国立公園当局者が発表した。
このクジラの子どもはオーストラリア東岸沖で親に育児放棄されたとみられており、獣医が21日に行った血液検査で今後数時間しか生存できないと診断されていた。
地元メディアに「コリン」と名付けられたこのクジラの子どもは生後2─3週間とみられており、サメにかまれた傷や呼吸困難などに苦しんでいた。
コリンは先週末、母乳を探して係留している船に鼻をすり寄せる様子などが報道され、救出活動が続けられていた。
このクジラの子どもはオーストラリア東岸沖で親に育児放棄されたとみられており、獣医が21日に行った血液検査で今後数時間しか生存できないと診断されていた。
地元メディアに「コリン」と名付けられたこのクジラの子どもは生後2─3週間とみられており、サメにかまれた傷や呼吸困難などに苦しんでいた。
コリンは先週末、母乳を探して係留している船に鼻をすり寄せる様子などが報道され、救出活動が続けられていた。