【ニューヨーク15日AFP=時事】ニューヨークで14日、妊婦がスクールバスにひかれて下敷きになり、その場に居合わせた約30人が力を合わせてバスを持ち上げ、救助した。妊婦はけがのため収容先の病院で死亡したが、その直前に帝王切開で出産した男の赤ちゃんは無事という。ニューヨーク・ポスト紙が15日報じた。≪写真はニューヨーク市内を走るバス≫
死亡したのは皮肉にも女性交通警官(33)。非番の日にブロンクス地区でスクールバスにひかれた。救助に当たった約30人の中のある女性は同紙に「わたしたちは互いに言葉を交わすでもなく、バスを持ち上げ始めた。そして持ち上がったところで、誰かが彼女を引っ張り出した」と語った。
妊娠6カ月だった女性警官は、収容先の病院で帝王切開により男の子を出産した数分後、死亡した。ニューヨークのブルームバーグ市長は「息子さんの誕生日が彼女の命日となるとは、何とも辛いことだ」と哀悼の言葉を述べた。〔AFP=時事〕
死亡したのは皮肉にも女性交通警官(33)。非番の日にブロンクス地区でスクールバスにひかれた。救助に当たった約30人の中のある女性は同紙に「わたしたちは互いに言葉を交わすでもなく、バスを持ち上げ始めた。そして持ち上がったところで、誰かが彼女を引っ張り出した」と語った。
妊娠6カ月だった女性警官は、収容先の病院で帝王切開により男の子を出産した数分後、死亡した。ニューヨークのブルームバーグ市長は「息子さんの誕生日が彼女の命日となるとは、何とも辛いことだ」と哀悼の言葉を述べた。〔AFP=時事〕