SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

2007 福井県立歴史博物館 天下人の時代

今回は福井

福井県立歴史博物館

特別展「天下人の時代~信長・秀吉・家康と越前~」
期間:7月18日(土)~8月31日(月)


太刀 銘 行光
刃長186.5cm。室町時代、加賀の刀工・行光の作。
姉川の合戦で、朝倉家の武将・真柄直隆が使用したと伝わる大太刀で、後に白山比咩神社に奉納された。
寛永五年(1628)拵を前田利常が造らせ奉納した由来が記された黒漆塗刀箱が附属する。
朱銀振分塗伊予札二枚胴具足
兜には金箔押しの角脇立が付き、朱色の袖、籠手には溝江氏の家紋である一つ木瓜紋が付く。
具足櫃には溝江長氏が朝倉義景から拝領した旨が記されているが、現在の甲冑は一部別の部品が組み合わされているようだ。
針薬方(米田家文書)
足利義昭や熊本藩細川家に仕えた米田貞能が永禄9年(1566)に書写した医薬書で奥書には明智光秀が近江国高島郡田中城に籠城した時に口伝したと記されている。
内容は明智光秀が知る「越州朝倉家之薬」である生蘇散なる薬の作り方を挙げたもの。
光秀の動向や知識、朝倉家との関係などがうかがえる新出の資料となっている。
太刀 銘 江州住百国 秀康所持之
室町時代、近江の刀工・百国の作。
刀身に「佐佐木大明神」とあり、裏銘「秀康所持之」から結城秀康が所持した事が分かる。
越前松平家伝来。
十文字槍 銘 広正
室町時代、相模の刀工・広正の作。
結城秀康の次男で後に福井藩三代藩主となる松平忠昌が大坂夏の陣で使用したとされる。
越前松平家伝来。

明智光秀の前半生や織田信長のルーツに関わる資料、秀吉の三国国割構想の記された書状など中々見れないモノを多く拝見出来ました。
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