SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1611 平野美術館 戦国婆娑羅

今回は浜松
012
平野美術館
011
特別展 戦国婆娑羅 -武士たちの美意識-
期間:10月8日(土)~11月13日(日)
basara
井伊直虎所用 紺糸威胴丸 広袖付  
現在残る最古の井伊家に関する鎧。革小札を主に鉄小札を交えて紺糸で威した胴丸となっている。
彦根藩初代・井伊直政の曾祖父・井伊直平所用で、後に今年の大河ドラマの主人公である直虎に受け継がれた。江戸時代には与板藩井伊家の家老であった松下家に伝来した。
徳川家康所用 色々威腹巻 
緑・朱・黄色の糸で威した腹巻で徳川家康が着初の儀式で用いたとされる。
実は家康着初の腹巻と呼ばれるものは、もう1領あり(紅糸威腹巻)そちらも展示されていましたが、果たしてどちらが本物の着初の腹巻だったのでしょう。
伊達政宗所用 紺糸威黒漆塗五枚胴具足
兜は三十二間筋兜で弦月の前立は後補。胴は黒漆に金箔を交えているのが政宗の具足なら珍しい。胴正面に龍が描かれているがこれも後補。
具足櫃には天正十七年の摺上原合戦で戦功のあった増田将監が拝領したとある。
前田慶次所用 紅糸威朱漆塗切付札二枚胴具足
兜は朱漆塗りの頭形兜で前立に獅子噛が付く。胴は紅糸威しの桶側二枚胴となっている。胸板には金蒔絵で家紋の「丸に剣梅鉢紋」が描かれている。
作家の泉鏡花の旧蔵品。

2017年の大河ドラマの主人公井伊直虎の胴丸をいち早く拝見出来ました。今年は井伊家関連の展覧会が多くありそうですが、どんな展示品を観る事が出来るのか楽しみです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事