蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

四国富貴蘭会

2019年11月10日 | いろいろ


急に寒くなりましたね。

忙しくてブログ更新できないでいるうちに、急に季節が進んだ感じがします。

さて、明日は四国富貴蘭会の秋の大会です。

琴平観光センターで、展示は10時半から12時までです。

最近ずっと行けてなかったのですが、今回は久し振りに参加することにし

て、展示品も早くから決めてました。


駿河系が懸賞品目ということなので























このブログでは駿河三彩として紹介している、駿河覆輪の三光中斑です。

三彩という表現は、普通は緑&黄&白といった色の斑に対して使われるので、
正式な名前としてはどうかと思うところもあり、ラベルは駿河二重覆輪としました。

これは品種名と言うよりは、とりあえず斑の種類、柄の状態をそのまま表現した名前です。

いつの日か名鑑に登載される品種だと思うので、正式な名前はまたゆっくり考えたいと思います。



ドタバタしないようにさっさと鉢あわせも済ませてました。








ということで準備万端整えてあったのですが、残念ながら当日は昼まで仕事となり、
参加できなくなってしまいました。

会の様子はだねさんが報告してくれると思いますから、そちらをご覧ください。

ちなみに展示しようと準備してた鉢は、7月の上野でゲットした欅鉢です。





ウチョウラン鉢でしょうかね。

理事長さんの即売ブースで見つけて、釉薬の剥離が見られるためかなり迷ってたのですが、
アメリカ出張で理事長が不在のため店番してた息子の大ちゃんが、
さっさと買いなさいって顔してるような気がして買いました。

よく見るとほつれはあまり気にならず、見れば見るほど優しい雰囲気に惚れ惚れ。

未だに枕元に置いて毎日眺めています。



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万華鏡

2019年11月01日 | 富貴蘭(花)


万華鏡が咲き始めてました。

















花時期に咲くと、花だらけの棚に埋もれて目立たないですが、
今の時期に咲くとちゃんと手に取って見てもらえます。

前回も秋に咲いた時に紹介してて、
そっちの方が万華鏡らしく見える写真が撮れてます。

以前紹介した来歴には書いてなかったですが、
買ったのは亡くなられた松ちゃんこと静蘭舎の松浦さんです。


松ちゃんから買ったものの中には「え〜そんな値段だったらいらないよ〜」
と言いながら買ってしまったものがいくつもあり、万華鏡もその一つです。

改名させてもらったので、その分上乗せみたいなものです。

そもそも、いらない〜なんて言って買わなかったことは一度もなかったんですけどね。

だって本気でいらないと言っても「まぁそう言わずに作っときなよ」と、
押し付けられてましたから。








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カリガネソウ

2019年10月28日 | 庭の四季


釣糸を垂れたような雄しべが特徴的なカリガネソウです。




















青が基本色で、ピンクは変異のようです。

毎年両方の種をばらまいて、いい場所に生えた苗だけを残して、間引いて咲かしてます。
今年は青が10株くらいに対してピンクが1株しか咲かなかったことから、
ピンクは青に対して劣性形質のようですね。

数年前に四国ガーデンから苗を買って毎年楽しんでいましたが、今年で最後となってしまいました。



親父は子供の頃から盆栽をやってたためか、庭木も盆栽的な姿にしたくて、
自然樹形にしたい私としばしば衝突します。

今日も花芽をいっぱい着けたヒュウガミズキを、うっとうしいから切れと言われ、
腹が立ったため地際で全て切り取ってしまいました。

このカリガネソウもやぶ状に咲くのが気に入らないようで、引っこ抜けと言うものですから、
全て抜き取ってしまいました。

親父も私も気が短いため、喧嘩すると必ずこうなってしまいます。喧嘩するのは庭のことだけなんですけどね。

おふくろは「せっかく咲いちゅうに、お〜のもったいない」と拾い上げて活けてました。



今年はなかなか秋らしくならないですが、柿やツタも色付きはじめ、少しずつ秋へと進んでいます。





























秋らしい柄の鯉は、落ち葉しぐれです。




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苔庭のランたち

2019年10月26日 | その他の蘭


クニガミシュスランです。









の名前で入手しましたが、ツユクサシュスランみたいですね。

アケボノシュスランの親分みないなやつで、模様もない緑一色の大きな葉はいかにも草っぽくて、
ちょっとつまらない感じなのですが、様々な色や模様のシュスラン類の中にあって、かえって異彩を放っています。

それが茎頂の花芽が膨らんだ開花前の姿は、まるで葉っぱの上にソフトクリームが乗っかってるみたいで、
咲く前の姿の方が面白いです。

でも、残念ながら写真を撮ろうと思ってる間に咲いてしまいました。



一転、こちらは花は咲いてるのかわからないくらい小さいですが、葉は年中美しいヤクシマアカシュスランです。







子供の頃から比較的身近で見ることが出来ましたが、はじめて見た時には
南国的な姿とビロード状の葉の妖艶な美しさにたまげたことでした。



こちらはシュスランの仲間ではありませんが、苔庭にピッタリな雰囲気のイリオモテヒメランです。













子供の頃、カンランの自生地でよく見掛けたガクナン





蘭国少年はオオウズラと勝手に名付けてました。



シュスランの斑入りに



ベニシュスランの斑入り



ランとは思えないような葉のアオイボクロ




我が家の温室に初めて足を踏み入れる方はもれなく、この苔庭を見て驚かれます。












そして階段を上がると、富貴蘭のあまりにも世話が出来ていないのにもっと驚かれます。




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シダの谷

2019年10月24日 | 自生地


先々週の週末は親父がどこか山に行きたいと言うので、久しぶりに遠出しました。

親父は高い山に行きたかったようですが、高い山は運転が疲れるので、
自分が行きたいシダの谷に向かいました。

途中で通行規制があり、40分も待たなきゃいけなかったのでミルクを連れて付近の谷を散策していると、
思いがけずヒノキシダの群落に行き当たりました。







子供の頃にシダの自生地巡りしてた頃でもめったに出会えなかったシダですから、
これを見つけただけでも私はかなり楽しかったのですが、親父は全く興味を示しません。

車を走らせ目的地に着いたらちょうど昼になり、シダを眺めながら弁当を食べました。











巨大なリュウビンタイの大群落です。


高知とは思えないような景色で、私にとっては小学時代から何度も通った桃源郷です。

葉1枚の大きさが、縦2メート横1メートルくらいで、手を広げた私よりも大きいです。





私がはじめてここを訪れたのは小学3〜4年の頃で、ちょうどその頃にここに園芸業者が入って、
大株を次々に掘り取って穴だらけになってました。

『このままでは無くなってしまう!』と思い込んだような記憶がかすかにあります。

そこで変わった子供だった私は掘り取られた後に散乱している
鱗片(この表現が正しいか自信がありません)から芽が出ることに気付き、
『これをあちこちに植えて殖やそう!』と無謀なことを思い付きました。

そもそもカンランを採りに連れてってもらってるのに、カンランそっちのけで
リュウビンタイを植えてたように記憶してます。

小学生がやってることですから、連れてってくれてる大人達はほっとくわけにもいかず、
必然的に手伝わされる羽目になっていたと、今では迷惑なことしてたなぁと思えますが、
当時は全くそんなことは気にしてませんでした。

このあたりが、はっきり覚えている私が植えた40年ものの株です。



大人になったら持って帰ろうと思って、掘りやすい斜面に植えてあった数株を4年前に収穫し、
温室の苔庭に移植しました。

その時に外した鱗片をまた別の場所に植えてあった、4年ものがこれです。



今度は掘り取りにくいように、木の根が張ってる真っ平らな所に植えました。

変な子供は大人になってもやっぱり変なヤツです。

ここには他にも色んなシダがありますが、そんな中でも面白いのが、この木登りコシダです。





これが面白いと感じるあなたも、変人の仲間入りですね。


親父は、シダしか見られなくて帰りはちょっと不満足な顔してました。



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