蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

薩摩大黄

2014年11月28日 | 富貴蘭(縞)
今日は鹿児島産黄縞の薩摩大黄(さつまだいおう)です。
因みに「だいき」ではないですよ。



私の富貴蘭の師匠が作っていたもので、山採りされてから少なくとも30年、ひょっとしたらもっとずっと経っているのかもしれません。

松岡さんが作っていた時から殖えないわ、たまに子が出てもほとんど青でどうしようもない、と言われていましたが、
この木だけがやっと見れる柄になって来ました。

















我が家に来てからでも20年になりますが、10歩進んで9歩下がるといった感じです。

豆葉や虎斑などの継続100パーセントの芸の木は木勢さえ付けば、山採りされてから比較的短期間で増殖、普及しますが、
縞の木はとにかく時間がかかります。

新しい品種が出てきたと思っても、大抵20年くらいは経っているものです。
フウランには『辛抱草』の呼び名があるくらいですからね。
しかし、20年前ってどの品種に夢中だったかな…





コメント
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