一日一蟲 

徒然なるままに『蟲』への思いを綴ります 

フタホシコオロギ

2009年01月03日 | 直翅目
 本日、体調優れず・・・「箱根駅伝」を見ながら、ぼ~~~~っと過ごす。
 陽射しが良いので、散歩へ出ようかとも思うも、北風に負け、グダグダ・・・・・。
 で、PET's の世話を複数回に分け、終わらす。
 あ・・・「チンチラ レーズン君」のケージ掃除が終わっていなかった・・・。

 なので、『今日の蟲』は、我が家での『餌蟲』の話でも。。。
 画像は、【 フタホシコオロギ Gryllus bimaculatus 】 の、4令幼虫です。
 【 フタホシコオロギ 】 は、国内でも、奄美大島・喜界島・沖縄本島等に生息しているそうです。
 この、【フタホシコオロギ】の普及により、『爬虫類・両生類』の飼育に於ける、
 「餌」の入手方法が飛躍的に向上しました。
 私が、『爬虫類・両生類』の飼育を始めた、20数年前には、存在こそしていたモノの、
 1匹あたりの単価が、「100円以上」と、「餌」として使用するには、現実的ではアリマセンでした。
 が、「大型肉食性熱帯魚」の「餌」として、注目され、「殖やされた事」で、
 私の様な、『爬虫類・両生類』の飼育者にも利用できるようになりました。
 この、【フタホシコオロギ】は、「卵期」の冷温処理が必要無く、
 産卵からおよそ2週間程度で孵化します。
 このライフサイクルも『餌蟲』としての普及に繋がったと思われます。
 では、見た目や大きさの好く似た、【エンマコオロギ】は???
 此方は、「卵期」に、一定の低温累積時間が必要で、孵化するまでに時間が掛かります。
 それ故、『餌蟲』として、普及はしませんでした。「餌用 コオロギ」としては、
 他に、一回りちいさな、[ ヨーロッパイエコオロギ Achetus domesticus ] と云う種もあります。
 が、我が家で「餌」として使われるのは、主に、【フタホシコオロギ】の方です。
 「コオロギ」ですから、♂成虫は、鳴きます。その音が五月蠅いので、「3~4令幼虫」を KEEP しています。
 また、♀成虫は、体内に「卵」が出来る訳ですが、その、「卵」が非常に強健で、
 体内に「卵」を持っている、♀成虫を、与えると、「食した個体の糞」に消化されずに出てきます。
 ソレだけではなく、「孵化」までします。♀成虫の死骸からの「孵化」も確認した事があります。
 この、【フタホシコオロギ】は、その繁殖力の高さから、様々な生物学の「実験昆虫」にもされています。
 只、困った事に、「逃げる」事が考えられます。
 日本(少なくとも東日本以北)で、「冬越し」を出来ないと思われる、「温性種」ですので、
 屋外へ逃げだしても、せいぜい数代で絶えると思われますが、逃げられない様にしなければなりません。
 一度、「未判定外来種」にリストアップされそうになった事があります。
 もし、「特定外来種」に指定されてしまったら、『爬虫類・両生類』飼育にとって、大打撃です。
 実際に、関東地方で、「屋外採取」された事があるそうです。
 現在、『餌蟲』として、最も需給が有ると思われる、
 この【フタホシコオロギ】が何時までも使える様、「逃げられる事」には気をつけねばなりません。
 さて、この、【フタホシコオロギ】を「餌」として与える前に、やらねばならない事があります。
 [ KEEP ] しなければならない訳ですが、「捕食する側」にとって、
 良い栄養価を保つ為、[ 「餌」への「餌」] にも気を付けます。
 その為、様々な、固形飼料(主に爬虫類用)を主食に、無農薬野菜で保水・植物性の栄養を摂らせます。
 是を、「ガットローディング」と呼びます。更には、与える時に「ダスティング」と呼ばれる、
 「カルシウム剤(パウダー)」の添加もして、ヨウヤク給餌されます。
 本当に、この『餌蟲』が手頃に流通する前は苦労しました。。。

 【フタホシコオロギ】の学名については、
 属名の、[ Gryllus ] が、「コオロギ 蟋蟀」を意味し、
 種小名の、[ bimaculatus ] は、「二つの点・模様」を意味します。
 全く、和名のとおりです。
 と、【フタホシコオロギ】について、良くこんなに書くことが有るなぁ。。。
 と、自分でも「変な奴」と思ってしまいます。。。
 【 二星蟋蟀 】 D90 + 60mmMicro Built,inn-TTL + DVD-D Active-D,Lighting Trimming 
 
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