住職の独り言

~ご縁に触れて~

田植歌

2022年05月04日 | 独り言
おみ法を聞き、み仏と共に生きる
明るい日暮しの中に法悦の歌をうたって、手をつないで仲よく親里へ帰る道を歩みましょう。
その昔七百年前に、ご開山聖人が大部の郷の平太郎に与た名高い田植歌があります。
1,
五劫思惟の苗代に
兆載永劫の代をして
一念帰命の種おろし
自力雑行の草をとり
2,
念々相続の水流し
往生の秋になりぬれば
この実とるこそうれしけれ
この実とるこそうれしけれ

建保6年5月13日
大部平太郎殿へ


コメント
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