住職の独り言

~ご縁に触れて~

最後の修行

2008年12月23日 | Weblog
「最後の修行」佐藤愛子著

これからの老人は 老いの孤独に耐え
肉体の衰えや病の苦痛に耐え
死にたくてもなかなか死なせてくれない現代医学にも耐え
人に迷惑をかけるいることの情けなさ、申しわけなさにも耐え
そのすべてを恨まず悲しまず
受け入れる心構えを作っておかなければならないのである。
どういう事態になろうとも
悪あがきをせずに死を迎えることが出来るように、
これからが人生最後の修行の時である。
いかに上手に枯れて、
ありのままに運命を受け入れか。
楽しい老後など追求している暇は私にはない。

…○○に耐え、○○に耐え!…
どうせなら「妙(たえ)」の方が良いなァ…

あるがまま自然に受け入れ、
私の人生はすべて阿弥陀さまにお任せしましょう。

朗読法話集(第1巻)
~信心正因のおすすめ~より抜粋
阿弥陀如来さまの本願に「われをたのめ、必ず救う」と仰せられているのは、
そなたの罪も、さわりも、生も、死も、すべて私にまかせなさい、
必ず救ってあげますよと仰せられているのです。

コメント
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