青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

十二面目   自ら力を求めない異星人の末路 その六

2012年08月03日 19時00分00秒 | 投稿

お前はもう終わりだ。
(質問に答えないお前は何も言い返すことはできないので、そちらの惑星の主張権利は認められない。
だからお前は大臣としての職責を全うすることはできなかった。
大臣としてこの席に立つお前は政治職歴として破滅を迎えている。
本惑星に帰ったとして、厳しい処分が待っている。
そのことをお前はまだ認識していない。
何故なら、突っ伏したままだから。
そのように解して良いのだ。
お前の政治家としての破滅が決定的となった今でもお前はまだ席上に存在している。
つまりただ、体がある状態だ。)
お前が衛星軌道上にいるのは間違いなのだ。
さっさと星に帰れ。
(原始的成分の集積体がお前のような愚か者を遣わした。
原始成分集積体は原始的論理しか提出出来なかったという意味)
お前がそこに居ることで、俺はな、取り合えず大臣としての職責を全うせざるをえないので、ここに居ざるを得ない。
迷惑だ。
迷惑という人間として生理的欲求に近い不快感を表したぞ。
このような状況下で不快感を表すということは、お前がいなくなることでかろうじて、私の不快感の解消の伸展可能性という能力をお前が最低限度有しているかもしれないという淡い期待を抱いているということだ。」
相手は突っ伏したまま出て行かない。
こういったやりとりの相手側の議論瑕疵に起因する補填を全て要求するのだ。
具体的には資源だ。
電波の傍受技術についての質問は、未来永劫答えない。
宇宙における対話の唯一性を確保するためだ。
会議において盗聴された方は未来永劫、相手側の会議における事前調整通信を傍受して良いのだ。
何故なら、電波の盗聴は宇宙会議において何度許容されるかという、議題が宇宙会議で上がった時、今までの被害惑星はここぞとばかりに一気に盗聴を展開し、正当化し永遠の既得権益を確保する恐れがあるからだ。
そのような事態を避けるため、被害の発覚惑星は加害惑星に対し永久無限の会議盗聴が許容される、という不文律があるのだ。
このことを明文化しようとすると、多様すぎる惑星力学が複雑な様相を呈し、一定回数許容派、無限復讐許容派、特定条件許容派等まだら模様の混乱状況となるのだ。
とにかく両惑星間の会議においては、未来永劫第三者の惑星の立会を要しない。

続く 

収監 

九百十八青字

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十一面目   自ら力を求め... | トップ | 十三面目   自ら力を求め... »
最新の画像もっと見る