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ランドナーのお出かけ日記
これから始める女性のすこしでもお役に立てればと

三連休(仁科三湖巡り)

2023-07-20 | 旅行
三連休初日。
今日のコースは、明科駅から仁科三湖を巡り小谷村でゴール。
新幹線の朝一チケットが取れず、明るいうちに到着できるか心配な遅いスタート。
組み立ても30分かかり(いつも通り)、明科駅を出たのが11時20分。
すでに昼なので暑さが心配だったけれど、曇り空のおかげで快適な走りだし。

国道19号線から大町明科線を走り、しばらくして脇道に入る。裏に入ると言うことは坂が待っているという事。坂があるとすぐにビビってしまう。どうにかならないものか、この思考回路。
曇り空のおかげで、今のところ汗だくにはなっていないが、代わりに雨がポツポツ。これくらいの雨なら打ち水的気分で苦もない。車も来ないし裏道はいいな〜と走っていると雨足が強くなった。少し考え、予定より早く大通りに戻る。しばらくして、雨足は弱くなったが裏道に戻る気にもなれず、明科線を爆走(気分だけ)する
水分補給のため立ち止まった田んぼ脇。開けた場所は気持ちが良い。曇っているくらいが稲の緑が際立って見える。緑の絨毯、寝転んだら気持ちよさそー。泥だし稲だしダメだよね。
はあ、おにぎり食べたい。


信濃大町駅12時43分到着。

この日のお昼はチキンカツと決めていた。店に向かう途中で目に入った俵屋さん。あれ?並んでない。いつも数組待っているのに誰もいない。こんなチャンスも滅多にないだろうと、すぐさまラーメン腹というか汁物口になった。
即決でウマニソバ。久しぶりにスープを飲み干してしまった。

 

俵屋を出て走り始めた途端、大粒の雨が降ってきた。こんな時こそと5年越しで初登場となった、フロントバッグカバー。雨は嫌だけど、やっと使えて嬉しいな。カバーに落ちる雨音すら愛おしい気がする。ただ、地図が見えなくなるのね。気付かなかった。それに、正面から見るとイケテナイ・・・
そして、泥除けは汚さない主義なので、今まで雨の日には絶対出掛けなかったけど、初めて泥除けの機能を発揮させられたかな。

 

国道に出るのを少しでも遅らせようと突き進んだ結果、農道というか草むらに突入。よろよろと進み、やっと舗装路に出た時には国道が迫っていた。

 



中綱湖をじっくりみたのは初めて。規模は小さいけれど、こぢんまりとした良い雰囲気。背後の森、湖面の深緑に映る木々、稲、緑のコントラストが美しい。後で調べて知ったのだけど、春は湖面に映る桜が絶景らしい。また来なければ。




青木湖到着14時35分。空はどんより。今にも何かが現れそう・・・


青木湖を後にすると、またまた大粒の雨が降ってきた。脇道に入るつもりでいたが、こうなると先を急ぎたいのでグッと我慢。半袖では涼しくなり上着を羽織る。フロントバッグカバーのイエローと上着のマゼンダの取り合わせが、曇り空と濡れたアスファルトに、なんだかおかしく映る。
八方に差し掛かった辺りから足取りが重くなり、そうだ、厳しいのはこれからだということを思い出す。雨が上がり今度は蒸し暑い。そして延々続く上り坂。気付くと周りには紫陽花が「見頃だよ」と咲き誇っている。栂池の坂は、紫陽花見るフリして立ち止まる。止まると虫が寄ってくるので走り出す。見る花も無くなった頃、両脇緑に囲まれて、気分は良いが呼吸は苦しい。止まって歩き出すと虫が顔に寄ってくる。止まりたいのに止まれない・・・。




16時24分、まほろば倶楽部到着。

走り出す前は、5時間くらいで着いたら良いなぁと思っていた。色々と調べて「ママチャリで10kmが約1時間」という記事を読み、あ〜坂が絡んだら自分はそれくらいだろう。それ以上かかるのかもと考えた。途中歩いたり、たくさん立ち止まったけど、自分の足でもこの時間あれば到着できることが分かって、大満足なのでした。