King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

悲しそうなスーツの男

2018年11月28日 10時54分48秒 | 映画

ここのところの寒さに体が慣れていないせいか調子がイマイチな感じです。

夜のランニングもそうで、いつもの10Kに向かうも途中でいや最初の走り出しの

時点で今日は少なめでと最初から諦めムードが漂い、いつもの昨日のタイムより

少しでも早くという自分に挑む姿勢が見られないのです。

 

ひざのせいとか寒さのせいなのかただ自分に挑もうという心の萎えなのか不明です。

 

まだ、オリオン座は東の空にやっと上がったばかりで、まだ冬の空に君臨する時期、

あの冬将軍の寒さの時期でもないのです。

とはいえ本格的な冬の寒さや寒の時期より、年末の頃が一番寒さを感じるのは例年の

ことです。これは単に体の慣れのせいです。

 

なれとは恐ろしいもので、何でも慣れはやってきます。

 

いつも見る海外ドラマも一番観たい出来のいいスパイアクションものも、ネタ的には

出尽くした感じでトムクルーズのようなスタイリッシュで最先端のハイテク機器を駆使して

でも最後の勝負は体力と知力というあまりに出来すぎのお話も見る側の低浮上状態の

ときにはばからしくもあり、そんなときにみた今までと違うスパイものとして感心したのが

『パトリオット』です。

 

これはアマゾンプライム専用プライムオリジナルドラマでシーズン2が今月から配信されて

いました。

イラン核合意のために選挙に介入すべく闇資金を運ぶ役目を負ったスパイの物語ですが、

正式な部署も正式な命令を受けたわけでもなく、心強い仲間もいないというなんとも

颯爽としている他のスパイものとは違う味がある物語で、実際の社会のサラリーマンとは

こんな立場の人たちなのではないでしょうか。

 

最近のNHKの番組などを見ていると世の中は高齢化で働く人がいなくなり、政府は

外国人材を拡大しようと永住資格を与える労働者を単純労働者にも拡大したという

感じですが、現実には借金をしてやってくる労働者にそもそも問題があり、それを

解決するには本音の安い労働者の確保と言う所を語らないとこの問題は解決できないし、

日本の社会に必要なのはデフレマインドを脱却できる明るい未来像であり、未来設計

なのです。

 

ところが、本音を隠して現在の労働問題を労働力の確保とだけ言い張り、低賃金の派遣や

非正規の人たちが仕方なくそんな状況に追いやられている現状を理解せず、ただ、大企業や

正社員の今の立場を守らんがための外国労働者の拡大だというご都合主義な法案でそもそも

そんなものを出して将来どんな日本の姿を見ているのかすら考えてもいないので、社会環境や

社会保障を乱す要因になるの明らかです。

 

野党も政策論議よりそういった根本の部分での論戦をせずに法案が白紙だからとか中身がないとか

いって議論せず審議に反対するのでなく、安い労働力を入れたり、偽の研修制度でごまかしている

現状に切り込んで労働者の人権というものを議論していかなくてはならないのにいつもの大臣の

不信任案とかやらずもがなの行動ばかりで相手の懐に手を突っ込む姿勢はないのです。当然これは

馴れ合いの茶番劇にしかみえず、『パトリオット』のようなドラマにはまってしまう結果になるので

しょう。


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