響きあうA"LIFE & ~『ピッコロの冒険』~

ピッコロの自分探し、広大な内なる意識へと冒険の旅の物語
&つれづれの内なる対話、 A"LIFE&ONENESS

カール セーガン『エデンの恐竜』1

2010-12-25 03:25:09 | 冒険者たちへのオマージュ



  カール・エドワード・セーガン       
  (Carl Edward Sagan 1934-1996 )

  ”エデンの恐竜 ”ー 知能の源流をたずねて
          はるかな記憶 - 人間に刻まれた進化の歩み 
          百億の星と千億の生命

                              
  この本には随分と思い入れがあります。
  もう30年近く前?!になりますが、
  この本を読んだ時,とても興奮しました。
  目からウロコ!がこの本にいっぱい詰まってました。

  私はカールセーガンのファンです!
 「僕も!」そんな自己紹介で親友になったボーイフレンドもいましたね。

 『エデンの恐竜』は、
  人の意識を含めた私なりの宇宙観の科学的考察の基盤になった本のひと
  つです。今,久しぶりに思い出してみると、
  あらためて"カール セーガン"へのオマージュ..大きいなあ..と感じ
  ます。


  宇宙の歴史150億年を一年間の年表にした    
  あの「宇宙カレンダー」の発明!それは衝撃的でした。

  あのとき始めて、ビッグバーンから、人類が出現した悠久の150億年
  のスパンを一年のカレンダーから把握することができました。
  人類の出現が、12月31日の大晦日とは!

  あの宇宙カレンダーは、それ以来、あたりまえのように引用されています
  よね。

  宇宙の広大さ、銀河や星の数は、まさに天文学的数字そのものですが、
  私がその時に感銘したのは、脳細胞もまた、天文学的数字だという..
  その実感をもてたこと。


  それって?!
  感じたのは...宇宙のスペースと脳のスペースは同じじゃないかという..

  それ以来、私が内視野で描く広義の意識のイメージは、
  自分の脳から広がり出て、宇宙へとスペースがつながっている、
  そんなイメージになってます。

  そのように私たちは、宇宙とスペースを共有してるんだろうと。
  つまり、すべてはひとつ..


  そして、もうひとつ、
  脳細胞の情報回路シナプスがビットという二乗、二乗で広がっていくと
  いうこと。

  このことをイメージできたのも、興奮!でした。
  脳の神経細胞の伝達のすごいスピード感と広がりを想像したりして!


  私は、その伝達のスピードって、ひょっとしたら光速を超えているんじゃ
  ないだろうか?!などと思ったりして、かってにわくわくするんです。

  それもまた、私の中で、何かが『解った!』と思う時、今まで使ってな
  かった記憶の回路がビット、ビットで繋がり広がっていくというイメージ
  するようになりました。


  自分に、いろんな問いを発したら、どれだけ可能性があるだろう。
  私の体験では、解らないことを問うと、かならず、なんらかの答えが出て
  きます。

  だから、もともと私たちは”知ってる”状態なんですね。
  脳の使われていない所はOFF状態になっていて、求めれば、きっとそれが
  ONになるんだと..。脳というのは、おおかたコンピューターと同じ仕組み
  ですね。(自分がもう、必要としない古い観念や、ネガテブな想念パター
  ンなど、解除できたり..しますし)

  ただ,私たちの意思、求める..、選択する.. 、
  その私の、その意識、意思こそが脳のオーナーであって、脳自体は私たち
  の素晴らしい道具なんじゃないでしょうか。

  そう考えると、

  私たちの本質は、
  脳も肉体も超えたところの、意識、エネルギー、
  というのが真実なんじゃないのか。

  そして、その俯瞰した意識から、自分を、世界を、投影している..。

  まあ、わたくし的哲学はそのように理解しているわけです。



  そういえば、ニューロンと宇宙のこんな画像があります。

  脳細胞と宇宙構造 The New York Timesより

   左、マウスの脳細胞、ニューロンが伸びていく様子
   右、宇宙の構造をコンピュータでシュミレーションした画像




 ほら、やっぱりそう?!



http://www.carlsagan.com/
これは英語のサイトですが、追悼の感じがして、しみじみ美しいです。



科学の伝道師と言われたカールセーガンの略歴はWikipediaで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カール・セーガン


ramni わくわくワールド<本.アート.冒険者たち>

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