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映画は映画だ

2009-03-14 | 劇場映画れびゅー
タイトルに惹かれて『映画は映画だ』を観てきました。
★★★★

韓国の映画だとしか知らなかったのですが、どうせ観客少ないと高を括ってたら満席の立ち見状態。
それも2館で上映してるのに、なんで??と思ったら韓流スターが主演だったんですねぇ。
もう客席の大半はおっかけのおば様連中で埋まっててびっくりです。
韓流ブームってまだまだ健在だったのね。
立ち見で入ったんだけど、上映直前に偶然席が空いたので座れて良かった。

そんな事はどうでも良くて、この映画作りがむっちゃ面白い。
スランプにおちいった暴力俳優と、俳優の夢に目覚めたヤクザが映画の撮影を通じてお互いのするべき事を見つける、むっちゃ骨太な友情にも似た関係を描いています。

ヤクザが映画に出ようと思ったのは、俳優に言われた台詞から引用された言葉にグッときたから。
俳優がヤクザに目を付けたのは、映画の撮影では見たことのない本物の凄みをヤクザに感じたから。

ポスターの白と黒のスーツを着た二人をあらためて見てみると、相いれない二人の世界を象徴していて物悲しい。
映画はその気になれば何度でも撮り直すことが出来るけれど、現実はそうはいかない。

ネタバレ
凍りつく衝撃のラスト。
頭付きからの二人の表情に度肝を抜かれてエンドロール、良いなぁ。



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2 コメント

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Unknown (KLY)
2009-03-25 00:45:26
こんばんは^^

>骨太な友情にも似た関係

ポイントですよね。あくまで友情ではないところがミソ。ガンペは本来スタのことなんか屁とも思っていないけれども、同時に自分が俳優の夢に挫折しているから、ある種敬意みたいなものも抱いている。そこらへんの微妙な距離感を凄く上手く演じていた気がします。
スタに椅子を移動しろと言われて素直に移動しちゃったり。(笑)

ラストのガンペの目線には痺れました!
>KLYさん (そーれ)
2009-03-27 00:59:50
どうもです!
ですねぇ、友情とはちょっと違う男臭い関係が凄く面白かったです。
>ラストのガンペの目線には痺れました!
ほんと、あのシーンはグッとくるのとゾッとするのが同時で無茶苦茶印象的でした。

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