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ドナインシタイン博士のひみつ学会§4『スイミンのひみつ』@HEP HALL

2007-11-11 | ステージれびゅー
11月の舞台二本目は、9月に観た劇団PIPIER『ひーはー』の舞台後告知で気になっていた、ドナインシタイン博士のひみつ学会§4『スイミンのひみつ』
『ひーはー』ではパワーマイムのお預け食らった腹筋善之介も出るらしい。

劇団Piperの川下大洋扮するドナインシタイン博士が主催する学会を公聴して、レポートの提出なんかもあるという内容。
芝居なのか、イベントなのか、得体の知れないこの学会に潜入する事に成功しました。

会場のHEP HALLはライブハウスとしても使われたりする小さい箱なので、後ろの方の席でもかなり舞台と近く、役者さんたちと観客がこんなに近くで接する事が出来るなんて、最近は大きな箱ばかりに行っていたのでかなり新鮮。

幕もなんも無い舞台上で誰かが出てきて、セッティングしてるなぁと思ってよく観たらドナインシタイン博士に扮した川下大洋本人w
でも会場は全然ざわつかないという、不思議な空気が流れていた。

みんな常連さんなのかなぁ。

結論から言うと、この舞台は芝居というよりも、役者さんやコメディアン一人一人がテーマに沿ったパフォーマンスを披露して観客を笑かすという、なんとも豪華なイベント。
例えて言うなら劇団Piperがテレビでやっていた「発熱!猿人ショー」のライブ版(?)みたいな感じ。

今回のテーマは“睡眠”という事で、舞台やスクリーンに登場する芸人さん達に笑かしまくってもらいました。
こんな狭い箱で、こんなに少人数の観客を全力で笑かしてくれるなんて、こんなに贅沢な舞台は他に無いんじゃないかな?
抱腹絶倒の2時間はあっという間に過ぎてしまって、まさに至福の時でした。

生で登場したのは川下大洋、腹筋善之介、楠見薫、お~い!久馬、副島新五の5人。
映像で登場したのは後藤ひろひと、山内圭哉、竹下宏太郎、浅越ゴエ、松尾貴史の5人で、計10人の舞台俳優、コメディアンが登場。

この先ネタバレです。

強く印象に残ってるのは、やっぱり個人的に昔からファンな腹筋善之介のパワーマイムが生で観れた事なのだけど、彼のファンは今も多いらしく、楠見さんのインチキ催眠術でも腹筋目当ての客を弄って遊んでいましたw

後藤ひろひとの文字遊びなんか正に猿人ショーのノリで、腹がよじれて涙が出る位に笑ってしまった。

ライブ
川下大洋(ドナインシタイン博士)
睡眠の秘密についての研究発表。
人は何故眠るのか、何故自動的に眠くなるのか。
それは、中の人(誰よw)にとって都合の悪い記憶を消し去る為に、中の人によってコントロールされているからに過ぎない(驚愕の事実)。
中の人の正体に迫る内、衝撃の真実が明かされるw

楠見薫
インチキ催眠術ショー。

副島新五
戦隊モノを扱った一人劇。

お~い!久馬
起きてるように振舞う夢遊病患者の一人劇。

腹筋善之介
眠気がやってくる様子を、平家蟹と源氏蟹の合戦に例えたパワーマイム劇。

映像出演
浅越ゴエ
テレビレポートのテイストで、昼寝中のサラリーマンを弄って遊ぶ。

山内圭哉
テレビレポートのテイストで、美味しい店の紹介をしようとするんだけど、全然睡眠と関係ない罠。

後藤ひろひと
SLEEPのアルファベットを一文字変えると…。

竹下宏太郎
ゾウガメが眠りに落ちる瞬間をレポート。

松尾貴史
理屈をこねながら、カメラの魔術を使って遊ぶ。


全員のパフォーマンスが終わった後に、川下大洋と、整体師でもある(ホントに?)腹筋善之介による安眠の為のツボの説明会も開催。
帰ってから実践してますw



発熱! 猿人ショー

アール・アンド・シー

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