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GANTZ

2011-02-01 | 劇場映画れびゅー
奥浩哉の原作は彼のコミックの世界観の集大成で超面白い『GANTZ』を観てきました。
★★

多恵ちゃんが可愛すぎるのがおかしい!
それもそうだけど…。

主人公達幼なじみ二人の年齢設定が高校生から大学生レベルになっている事以外はほぼ原作に忠実な運び。
アレンジもそこそこ上手くこなしていて楽しんで観られた、中盤までは。
不条理感が無いに等しいくらいに希薄なのと、加藤が父親殺して少年院に入ってたって設定には納得行かないけど。

娯楽大作系の邦画はここ数年でハリウッド映画と比べても遜色が無いくらいの水準まで上がって来たし、この映画も技術的にはかなりイイ線行ってる。
技術的には。

終盤のバランスの悪さは何なんだろう。
そこそこ楽しんで観ていたのに、久しぶりに邦画特有の野暮ったいパターンの映画と出会ってしまった気分。
感傷的な場面に力を入れ過ぎて、バトルシーンの流れをぶった切ったところでこの映画が嫌いになった。

ネタバレ
3つ目のミッションからがほんとおかしい。
お寺での撮影が無理だったから上野の博物館にしたアイデアまでは凄く良かった。
でもそこまで。

漫画読んでる人には納得行がいかない中身カッスカスな展開。
オリジナルに出来るだけ忠実にしてきたそれまでから、急に独創性に目覚めて違う展開になるんだけど、こんなにムチャクチャになるんならオリジナル通りにやれば良かったのに。
時間と予算的な問題が有ったのはわかるし、仏像がわんさか出てこなかった点に文句言う気は無い。

阿吽の動きの鈍さに対して銃を使わなさ過ぎ、弾の残量なんて設定に無いんだから無駄打ちしない方が変。
さらに、玄野が増長してる姿が「みんなを守る」というよりも「俺様が倒すから余計な事をするな」というおかしな構図に。
増長してるというよりも、性格最悪で加藤にまで暴言吐く嫌な奴になってしまってる。
どこからスナイパーが狙ってるのかなんて期待する原作ファンの期待も裏切られるタダのガチバトル。

それにも増しておかしくなっていくのが次の千手観音戦。
千手の剣に対して素人に剣で戦わせるのもアホらしい設定過ぎ、原作通りにすりゃ良いのに。
ため息しか出ない薄い展開に続いて、『海猿2』もびっくりなお涙頂戴な場面が挟まり不満が最高潮に達してしまった。
敵に背を向けてイッタイ何をしてんの?!
この場面の音楽もウザくて、これ以降の感傷的な場面が全て気に入らなくなった。

大仏戦ではX銃の発動タイミングが激変してるし、作ってて気にならないのかな。

「実写化不可能だと言われたのに…」なんてこの映画でも言われてたけど、やっぱり実写化出来てないやん!

予告編を観る限り後半はまるっきり新しい展開のようなので、不安でたまらない。



GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックス)
奥 浩哉
集英社
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4 コメント

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うーん (鈴蘭)
2011-02-02 00:12:13
てことは、原作知らなければ楽しめる?

私、連載始まって少しの間しか読んでないんですよ。
>鈴蘭さん (そーれ)
2011-02-04 20:36:25
どうもです!
ちょうどいいかもしれませんw
続編もおわってから一気に読むと目からウロコかも。
TB有難うございました (シムウナ)
2011-02-22 02:26:03
TB有難うございました。
原作未読で観賞しましたが、
冒頭から、ぐいぐい引き込まれる展開に
興奮状態でした。原作とは異なる結末に
完璧な答えが提示されるのか
非常に楽しみです。
>シムウナさん (そーれ)
2011-03-08 23:24:58
どうもです!
途中からガッカリで続編は仕方なく観る感覚です。
原作を読み返すと映画版の薄っぺらさが余計に目立って、続編の「違う結末」には不安ばかりがつのります。

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