1940年の米映画。
ロバート・テイラーと、ビビアン・リーが主役を演じた悲恋の物語です。
今から60年も前に作られたとは思えない映画でした。
私、正直なところ白黒映画って、あまり好きじゃないんですよね。
色があった方が面白いし美しいから。
それでも最後、切なくて涙が出ましたよ・・・。
今回、モノクロ映画でも、かなり綺麗な映像があることを知りました(笑)
ビビアン・リーのアップなんか、少し紗がかかったように
なっていて、とっても美しいと思います。
でも、やはりこれがカラーで残っていたなら最高なのになぁ。
洋服とかインテリアとか、とっても素敵で、これがどんな色なのか気になります。
なんというか、60年前から、女心は変わっていないわけで・・・。
マイラがロイに本当の事を言えない気持ちとか、
このまま結婚してはいけないと思う気持ちが切ないのです。
その罪は彼女が悪いわけでなく、生活のために仕方なくやった事だから、
見ている方は溜息しか出てこない。
彼女が選んだ道は、もう仕方ないと言えば、そうなんだけれど、
あまりに悲劇的なんで、先が読めるのに泣いてしまうかんじです。
この映画の上手いところは、天国→地獄→天国→地獄という風に、
天国の美しさや楽しさを十分に分からせてから、
主人公を苦しい地獄に落とすもんだから、
最後までハラハラ、わくわく、ドキドキできるところかと思います。
甘い蜜の味は、苦味を引き立てるんですねぇ。
最後のシーン、中年になったロバート・テイラーが、
ウォータールー橋に立って、ビビアン・リーの事を思い出す場面なんですが、
鬢のところに少し白髪が出てきたロイを見ただけで、
ここまで生きてくるのは、さぞ辛かったろうねぇ、という気持ちになり
切ないシーンであったと思う。
まぁ、真相はバレてしまったけれど、マイラは美しいまま彼の胸の中に
残ることが出来て、ベストとは言えないけど、とても美しいので
むしろ良いのではないかと思う。
ビビアン・リーは、『風と共に去りぬ』が有名だけど、
面白い映画に沢山出ている(らしい)ということが分かったので、
これからは、名作と言われる部類の映画を掘り下げようと思う次第です。
ロバート・テイラーと、ビビアン・リーが主役を演じた悲恋の物語です。
今から60年も前に作られたとは思えない映画でした。
私、正直なところ白黒映画って、あまり好きじゃないんですよね。
色があった方が面白いし美しいから。
それでも最後、切なくて涙が出ましたよ・・・。
今回、モノクロ映画でも、かなり綺麗な映像があることを知りました(笑)
ビビアン・リーのアップなんか、少し紗がかかったように
なっていて、とっても美しいと思います。
でも、やはりこれがカラーで残っていたなら最高なのになぁ。
洋服とかインテリアとか、とっても素敵で、これがどんな色なのか気になります。
なんというか、60年前から、女心は変わっていないわけで・・・。
マイラがロイに本当の事を言えない気持ちとか、
このまま結婚してはいけないと思う気持ちが切ないのです。
その罪は彼女が悪いわけでなく、生活のために仕方なくやった事だから、
見ている方は溜息しか出てこない。
彼女が選んだ道は、もう仕方ないと言えば、そうなんだけれど、
あまりに悲劇的なんで、先が読めるのに泣いてしまうかんじです。
この映画の上手いところは、天国→地獄→天国→地獄という風に、
天国の美しさや楽しさを十分に分からせてから、
主人公を苦しい地獄に落とすもんだから、
最後までハラハラ、わくわく、ドキドキできるところかと思います。
甘い蜜の味は、苦味を引き立てるんですねぇ。
最後のシーン、中年になったロバート・テイラーが、
ウォータールー橋に立って、ビビアン・リーの事を思い出す場面なんですが、
鬢のところに少し白髪が出てきたロイを見ただけで、
ここまで生きてくるのは、さぞ辛かったろうねぇ、という気持ちになり
切ないシーンであったと思う。
まぁ、真相はバレてしまったけれど、マイラは美しいまま彼の胸の中に
残ることが出来て、ベストとは言えないけど、とても美しいので
むしろ良いのではないかと思う。
ビビアン・リーは、『風と共に去りぬ』が有名だけど、
面白い映画に沢山出ている(らしい)ということが分かったので、
これからは、名作と言われる部類の映画を掘り下げようと思う次第です。