日常のぼやき

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アニメ咎狗の血 最終回

2010-12-24 | Weblog
先週のケイスケ、お腹から真っ二つだったんですね・・・ニコチャンネルで初めて知りました。これは・・・ある意味1週間たって気づいたから良かった。見た時気づいてたらマジで凹んでました。影で修正されてたからグロいのはわかってたけど、てっきり腸がはみ出してるのかと思ってたんですけど・・・違った・・・


で、最終回。どんな展開になるんだるとwktkしたら



ひどいwwww
何あの紙芝居www何起きてるのかわかんないwアニメっつーか静止画じゃないかあれw


・作画がいろいろヒドイ(まあいつもの事)
・一枚絵で会話が続く←NEW!
・同じシーンの使いまわしが露骨←NEW!


いやー・・・いろいろと伝説を作ったけど最終回で神がかった伝説を残したね!



・・・正直見ていて痛々しかったよほんと・・・・・・
最早これは製作側に何かあったとしか思えない。そういえば作画監督が逃げたって噂、あれ咎狗の事らしいし、最初からいろいろ無理があったんだろうね。ケイスケの最後に力入れすぎて最終回は力尽きたとしか思えない。
スタッフも大変だったのはわかるけど、アニメとして流すレベルじゃないだろこれ・・・一番の見せ所である戦闘シーンがほとんど風景画ってエロアニメ規制レベルだぞ。そんなにグロかったわけでもあるまいに。




で、内容は。結局ニコルを受け入れたシキとナノはトシマに残り、アキラたちは脱出。平和な日常を送るも、アキラはトシマへと戻りました。シキが新たなラインをばら撒いているから・・・刀を握り締め、シキに戦いを挑んで終わり。



ああ、聞こえる!聞こえるぞ原作を知らない人の「わけわかんねえよ!」と罵倒する声が!大丈夫だよ!原作やったKAZAもわけわかんないよ!!

アニメにするには・・・無理があったね。BL要素抜いても相当面白いだろうなと思っていたKAZAですが、アレはないわ。ナノはともかく、シキの存在が完全に意味不明になってる。そもそも何でナノはラインをばら撒いて、シキはそれを広めたのかみんなわかった?分かった人は天才だよ。
まあ・・・・・・詳しく知りたければゲームやってね、で終わっちゃうねこれは。


猛からケイスケ覚醒の辺りは良かったけど、ケイスケが戻ったあたりからちょっと・・・DVD迷ってたけど買わない気がしてきた。絵とか演出が直されても、展開そのものが変わんないと買う気起きない。
そもそもあの展開で何でケイスケ死ぬ必要あったんだ?原作は生きるとか死ぬとかの意味はケイスケ死ななくてもアキラは理解してたし、ケイスケがアキラかばって死ぬのはナノに可能性や希望を教える為なのにナノはついて来ないし・・・わけわからん。
PS2の裏社会ENDにちょっと似た終わりだったけど、アキラがキレイ事言いながらシキに戦い挑むのもなんだかなあと思った。



一応・・・補足しておく?ネタバレ嫌な人は以下スルーで。


Q.シキって何者?何でラインをアルビトロに渡してたのか

A.もともとは軍人。戦場でナノと出会い彼を恐怖してしまったので、強くなって再戦を望んでいた。ラインをばら撒く事で擬似的なナノを作り、それを殺すことで自分の恐怖を振り払おうとしていた


Q.ナノは何がしたかった?

A.シキルートとナノルートで微妙に違うこと言ってるけど、ナノルートを取り上げるならラインで人々を引っ掻き回して死ぬ予定だった。人は力を求めてるけど、力を手に入れても何もない事を知ってるのでラインを手にした人たちがどうするのか、どうなるのか見たかったんだったかな?ちょいと説明足らずだけど、人間に対して深く絶望していたのでいろいろと思うところがあった模様。
シキにニコルを与えたのも、彼が絶対的な力を手に入れて自分と同じように絶望させたかった。
ただシキはああいう性格なので、ナノのように絶望はしなかったんだけど。


Q.ナノとアキラって会ってたけどアレなんだ

A.軍から逃げたナノはアキラと会っているが、これは本当に偶然。当時アキラはまだナルニコルを発症していないし、ナノもナルニコルという存在を知らない。アキラの優しさに触れ、少しだけナノにも感情が芽生えてナノルートではそのあたりを細かく話してたけどアニメはスルーされ、わけわかんないフラグとなった


Q.おいちゃんの子供があぼーんってなってたのは

A.おいちゃんの子供はナノの実験が暴走したとき死亡。おいちゃんは本当はナノを殺しにトシマに来てたんだお


Q.リンの仲間をシキが殺したのは

A.当時リンと仲間は結構無茶苦茶やっていてあちこちから恨みを買っていた。シキは軍を抜けて裏社会で生きていたので、彼らの始末を依頼され、リンが自分を慕ってたのを利用してアジトを聞き出し殺した。
ちなみに何でリンだけ生き残ったのかは原作でも触れていないが、何度もリンが戦いを挑んでは殺されなかったところを見ると、ナノに勝てない自分に重ねてたか・・・もしかしたら少しだけ弟としてみてたのかも


Q.エマは何であんなにナノに執着したのか

A.軍にいた頃お互い好きだった。でもちょっとした誤解があり、ナノはかろうじて残っていた希望がなくなって絶望、軍を脱走。彼を軍に戻すと苦しい思いをしてしまうので、エマはナノを殺す事で救おうとした。ただしナノはそれを望んでいないし、もうエマをなんとも思ってないので殺してしまった


Q.ナノってどうなった?

A.ナノルートとシキルート以外は不明。たぶん死んではいないだろう、という終わり方。これからも軍に捕まる事無くフラフラしてると思われる


Q.そもそも咎狗の血という作品は何をしたかったんだ

A.ケイスケ、リンルート→人と人の絆、心のあり方。きちんと話をして絆を深め、明日を生きようとするアキラと相方キャラの成長物語
源泉→物語のバックヤード、隠された真実が明かされ、包容力ある人に導かれながら後ろ向きなアキラが前向きになる。どちらかと言うとプロジェクトニコルの補足回
シキ→PC版は完全にエロ担当。PS2版は力を求めた先にある空しさや繰り返される戦いなど
ナノ→人の生き死にや、血の運命に抗うアキラが超頑張る話。同じ運命を持つ者同士の相反する考えを上手くまとめた、まさに咎狗の集大成。

全体を通して言えば、毎日が空しい日々だったアキラが自分の運命を知ってどう立ち向かうか、生きるとは、死ぬとは何かを学ぶ話。



こんなとこでしょうか。細かい疑問もあるけど、たぶんアニメ見て「なんじゃこりゃ?」と誰もが思った疑問はこれくらいだと思いますが。
細かい内容は書いてないけど、原作ゲームの感想はゲームカテゴリーにあるので興味わいた人はみてくださいまし。


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