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傭兵が教える 危機管理の心得  高部正樹  文芸社文庫

2014年06月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

平和ボケの日本にも信じられない人がいるものです。この本の著者の高部さんは航空自衛隊を除隊した後、傭兵としてアフガニスタン、ボスニア、義勇軍としてミャンマーのカレン軍に参加しその戦闘体験から危機管理に付いて体験を披露されています。何を好んでワザワザ戦場へ?と思うでしょうが、そこは個人の価値観です。

戦いを有利にするための助っ人に傭兵というのは歴史が古く、最近では民間軍事会社が兵役経験のある民間人を雇って正規軍の代わりとしていますから、世界中に求人はありますが、危険にあえて挑戦するのは自分に自信のある方しかできない仕事です。以前は、陸軍の歩兵としての仕事でしたが、最近は空軍パイロットまであるそうです。

ジャングル,砂漠、山岳地帯、普通に歩くのもヤットな場所を装備を抱えながらの生きる知恵は、大変参考になります。これだけの知識に裏付けされた自信がなければ傭兵などできないことでしょう。平和すぎる甘い生活を続けている者にとっては、真剣で厳しい戦場での生活体験を知る事は貴重です。

集団的自衛権に関し、短絡的に戦争反対と唱えるのは、あまりに世界情勢、軍事常識に欠ける行為です。日本のすべきことは、武力による領土拡大は行わないことを宣言し、同時に領土拡大を試みる勢力とは堂々と戦うことを宣言すべきなのです。拡張主義の国を前にして、自縄自縛、自らが戦うことを制限するなど相手に利するだけで、それを主張するのは反日日本人です。

傭兵体験のある日本人は、この高部さんだけではありませんが、自衛隊と言う国の機関を通してではなく、民間レベルで戦いの経験を積む日本人が増えることは悪いことではありません。一つ覚えで「戦争反対」だけを唱える人ばかりではあまりにアンバランス。日本の枠組みを飛び出して世界の戦場へ赴き、傭兵と言う国際感覚を積んだ日本人が増えることは良いことです。

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