碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「ROME」・・・ローマ  人間の本能と欲望・・・

2010-07-12 22:24:43 | Weblog
今日の伊勢は、曇り。

ワールド・カップ、選挙も終わり、日常の視線に戻った方々も多いと思います。
自分は、このところ、紀元、前後のROME(ローマ)に、関する事が何故か目に付いてきます。  
人類が地上に動物以上の能力を持ち始めてから、今日まで、やってきた事は、ずっと同じ事の繰り返しです。  
争い、妬み、欺瞞、略奪、・・・ いつの時代も変わらないですが、
ローマ時代は、その縮図が顕著に現れていると思います。  (本能だから惹かれるのでしょうか?) 
政治、権力、富、それらを望み、手に入れて最後に、いったい、それで、どうしたいのでしょうか?  
現在の寿命でも、人、ひとり、せいぜい生きて80年・・・ 
紀元前200~300年ギリシャ・ローマ時代の平均寿命は、27年であり,1900年で、やっと47年らしいです。 
そんな短い時間の中で人間が行う愚かな殺戮と略奪の繰り返し。
「スターウォーズ」や「スタートレック」の時代を映画にしても、話は争いだけ・・・
胡散臭い宗教ではなく、人類が手を繋いで、共存や宇宙への旅は、不可能なのでしょうか?
「HAYABUSA」や「あかつき」の宇宙への開拓を見ていると、少しは、救われます。
はたして人間の存在理由は、何なのでしょう? そもそもあるのでしょうか?
いつの日か、このあまりにも小さな惑星から、争いの本能が消え、
いち種、としての覚醒が出来る日が来る事を、願うばかりです。 
間に合えば、良いのですが・・・