今日の伊勢は曇り、ちょっと雨。 もう冬の様な一日でした。 このところ、ジュリーとショーケンに浸ってますが、自分でも、どうしてかと思います。 ノスタルジーだとは思うのですが、それだけでは無いような気もします。 自分達が10代を過ごした、昭和40年代は、いろんなモノが、一度に入って来ましたが、自分達なりに棲み分け、消化し、楽しんでいたような気がします。 東京でも、今の様な都市ではなく、まだ「街」でした。 日本中、そんなに人を羨まず、自分達なりに、わきまえ、お金や、物が無くても、ゆったりと、明るく、誰もが暮らしていた気がします。 CD、ICチップ、携帯、PCやリニアではなく、真空管、レコード盤、呼び出し電話、夜行列車・・・、今の若い世代でも、後者が好きな人が多く居るとの事です。 効率だけの、大手、メジャーが、リサーチで作り上げていく、ヒト、モノ、価格競争消耗品? その先には、どの業種も、1社か2社の大手しか残れない、殺伐とした世界しか見えて来ません。 昭和という時代は、生身の人間、血と肉体で、それぞれの「時」を駆け抜け、もがき、悩み、精いいっぱい生きた・・・それを知っている、自分達世代と、あの時、輝いていた、ジュリーとショーケンが重なります。 今、それらを、もう一度、自分達の手に取り戻したいと願います。