碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

昭和・・・・ジュリーとショーケンの時代・・・

2009-10-20 17:22:31 | Weblog
今日の伊勢は曇り、ちょっと雨。 もう冬の様な一日でした。   このところ、ジュリーとショーケンに浸ってますが、自分でも、どうしてかと思います。  ノスタルジーだとは思うのですが、それだけでは無いような気もします。  自分達が10代を過ごした、昭和40年代は、いろんなモノが、一度に入って来ましたが、自分達なりに棲み分け、消化し、楽しんでいたような気がします。  東京でも、今の様な都市ではなく、まだ「街」でした。  日本中、そんなに人を羨まず、自分達なりに、わきまえ、お金や、物が無くても、ゆったりと、明るく、誰もが暮らしていた気がします。  CD、ICチップ、携帯、PCやリニアではなく、真空管、レコード盤、呼び出し電話、夜行列車・・・、今の若い世代でも、後者が好きな人が多く居るとの事です。  効率だけの、大手、メジャーが、リサーチで作り上げていく、ヒト、モノ、価格競争消耗品? その先には、どの業種も、1社か2社の大手しか残れない、殺伐とした世界しか見えて来ません。   昭和という時代は、生身の人間、血と肉体で、それぞれの「時」を駆け抜け、もがき、悩み、精いいっぱい生きた・・・それを知っている、自分達世代と、あの時、輝いていた、ジュリーとショーケンが重なります。  今、それらを、もう一度、自分達の手に取り戻したいと願います。