碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

再びレーシック手術の、ニュースが・・・

2009-08-06 17:55:34 | Weblog
近視矯正手術で67人が感染症
2月25日14時17分配信 産経新聞


 東京都中央区保健所は25日、銀座眼科(同区)で、レーザー光線を使って近視を矯正するレーシック手術を受けた患者639人のうち67人が、感染性角膜炎などの健康被害を訴えたと発表した。67人のうち1人が医療機関に入院しているという。同保健所では、銀座眼科の衛生管理が不徹底だったことが原因とみて詳しいことを調べている。

 同保健所によると、患者67人が感染症を発症したのは、平成20年10月~21年2月。同保健所は、銀座眼科が不十分な滅菌処理を行った医療器具などで手術を行ったため、患者の角膜が炎症を起こした可能性が高いとみている。(注、うち一人の19歳の女性は、失明するかもしれない重症だそうです。)

 これまで同区は、健康被害が多いとの情報を受けて2度、銀座眼科に立ち入り検査をしてきた。

 銀座眼科は取材に対し「詳しいことを調べており、コメントは控えたい」と話している。

偶然、一昨日に書いた事が、現実に発覚しました。 大勢が、一箇所で、起こったので、報道されたと思いますが、過去にも報告されていないだけで、かなり多く事故が起こっていると、他の眼科医が、言ってました。 いろいろなクリニックのHPを、ご覧ください(特にデメリットの箇所を)  他のクリニックで、失敗してるが、当クリニックは、大丈夫とか、20万円が9万8千円で!とか、スーパーの安売り合戦か!と思います。(スーパーは、一生懸命やってます) とにかく、健康な、かけがえの無い、自分の目を、切り裂かないでください。  今回の、事件も、後の治療費に、我々の血税の、医療費が使われると思います・・・ 

この記事は、2009年2月26日に、私のブログに書いたものですが、当然、今も、あちこちで被害が出ています。 

先週の週刊文春に、最大手、品川クリニックの記事が出て、今日、ニュースで 「視力回復手術大手に警告=「限定割引」実態なし-公取委
8月6日15時43分配信 時事通信

 レーザー照射で視力を回復させる「レーシック手術」をめぐり、インターネットのホームページ(HP)の料金表示方法が利用者の誤解を招く景品表示法違反(有利誤認)の恐れがあるとして、公正取引委員会は6日、品川近視クリニック東京院(東京都千代田区)と神奈川クリニック眼科(新宿区)を運営する博美会に警告した。両院は合わせて約80万の手術例がある大手で、東京のほか、横浜、名古屋、大阪、福岡で治療を行っている。
 公取委によると、品川クは今年3月ごろまでHP上で「3月末までに手術すればさらに1万円引き」「曜日割引」などと記載し、HPを見た人を対象に基本料金が約17万円の手術代金が期間限定で数万円引きになると宣伝。神奈川クも同5月ごろまで、同様の表示をしていた。しかし、実際には割引期限は延長が繰り返されており、HP閲覧に関係なく、ほぼすべての患者が何らかの割引を適用されていた」   や、   「新たに2人が角膜移植検討=レーシック手術で-東京」  こんな見出しが、報道されています。 これらの記事の中でも、私から見ると、根本的間違いがあります。 何度も言いますが、レーシック手術は、視力回復ではありません! 眼鏡や、コンタクトと同じで、目の「 焦点距離」 を、「矯正」 するだけです。  ですので、ひどい場合は、20代で老眼鏡を掛けないと、文字が見えない・・・文春の記事にも、その実例が出ていました。  前回は、衛生面の感染症で、今回は、費用面での、ニュースでしたが、本当の危険性は、手術、自体にあります。   皆さん本当に、健康な自分の角膜を、切開して、神経を切断しないでください! 本当に取り返しが出来ないですから!