「歌謡新詩壇」紹介ブログ

歌謡詩の全国同人誌「歌謡新詩壇」の紹介

「歌謡新詩壇」第136号

2013年07月06日 | 歌謡詩
 毎年のことですが、梅雨明け間近の頃は西日本を中心に集中豪雨が襲ってきます。今年も九州を始め各地に大雨が降り、歌謡新詩壇の多くの同人のいる広島も呉市などで一時避難勧告が出されたようです。皆さんの無事を祈ってブログを更新します。
 「歌謡新詩壇」136号は平成18年8月に発行されました。136号からは実力者のお一人、岸田さんの作品を紹介します。

         ネバギブアップ大阪

                         作詩 岸田 のぶや(特別同人)

        忘れるなんて できっこないわ
        うちをあんたは 惚れさせたんや
        仕事 言い訳 東京通い
        めちゃ嘘や めちゃ嘘や
         送るおんなの 大阪ごころ
        ネバギブアップ ネバギブアップ
        東京おんなにゃ 負けられへんね

        この世は一度 惚れたら一途
        恋の暖簾は 一代かぎり
        雨に降られて とんぼり横丁
        離れへん 離れへん
         あいあい傘の 大阪ごころ
        ネバギブアップ ネバギブアップ
        東京おんなにゃ 負けられへんね

        あんたとうちは 喧嘩もするが
        切って切れない 浪花の絆
        死んでいいほど 好き好き好きや
        つくしんぼ つくしんぼ
         夢も愛して 大阪ごころ
        ネバギブアップ ネバギブアップ
        東京おんなにゃ 負けられへんね

 彼氏でしょうか?それとも夫?東京の女性に浮気心を起こしているようです。でも大阪の女は東京の女なんかに負けないよと歌っています。大阪の詩って一つのパターンがあるようですが、この詩は新しさを追求しているのがよく分かります。何かにつけて大阪と東京は張り合うところがあります。豊臣と徳川の時代から坂田三吉まで。この詩はそんな大阪と東京の関係を男と女の詩にしたのでしょうか?でもこの詩少し難しいところがあって(でもそれがいいのかな)理解しにくいところもあります(岸田さん申し訳ありません。もし読まれたら許してください)。 
   
コメント