「歌謡新詩壇」紹介ブログ

歌謡詩の全国同人誌「歌謡新詩壇」の紹介

「歌謡新詩壇」第175号

2017年01月03日 | 歌謡詩
 年が改まりました。皆さん、明けましておめでとうございます。今年も許される限り、「歌謡新詩壇」の紹介をさせていただきます。
 静かな新年です。お屠蘇をいただいてほろ酔いになり、ほとんど何もない元旦でした。いつもの通り我が上州路での実業団駅伝をテレビで応援し(近くの国道50号線をランナーが走るので、応援に出ればいいのですが、ほろ酔いで赤面では外へ出ずらいので)二日も何もなく,三日は強風で予定していた初詣に行けず正月は終わりです。結局、正月らしさは何処にもない三が日でした。

 「歌謡新詩壇」175号は平成25年11月に発行されました。175号からは恥ずかしながらまたしても私の駄作を紹介します。

                    千曲川未練雨

                                      作詞 草間 半次郎(特別同人)

                        逢ってはいけない 人なのに
                        罪だと知りつつ 忍び逢う
                        怖いのこの恋 どうなるの
                        昔のふたりに 戻れない
                        さだめを恨んで 手を合わす
                        布引観音 雨が降る

                        待てずに嫁いだ 報いなら
                        罰でも何でも 受けるのに
                        あなたは恨みも 言わないで
                        優しく私を 抱きしめた
                        あれから小諸の 片隅で
                        ふたりはひっそり 生きたのに

                        約束守れず 秋が来て
                        あなたも私も 罪人(つみびと)に
                        許して涙の 千曲川
                        も一度幸せ 欲しいのに
                        夜更けて時雨が 追って来る
                        ふたりを引き裂く 未練雨

 昨年も1月は自分の作品を紹介しました。今年もかと思われ恐縮です。この作品二節五、六行目が流れを悪くしている様な気がします。もちろん全体にわたって推敲が足りないのですが、もとより実力不足ですから、推敲を重ねても休むに似たりでしょうが。

                            

 

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