「LUNA」カラー舞台写真
マーキュリーズグループ1枚
「BLUE MOON BLUE」カラー舞台写真
シヴァ、戦士、フィナーレのスター
「LUNA」新人公演舞台写真
アレックス、月読
「LUNA」「BLUE MOON BLUE」評論
「LUNA」「BLUE MOON BLUE」楽屋取材 コメントと写真白黒
大和悠河/ピート
マーキュリーズの中でも、一番現代っ子っぽいピートは好奇心が旺盛でついいろいろなものに集中してしまい、それ故にみんなから遅れを取ってしまうような男の子です。コメディータッチで、私にはいつも以上に、お芝居の間が難しいんですが、やっていてとても楽しいです。新人公演まではマミさんだけを見ていましたが、今後は全体を客観的に注目できますので、今まで見えてなかったものに気付けるかと思います。更にキャラクターを膨らませ、舞台に息づきたいですね。ショーはとても忙しく、後半は舞台裏を走り回っていますが、歌も多くて楽しいです。自分の中で役のイメージを広げてやるのが一番面白いですね。プロローグのセリ上がりからいつもの私とは違う感じになればよいと思い、表情など工夫しているんですよ。誘うような目線など意識してやっていますが、お客様を作品の世界に酔わせられるよう、今後は更にクサクいきたいですし、そんな技を身につけていきたいと思っています。
「LUNA」新人公演評(田川あかね氏)
大勢の立ち見客が詰め掛ける熱気の中、月組新人公演を見た。同期同士の主演コンビ、大和悠河、花瀬みずかは「黒い瞳」新人公演、バウ「十二夜」でも、組んだおなじみの顔ぶれ。「新人」の固さを感じさせず、安心して楽しめる方の凝らない作品に仕上がった。一方で「器用さ」のあまり、いささか優等生的でこじんまりと無難にまとめた感も。個人的なメンバーが顔を揃えているだけに多少荒削りでもはじけた舞台を期待していたので、少々物足りなかった。
主演を演じた大和はすでにバウホールの主演を二回こなし、新人公演の主演は4回目。場数を重ねた余裕の賜物か、のびのびと舞台を楽しむ様子には、みているこちらまで楽しい気持ちになった。なんといっても華があり、人気者のミュージシャンと言う役柄が似合っていた。持ち前の温かくナチュラルな魅力を舞台十二振りまきつつ、物語を明るくリードした。
一方でときとして、年齢設定よりも幼く見えるのが気になった。カリスマが抱える孤独と虚無感。今一歩掘り下げた表現になれば、アイリーンに垣間見せるリラックスした素顔との対比が強調され、キャラクターに厚みが加わったに違いない。
課題とされている歌唱面では以前に比べて声量が安定し、努力の程がうかがわれる。ただ、いまだ「がんばって歌っている」漢字が強く、ロック歌手という設定には辛いものが残った。(後略)
マーキュリーズグループ1枚
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シヴァ、戦士、フィナーレのスター
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アレックス、月読
「LUNA」「BLUE MOON BLUE」評論
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大和悠河/ピート
マーキュリーズの中でも、一番現代っ子っぽいピートは好奇心が旺盛でついいろいろなものに集中してしまい、それ故にみんなから遅れを取ってしまうような男の子です。コメディータッチで、私にはいつも以上に、お芝居の間が難しいんですが、やっていてとても楽しいです。新人公演まではマミさんだけを見ていましたが、今後は全体を客観的に注目できますので、今まで見えてなかったものに気付けるかと思います。更にキャラクターを膨らませ、舞台に息づきたいですね。ショーはとても忙しく、後半は舞台裏を走り回っていますが、歌も多くて楽しいです。自分の中で役のイメージを広げてやるのが一番面白いですね。プロローグのセリ上がりからいつもの私とは違う感じになればよいと思い、表情など工夫しているんですよ。誘うような目線など意識してやっていますが、お客様を作品の世界に酔わせられるよう、今後は更にクサクいきたいですし、そんな技を身につけていきたいと思っています。
「LUNA」新人公演評(田川あかね氏)
大勢の立ち見客が詰め掛ける熱気の中、月組新人公演を見た。同期同士の主演コンビ、大和悠河、花瀬みずかは「黒い瞳」新人公演、バウ「十二夜」でも、組んだおなじみの顔ぶれ。「新人」の固さを感じさせず、安心して楽しめる方の凝らない作品に仕上がった。一方で「器用さ」のあまり、いささか優等生的でこじんまりと無難にまとめた感も。個人的なメンバーが顔を揃えているだけに多少荒削りでもはじけた舞台を期待していたので、少々物足りなかった。
主演を演じた大和はすでにバウホールの主演を二回こなし、新人公演の主演は4回目。場数を重ねた余裕の賜物か、のびのびと舞台を楽しむ様子には、みているこちらまで楽しい気持ちになった。なんといっても華があり、人気者のミュージシャンと言う役柄が似合っていた。持ち前の温かくナチュラルな魅力を舞台十二振りまきつつ、物語を明るくリードした。
一方でときとして、年齢設定よりも幼く見えるのが気になった。カリスマが抱える孤独と虚無感。今一歩掘り下げた表現になれば、アイリーンに垣間見せるリラックスした素顔との対比が強調され、キャラクターに厚みが加わったに違いない。
課題とされている歌唱面では以前に比べて声量が安定し、努力の程がうかがわれる。ただ、いまだ「がんばって歌っている」漢字が強く、ロック歌手という設定には辛いものが残った。(後略)