キウイフルーツの花

「キウイフルーツ」は今ではすっかりお馴染みの果物ですが、その花については
ご存じない方が多いのではないでしょうか？

そこで今日は「キウイフルーツの花」をご紹介します。
我が家のキウイは事情があって4年ほど前に枝を切ってしまった為に、一昨年まで花が咲かず、昨年は僅か５個の収穫があっただけです。
今年は20～30個の蕾がつき、その一部が咲き始めました。

下の写真はキウイフルーツの「雌花」の蕾です。
「雄花」も同じ形をしており、蕾の段階では区別がつきません。


下はキウイフルーツの「雌花」です。花の中央に白い雌しべがあります。
蕾の段階では雌雄の区別がつきませんでしたが、開花するとこの白い雌しべで判別できます。


これは「雄花」です。雌花にある白い雌しべはありません。
上の雌花と比較すればよく分かると思います


「キウイフルーツの栽培方法」
　キウイの栽培には雌木と雄木が必要です。
　植えるときには雌雄２本を買ってください。
　私は「雌木」に「雄木」を芽接ぎして1本で育てています。

　私の栽培方法を簡単に書いておきます。
・「剪定」　１２月～１月に冬剪定を行います。
　　　　　　　（2月下旬に剪定すると樹液が切口から出てきて樹体を弱らせます。）
　　　　 　　 6月～7月に夏剪定を行います
・「肥料」　１月に、幹から1ｍ程のところを四ケ所堀り、市販されている寒肥を入れ
　　　　　　　ています。
・「受粉」　開花したら雄花の花粉を雌花に人工受粉します。
・「摘果」　 開花後30日～50日で収穫果実の80％くらいの大きさになります。
　　　　　　  沢山花が咲いたときには、長果枝で3～4個、短果枝で2個を目安に摘果
　　　　　　  します。中央を残すように枝の基部、先端の順に摘果します。
・「収穫」  11月頃、霜の降りる前に収穫します。