らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ジグソーパズル

2017-11-12 | 趣味

小学校3年生の孫娘が幼稚園年長組の頃、日本地図のパズルで遊んでいました。
47都道府県の県境の境界線を切り離したものを地図上に当てはめていくものですが、これが子供には結構面白かったようです。
大人は都道府県の所在地が分かっているので比較的簡単ですが、子供にはその知識はなく、都道府県の形で判断して当てはめます。
最初は苦労していましたが、数回すると覚えてしまいます。都道府県の場所を覚えさせるには最適なパズルのように思いました。
現在は「人生ゲーム」に凝っており、現金の元締めの銀行役を手放しません。
このゲームでは加減算の計算に役立っているようです。

さて、パズルと言えば、ジグソーパズルがあります。
モナリザの絵柄などは有名ですが、最近では色々なものが造られています。
世界地図や世界の風景、犬や猫の写真、干支、花など多岐に亘って販売されています。
でも、なぜジグソー(糸のこ)と言うのでしょうか?
今日はジグソーパズルについて調べました。

ジグソーパズルは1760年頃にイギリスの地図製作者が考案したとされています。
地図を木の板に貼り、国などの境界線に沿って切り離したもので、子供に地理を教える教材でした。
当時は「解体地図」と呼ばれて、大変高価だったようです。
その後、複雑な形に切るため糸のこぎり(ジグソー)が導入され、より複雑なカットができるようになりました。
この糸のこぎり(ジグソー)が由来となってジグソーパズルと呼ばれるようになったそうです。

現在のように厚紙製のものは1900年代に入って登場しました。
特に世界恐慌が1929年に始まると、安価で繰り返し遊べるため、アメリカなどで大人にも大流行したそうです。

日本で広まるきっかけは1974年に東京国立博物館で開かれた「モナリザ展」です。
玩具製造販売「やのまん」などがモナリザの絵柄のジグソーパズル(750ピース)を輸入すると大ヒットとなり、最初に輸入した2万個は4日間で売り切れたそうです。
しかし、モナリザ以外の輸入ジグソーパズルは絵柄的にもそれ程日本人に受け入れられませんでした。

そんな中、登場したのが国産ジグソーパズルです。
富士山や金閣寺など日本の風景が中心でしたが次第に日本市場に浸透していきました。
優秀な日本の技術によって品質、絵柄のバリエーションなど、 日本人の気質にあった商品が世に送り出され、日本でもジグソーブームがやってきました。
ただし、欧米の普及と日本のそれとは明らかに違い、欧米では繰り返し組んで遊ぶ娯楽として普及したのですが、日本では一度組んで完成されたパズルは奇麗に飾っておきたいというインテリア指向のホビーとして花開いたということです。

現在では素材も多様化し、立体や球体のパズルも登場しているそうです。
私のような高齢者にはボケ防止に良いかも知れませんね。


「お詫び」
  いつも当ブログにアクセスいただきありがとうございます。
  所用のため、明日から1週間程度ブログの書き込みを休ませていただきます。(少し長引くかも知れません)

 

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1 コメント

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モナリザの微笑 (iina)
2017-11-13 09:04:46
ジグソーパズルが日本で流行るさきがけは、モナリザ絵柄でしたか。
いまは、相当数の絵柄がいろいろなお店で売られています。

iinaも、文字をデザインした「モナリザの微笑」をブログにしています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/ff6d351f216c419ae457cb211385548a


らいちゃんのブログが、しばらくお休みとは寂しくなります。
iinaの方は、旅の記事が長引いてしまったため、繰り延べしていたものを順次投稿していくつもりです。
もちろん、笑撃と誤変換をはさみながら進めます。



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